劇場公開日 2025年12月26日

「韓国らしい笑いと胸熱な友情」大命中!MEは何しにアマゾンへ? kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 韓国らしい笑いと胸熱な友情

2025年12月30日
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鑑賞方法:映画館

リュ・スンリョンとヨム・ヘランが夫婦役ってだけで面白く見えてしまうんだから、この2人の存在感はすごい。
アマゾンの奥地でアーチェリーの監督をするよう命じられた男を描いた本作。弓の名手である原住民の男たちをスカウトしてアーチェリー代表チームを結成して世界大会でメダルを取るというミッションに挑む。原住民の描き方はこれで大丈夫なのか?と少し不安になるが、基本的にはおふざけコメディだから仕方ない。
金の採掘を巡る利権が絡んでいたりするが、基本的には原住民たちと監督との文化の違い、コミュニケーションの食い違いをネタに笑いを作る流れ。ヨム・ヘラン演じる妻の怖さに怯えるリュ・スンリョンという構図がやはり面白い。それでも最後にはアーチェリーの大会でスポーツものっぽい展開が待っていたりする。男たちの熱い友情が待っていたりするとそれだけで胸が熱くなるんだから困ったもんだ。思ったよりも楽しんでしまった。
原住民たちが韓国に来て、食事の文化が違うことを描くのも韓国映画っぽい。一堂に介して皆で食事を取るシーンは人間関係の親密さをうまく描写するシーンだった。

kenshuchu
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