「所変われば。」ディパーテッド Noriさんの映画レビュー(感想・評価)
所変われば。
「インファナル・アフェア」、時・人・場所が変わるとだいぶ趣きが変わるものなのですね。
アメリカ、銃がその生活に所与のモノとしてある社会でのドンパチ、演出もあいまって、リアルに死が身近にあること、肌で感じる。
何処の馬の骨がいるか分からないビルに侵入するとか、怖くてしたくないですもん。香港以上に。
元ネタを知っているので展開は大体分かっているはずなのに、結構防御反応を示してしまいました。
ラスト、あの人物が…という描写、人間の捉え方がうまい!
俳優陣、特にジャック・ニコルソンのマッドさ、この作品の質を数段高い所に押し上げているな、と脱帽です。
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