劇場公開日 2025年12月13日

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「ウマ年の年賀状😎」落語家の業 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 ウマ年の年賀状😎

2025年12月22日
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鑑賞方法:映画館

快楽亭ブラック師匠
なんと、二代目。
初代がいたことはあとあと知ることに。

このドキュメンタリー映画は
ブラック師匠のどんな状況もネタにしてしまおうとする強欲な芸人の性(サガ)を紹介したものである。
落語協会から脱退した立川流で、なおかつ談志に破門され、フリーとなり、軒並み普通の演芸場は出禁。しかし、タダの破天荒な破滅型の芸人ではない。

2004年には横浜にぎわい座で高座を何回か鑑賞。
とにかく、声がデカい。
古典も抜群にうまい。
そうしたら、
2005年10月にはTBSラジオ収録中に急性大動脈解離発症。
天罰?
助かってよかったものの、
アシスタントだった小林麻耶に膝枕で介抱してもらっただの、麻耶ちゃんのお尻のような白い桃の缶詰をお見舞いにもらう約束がまだ果たされていないなど、厨二並みのくすぐり。
転んでもただでは起きぬ。
大病のお陰で、日活ロマンポルノ女優との間の第一子のももと17年ぶりの再会と相成り、孫の顔も見れた。
2006年に発行された放送禁止落語大全の2巻は我が家の家宝である。
その後、お江戸日本橋亭にも何回か通って、手渡し販売の禁演アングラ落語CDを何枚か購入。
なんといってもイメクラ五人廻しは名作中の名作。
2014年の大須演芸場の席亭の家賃滞納による差し押さえ強制執行がトリの演目中に行われ、前もって、執行官が入ってきたら、待ってましたと拍手で迎えようと客と申し合わせるところなんかは悪ノリ根性全開である。撮影は鈴々舎馬るこ。
2020年には最後の弟子ブラ坊が元カノのアソコがガバ〇バだったと洩らしたのを高座のネタにしたことから、元カノから名誉棄損罪で訴えられ、裁判で30万の慰謝料支払いが確定した。
しかし、2021年有馬記念でなけなしの30万を単賞エフフォーリア(2.1倍)につぎ込んで、翌日見事的中させたというかなり負けず嫌いな一面も。
来年のウマ年の年賀状にするつもりで、トークショーのあとに師とのツーショットを撮ってもらった😎
ありがとう。
Tシャツも買いましたよ。

カールⅢ世