劇場公開日 2007年1月20日

ディパーテッドのレビュー・感想・評価

全99件中、1~20件目を表示

3.5これはこれで

2013年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

本家の「インファナル・アフェア」の大ファンなので「どうせ、あれほどの映画ではないだろう」と 期待せずに観たが、なかなかどうして、これはこれで面白かった。
まったくの焼き直しではなく、ストーリーや人物の相関も少し異なっていて、また何より配役が主役コンビをマット・デイモン、レオナルド・ディカプリオ(若い!)、それらの親分(上司)をマーティン・シーン、ジャック・ニコルソンが演じることにより、本家の雰囲気は残しつつ、空気の異なる映画になった。
しかしやはり、この脚本はドキドキして面白いな!

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momokichi

5.0Perhaps, the Film of the Decade

2020年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館、VOD

楽しい

興奮

萌える

For its multi-intersection spiral story, quick and sharp editing and clever camera angles, high-stakes tension and startling action, and performances on the edge of the human condition--The Departed is a perfect film. Fourteen years of re-watching it, I still pick up more details from its dense story. You can miss a lot with one blink in The Departed--that's what a classic is supposed to be.

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Dan Knighton

4.5潜入捜査官の鬼気迫る胸の内を、ディカプリオが熱演。

2025年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

香港映画「インファナル・アフェア」のリメイクで、
ボストンに住むのアイルランド人系の地域に場所を移して、
マーティン・スコセッシ監督がメガホンを取りました。
ギャングの手下から警察官になった男をマット・デイモン。
警官からギャングとしてスパイ活動を命じられた男がレオナルド・
ディカプリオ。
ギャングの親分のコステロをジャック・ニコルソンが演じました。

ラスト近くにマット・デイモンがディカプリオの警察官としての存在を
コンピューターで削除するシーン。
まざまざと、存在を消される恐怖が迫ってくる。
ディカプリオが潜入捜査官だと知っているのは上司が2名のみ。
(そのうちの一人は殺されてしまったですから)
(多分ディカプリオは、自分が消される運命だ分かるシーンだ)

“インファナル・アフェア“この題名の意味は【無限地獄】で、
この映画のタイトル「ディパーテッド」の意味は、
「死んでいった奴ら」とか「逝ってしまった野郎たち」だとか。
字幕では「死者」と簡単に訳されている。
どちら含蓄のある深い題名。

ディカプリオの怯えた表情と極度ストレスによる不眠やイライラ。
マット・デイモンは警察権力を自身の後ろ盾と信じていて、
迷いがないから、冷酷極まりない。
2人が実に若々しいです。
18年前の映画だからディカプリオは30歳そこそこ。
マットは36歳位です。
ディカプリオはまだ美青年の面影があるし、
マット・デイモンも青二才・・・の雰囲気。
名優マットもまだ若い。この映画では、深みも凄みもまだまだ薄い。
マットの捜査の妨害は、甚だしく
逮捕のタイミングで、「待機しろ!!」
コステロの尾行を、「尾行は中止だ‼️」とか、
マットが一番に疑われそうだが、警官は“全てが怪しい“
“誰も信じらない“
その疑心愛機に陥って、
ラスト展開は、“殺しのドミノ倒し”“やられたら、やり返す“
殺しの連鎖で、さすがにおったまげた!!
ラスシーンの混乱は目を覆うばかり。
インパクト的には強烈なラストです。

これでは誰も居なくなるではないか?

2006年公開映画で、アカデミー賞作品賞を受賞した。
作品賞にふさわしいと感じました。
監督もですが、説明の少ない脚本と展開の早い編集。
特に編集のチカラはとても大きいと感じました。
そしてもちろん出演者・撮影・音楽ほか全てのスタッフの
チームワークですが。

潜入捜査官を描いた映画として「レザボアドッグス」に
近いのではないでしょうか?
「潜入捜査官」の危険度がMAXな所。
「ディパーテッド」はギャングと警察の両面を描いているのに対して、
「レザボアドッグス」はギャングの視点を貫いている。
作品に似た匂いを感じました。

2度めの鑑賞で10数年ぶり。
見始めたら緊迫感の虜になり深夜まで一気見。
なかなか自宅では珍しいほどの集中が出来る凄い作品でした。

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琥珀糖

3.5人狼ゲーム映画NO1

2024年11月12日
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ギャングに潜入した警察官と、警察に占有したギャングの話

お互いの立場から裏切り者を探し合う心理戦
二つのグループで行われる人狼ゲーム
そして2人が同じ女性を好きになり、お互い素性を偽りながら全く逆の立場で関係を続けていく

2人が実際に接触するシーンは少ないけど、常に頭のどこかで顔のわからないお互いを意識している

ハイライトは様子を伺うあまり無言で切れる電話のシーン

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真平

3.5犯罪サスペンスの傑作だ。

2024年11月9日
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フランク・コステロはホワイティ・バルジャー、コリン・サリバンはジョン・コノリー捜査官がモデル。バルジャーがボスだったウィンターヒル・ギャング(米国史上最も成功した犯罪組織の1つ)を参考にしている。

これだけだと、『ブラック・スキャンダル』と同じ。だが、香港映画『インファナル・アフェア』のリメイクをベースに、米国で実在の人物等を参考にしたので、リメイク元を知らずとも、ハリウッド色が強い別物として、普通に鑑賞できる。

ディカプリオ、デイモン、ニコルソンなど、素晴らしいアンサンブル演技だ。長すぎる嫌いもあるが、大部分は飽きることが無く、リアルなタッチで最後まで楽しめる。

裏社会しか無かった者たちの運命を、乾いた雰囲気で描き切っている。ストーリー展開の見事さにも、おおいに関心する。非常にタフな映画だし、これは面白い。犯罪サスペンスの傑作だ。

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瀬戸口仁

4.0インファナル・アフェア見返そう

2024年10月9日
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鑑賞方法:VOD

インファナル・アフェア昔見たんだけど忘れちゃってたから新鮮に楽しめた。何よりディカプリオとマット・デイモンだもん。好きな俳優揃ってて見ないわけに行かない。最後クレジット見てたらブラピの会社でびっくりした。

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女子高生

5.0面白い

2024年9月26日
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大好き。ディカプリオとマット・デイモンの顔は永遠に見てられる。2人の電話シーンなんて息を呑んだ。

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ハルカ

4.0さすがのディカプリオ

2024年8月19日
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鑑賞方法:VOD

リメイクものだけど、さすがのディカプリオ。
マフィアに潜入する警察官と、警察に潜入するマフィア。
そろそろもう一回リメイクしても良い頃だと思う。

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mar

4.5戦慄

2024年7月27日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

今夜(2024/07/27)観ました。

ケチのつけどころは長すぎる点のみ。マーティン・スコセッシ監督らしい。バイオレンスをふんだんに散りばめたクライムサスペンス映画です。
展開が二点三点するので、集中力が必要でかなり疲れますが、クライマックスで必ず報われるので頑張って下さい(笑)

スパイ、ネズミ、覆面、裏切り者、嘘つき…。色んな呼称がありますが、観れば見るほど疑心暗鬼に陥ります。

問題を抱えたディカプリオ、立ち回り方が上手いデイモン、始終ギラギラしているニコルソンらの腹の探り合いが堪りません。

『グッドフェローズ』、『カジノ』、『キラーオブザフラワームーン』等々、スコセッシにくびったけなら観なきゃダメです‼️😤是非ご覧ください💪💢

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蜷川吝塀

3.0新宿ミラノ座で鑑賞

2024年7月25日
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鑑賞方法:映画館

ディカプリオ、マット、マーク
みんな同じ顔に見える

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ムーラン

3.0湿度5%の騙し合い

2024年5月7日
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興奮

インファナル・アフェアと違い情感が無く、カラッとした仕上がり。激しい音楽と汚いワードが流れ続ける2時間半。これはこれで個人的にはアリでしたし、スコセッシはあまりヤル気無かったみたいですが、彼の作品群の中では好きな部類に入ります。
そして何よりディカプリオ。彼の得意分野なのか、常に緊張感を纏いながら追い詰められていく様は迫真で、物凄く説得力がありました。同年のブラッド・ダイヤモンドの彼の演技も良かったですが、自分の中ではディパーテッドの彼の演技の方が好きですね。

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吠えない狼

5.0タイトルなし

kさん
2024年4月26日
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鑑賞方法:VOD

ミスターフレンチが怖すぎる。
ネズミ探しでビリーが単独で呼ばれた時、真正面に座ったフレンチがビリーをガン見してるシーンが特にw
チビるわこんなんw

ビリーのラストシーンも最高。
突然すぎて、エレベーターのガチャンガチャンあたりでようやく理解・・したくない事実を理解してしまう。衝撃的すぎる。

BGMも最高。中だるみも無く、繰り返し見たくなる傑作。

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k

3.5電話の出方

2024年4月21日
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アメリカンになると枯れた感じが薄れます。元作品のモールスの味わいが懐かしくなります。屋上もあまりクールじゃない。

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Ironout22

3.5『ダブルフェイス』と比較するとストーリーや人物の深みが足りない

2024年4月20日
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鑑賞方法:VOD

原作未鑑賞。今作は、原作が同じ日本のドラマ『ダブルフェイス』と比較すると、ストーリーや人物描写など、全体的が深みが足りない印象だった(尺の問題もあるが)。特に主演の2人の生い立ちにそれを感じる。『ダブルフェイス』では、主演の2人が警察官とヤクザで一見すると対照的な2人だが、恵まれない環境で育ち正義漢という、根底の部分がとても似ていた。また、ヤクザのボスに拾われて親代わりに育てられた男が、自分がやっていることに疑問を感じ、最終的に自分のボスを殺すことになる葛藤も表現されていた。そういった要素がストーリーに深みをもたらしていたが、今作ではあまりそれが感じられず、軽い印象になっている。

他にも、警察と犯罪組織による駆け引きの緊張感や舞台となる場所の華やかさ、天候による主演2人の心境の表現、テーマ曲など、全体的に『ダブルフェイス』の方が数段上の出来栄えという印象を持った。

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根岸 圭一

3.060点

2024年4月18日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

難しい

映画評価:60点

ストーリーも展開も良かった。
ただディグナムがムカつく。

Matt Damonとレオナルド・ディカプリオも、
とても良い演技だった。
マフィアに潜入する事の苦しさが、
ヒシヒシと伝わってきました。

うまく逃げても、顔が割れてるから
いつ何処でマフィアに報復されてしまうか
一生ビクビクしながら生きないといけない。

マフィア側に潜入捜査した時点で、
もう人生詰んだんだなぁと、この作品を通して
否応なしに感じました。

本当にディグナムがムカつく。

他にも細かいツッコミはありますが、
THE・ハリウッドって感じで大雑把に見てれば
特に気にならないですし、
まだ観たことない方は是非観てみて下さい。

【2024.4.17観賞】

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まぁと@名作探検家

4.0ある人物が死んでからが本番

2024年3月31日
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楽しい

興奮

以前観たのに内容を忘れていたので再鑑賞。
スリリングで引き込まれる展開、最後の最後まで目が離せない。

ディカプリオとマット・デイモンで悩めるヒロインが羨ましくて死ぬ。

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はりぷ

3.0うーん…微妙

2024年3月3日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

まず幼少からダブル主演の二人の生い立ちが分かりにくい
いやマット・デイモンは分かるのだけど、レオ様に限っては「居た?」ってレベル
展開的にも、全てが浅く感じて想定の範疇で進んでいく
分析医の女医との絡みも取って付けたようなロマンスだし
レオ様はあんなに苦悩して葛藤しているはずなのに、まあお顔がキレイで苦しみが伝わらない
ジャック・ニコルソンの怪演だけが、心の拠り所でした

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まんぞう

3.0極秘任務の大変さ難しさが描かれている。 レオナルド・ディカプリオの...

2024年1月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

極秘任務の大変さ難しさが描かれている。
レオナルド・ディカプリオの辛そうな顔が印象的。

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Don-chan

4.5ネズミたちの悲話

2023年11月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

興奮

恥ずかしながら、最初に観た時(2007年頃)は香港映画「インファナル・アフェア」が下敷きだと知らず、オリジナルより先に見てしまった。

だから、なのかは分からないが、
良い意味ですごい衝撃を受けたのを今も鮮明に思い出す。
その後、オリジナルを見たあとでも、この作品に対する愛着はまったく色褪せることはない。
複数回視聴に耐えうる良作だと思う。

マット・デイモン、レオナルド・ディカプリオがダークな色気を発散しているだけでなく、
マーティン・シーン、マーク・ウォールバーグのキャラ設定・演技もすごく良い。
ジャック・ニコルソンはじめとするギャングの皆さんも怖さとゆるさの適度なバランス設定が素晴らしい。

唯一、ヴェラ・ファーミガ演じる女医さんだけは、設定や人物像について大きな『?』がついてしまう。
真面目なのか、貞操観念緩めなのか、どちらの男性を愛してるのか、よく分からなかった。

現実世界はそういうものかもしれませんが(笑)

潜入捜査官vs.潜入ギャング、お互いの組織にいっぱい居すぎて訳がわからなくなっているのも、風刺が効いて面白い。国同士のスパイもそうなんでしょうね。

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Haihai

4.0やはりスコセッシ、テンポと演出の鬼

2023年11月16日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

難しい

俳優達の良さは言わずもがな、やはりジャックニコルソンの演技(顔芸)は笑ってしまうほど恐ろしい。
マークウォールバーグの嫌味ったらしさは憎めない。何故か好きな映画に出てるんだよなあ。
序盤はテンポが良すぎてそれぞれの思惑が複雑に絡み合い頭が混乱したが、退屈になりそうなところをキメる演出で面白さに拍車がかかり、後半気づけば構図は分かりやすくなっていてすんなり頭に入ってくる。
ラストも"ある意味"どんでん返され返されもはや笑ってしまった。
しんみりし過ぎず気の利いたオチにはニッコリです。

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ezio