劇場公開日 2025年12月13日

「今年最も心に残る映画」これからの私たち All Shall Be Well 江川知弘(作家)さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 今年最も心に残る映画

2025年12月8日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

癒される

大切な人と過ごした何気ない日常のすべてが、こんなにも美しかったと気づかされる。けれど、死がふたりを分かつとき、そこに生まれたのは差別と法律という冷たい壁。わかってほしいと願っても、その想いは届かず、ただ虚しさだけが残る。ただ悲しむ人のそばに、静かに寄り添ってくれるだけでいい。そんな優しさのかたちをこの映画は私たちに教えてくれる。今年最も心に残る映画だった。

江川知弘(作家)