ディパーテッドのレビュー・感想・評価
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Perhaps, the Film of the Decade
For its multi-intersection spiral story, quick and sharp editing and clever camera angles, high-stakes tension and startling action, and performances on the edge of the human condition--The Departed is a perfect film. Fourteen years of re-watching it, I still pick up more details from its dense story. You can miss a lot with one blink in The Departed--that's what a classic is supposed to be.
人狼ゲーム映画NO1
ギャングに潜入した警察官と、警察に占有したギャングの話
お互いの立場から裏切り者を探し合う心理戦
二つのグループで行われる人狼ゲーム
そして2人が同じ女性を好きになり、お互い素性を偽りながら全く逆の立場で関係を続けていく
2人が実際に接触するシーンは少ないけど、常に頭のどこかで顔のわからないお互いを意識している
ハイライトは様子を伺うあまり無言で切れる電話のシーン
犯罪サスペンスの傑作だ。
フランク・コステロはホワイティ・バルジャー、コリン・サリバンはジョン・コノリー捜査官がモデル。バルジャーがボスだったウィンターヒル・ギャング(米国史上最も成功した犯罪組織の1つ)を参考にしている。
これだけだと、『ブラック・スキャンダル』と同じ。だが、香港映画『インファナル・アフェア』のリメイクをベースに、米国で実在の人物等を参考にしたので、リメイク元を知らずとも、ハリウッド色が強い別物として、普通に鑑賞できる。
ディカプリオ、デイモン、ニコルソンなど、素晴らしいアンサンブル演技だ。長すぎる嫌いもあるが、大部分は飽きることが無く、リアルなタッチで最後まで楽しめる。
裏社会しか無かった者たちの運命を、乾いた雰囲気で描き切っている。ストーリー展開の見事さにも、おおいに関心する。非常にタフな映画だし、これは面白い。犯罪サスペンスの傑作だ。
インファナル・アフェア見返そう
インファナル・アフェア昔見たんだけど忘れちゃってたから新鮮に楽しめた。何よりディカプリオとマット・デイモンだもん。好きな俳優揃ってて見ないわけに行かない。最後クレジット見てたらブラピの会社でびっくりした。
戦慄
今夜(2024/07/27)観ました。
ケチのつけどころは長すぎる点のみ。マーティン・スコセッシ監督らしい。バイオレンスをふんだんに散りばめたクライムサスペンス映画です。
展開が二点三点するので、集中力が必要でかなり疲れますが、クライマックスで必ず報われるので頑張って下さい(笑)
スパイ、ネズミ、覆面、裏切り者、嘘つき…。色んな呼称がありますが、観れば見るほど疑心暗鬼に陥ります。
問題を抱えたディカプリオ、立ち回り方が上手いデイモン、始終ギラギラしているニコルソンらの腹の探り合いが堪りません。
『グッドフェローズ』、『カジノ』、『キラーオブザフラワームーン』等々、スコセッシにくびったけなら観なきゃダメです‼️😤是非ご覧ください💪💢
湿度5%の騙し合い
インファナル・アフェアと違い情感が無く、カラッとした仕上がり。激しい音楽と汚いワードが流れ続ける2時間半。これはこれで個人的にはアリでしたし、スコセッシはあまりヤル気無かったみたいですが、彼の作品群の中では好きな部類に入ります。
そして何よりディカプリオ。彼の得意分野なのか、常に緊張感を纏いながら追い詰められていく様は迫真で、物凄く説得力がありました。同年のブラッド・ダイヤモンドの彼の演技も良かったですが、自分の中ではディパーテッドの彼の演技の方が好きですね。
タイトルなし
ミスターフレンチが怖すぎる。
ネズミ探しでビリーが単独で呼ばれた時、真正面に座ったフレンチがビリーをガン見してるシーンが特にw
チビるわこんなんw
ビリーのラストシーンも最高。
突然すぎて、エレベーターのガチャンガチャンあたりでようやく理解・・したくない事実を理解してしまう。衝撃的すぎる。
BGMも最高。中だるみも無く、繰り返し見たくなる傑作。
『ダブルフェイス』と比較するとストーリーや人物の深みが足りない
原作未鑑賞。今作は、原作が同じ日本のドラマ『ダブルフェイス』と比較すると、ストーリーや人物描写など、全体的が深みが足りない印象だった(尺の問題もあるが)。特に主演の2人の生い立ちにそれを感じる。『ダブルフェイス』では、主演の2人が警察官とヤクザで一見すると対照的な2人だが、恵まれない環境で育ち正義漢という、根底の部分がとても似ていた。また、ヤクザのボスに拾われて親代わりに育てられた男が、自分がやっていることに疑問を感じ、最終的に自分のボスを殺すことになる葛藤も表現されていた。そういった要素がストーリーに深みをもたらしていたが、今作ではあまりそれが感じられず、軽い印象になっている。
他にも、警察と犯罪組織による駆け引きの緊張感や舞台となる場所の華やかさ、天候による主演2人の心境の表現、テーマ曲など、全体的に『ダブルフェイス』の方が数段上の出来栄えという印象を持った。
60点
映画評価:60点
ストーリーも展開も良かった。
ただディグナムがムカつく。
Matt Damonとレオナルド・ディカプリオも、
とても良い演技だった。
マフィアに潜入する事の苦しさが、
ヒシヒシと伝わってきました。
うまく逃げても、顔が割れてるから
いつ何処でマフィアに報復されてしまうか
一生ビクビクしながら生きないといけない。
マフィア側に潜入捜査した時点で、
もう人生詰んだんだなぁと、この作品を通して
否応なしに感じました。
本当にディグナムがムカつく。
他にも細かいツッコミはありますが、
THE・ハリウッドって感じで大雑把に見てれば
特に気にならないですし、
まだ観たことない方は是非観てみて下さい。
【2024.4.17観賞】
うーん…微妙
まず幼少からダブル主演の二人の生い立ちが分かりにくい
いやマット・デイモンは分かるのだけど、レオ様に限っては「居た?」ってレベル
展開的にも、全てが浅く感じて想定の範疇で進んでいく
分析医の女医との絡みも取って付けたようなロマンスだし
レオ様はあんなに苦悩して葛藤しているはずなのに、まあお顔がキレイで苦しみが伝わらない
ジャック・ニコルソンの怪演だけが、心の拠り所でした
ネズミたちの悲話
恥ずかしながら、最初に観た時(2007年頃)は香港映画「インファナル・アフェア」が下敷きだと知らず、オリジナルより先に見てしまった。
だから、なのかは分からないが、
良い意味ですごい衝撃を受けたのを今も鮮明に思い出す。
その後、オリジナルを見たあとでも、この作品に対する愛着はまったく色褪せることはない。
複数回視聴に耐えうる良作だと思う。
マット・デイモン、レオナルド・ディカプリオがダークな色気を発散しているだけでなく、
マーティン・シーン、マーク・ウォールバーグのキャラ設定・演技もすごく良い。
ジャック・ニコルソンはじめとするギャングの皆さんも怖さとゆるさの適度なバランス設定が素晴らしい。
唯一、ヴェラ・ファーミガ演じる女医さんだけは、設定や人物像について大きな『?』がついてしまう。
真面目なのか、貞操観念緩めなのか、どちらの男性を愛してるのか、よく分からなかった。
現実世界はそういうものかもしれませんが(笑)
潜入捜査官vs.潜入ギャング、お互いの組織にいっぱい居すぎて訳がわからなくなっているのも、風刺が効いて面白い。国同士のスパイもそうなんでしょうね。
やはりスコセッシ、テンポと演出の鬼
俳優達の良さは言わずもがな、やはりジャックニコルソンの演技(顔芸)は笑ってしまうほど恐ろしい。
マークウォールバーグの嫌味ったらしさは憎めない。何故か好きな映画に出てるんだよなあ。
序盤はテンポが良すぎてそれぞれの思惑が複雑に絡み合い頭が混乱したが、退屈になりそうなところをキメる演出で面白さに拍車がかかり、後半気づけば構図は分かりやすくなっていてすんなり頭に入ってくる。
ラストも"ある意味"どんでん返され返されもはや笑ってしまった。
しんみりし過ぎず気の利いたオチにはニッコリです。
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