「英語タイトルの方が本作品を的確に表している」恒星の向こう側 Bigcatさんの映画レビュー(感想・評価)
英語タイトルの方が本作品を的確に表している
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東京国際映画祭の上映作品として鑑賞しました。
評価は人により別れる作品かと思います。
印象的な場面や難しい心理の描写など、優れたシーンも多数ありましたが、恐縮ながら私にはあまり合わなかったです。
本作品の主要テーマのひとつと思われる、ミチの母が病気の治療を拒む背景・理由について、私には終幕まで十分には明らかにならなかったように感じました。そのため、全体のストーリーにも共感しづらかったです(あくまでも個人的に、ということです)。
また作品タイトルですが、英語のEchoes of Motherhoodの方がより本作品内容を的確に表していると思いました。
日本語の方のタイトルの方はおそらく、ミチと彼女の母との間の心理的隔たりの大きさを詩的に表したものではないかと推測します。作品観賞後にはうまい表現だと思いましたが、何か少しはSF的な展開がある作品なのかと勘違いしてしまったのは正直なところです。
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