「不満パフォーマンスの実践。」アフター・ザ・ハント そろそろだな。さんの映画レビュー(感想・評価)
不満パフォーマンスの実践。
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「今時の若者は、」とレッテルを貼る先生陣の下で、自分を押し殺して生きてきたことを自覚する学生マギーは、ハンクの煽りに導火線に火がつく。そして教授アルマを慕う学生マギーはホームパーティーでアルマと同僚ハンクの間の過去を知り、それをネタにアルマへの距離を縮めようと画策する。
アルマとの距離を縮めようとしたものの、アルマには簡単に懐に飛び込ませることができない理由が。冒頭のホームパーティで交わされるキーワード「不満パフォーマンス」と、互いを言葉で傷つけ合うスリリングな展開に引き込まれた。
入院を経て5年後に切り替わるラストシーン。その転換にÉ Preciso Perdoar。どうして許せたのかは不明。なぜ問題起こした教授が学部長になったかは不明。だけど、この曲を使うことで、個人的にはほっくりしてしまった。
ルカの作品に欠かせない音楽演出。今作品もビンビンきてます!
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