「前作以来、兄妹への思い入れが強かった分面白く感じたのかも」ブラックフォン 2 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
前作以来、兄妹への思い入れが強かった分面白く感じたのかも
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グラバーは前作で死んだので、今作では実体のない亡霊?の様な存在。
今作も自信を持ってイーサン・ホークが演じていると言えないうっすら感で鑑賞者が遊ばれているかの様w
グラバーだけでなく被害に遭った子供達も妹ちゃんのグウェンの夢の中でのみ現れる「エルム街の悪夢」や「シックスセンス」チックだが、実体のある人間よりも遥かに難敵な亡霊や悪魔に勝てるのは結局家族愛や周囲が力を合わせて立ち向かうこと以外はない、というベタな展開ではあるが、妹ちゃんが可愛く成長してくれており全てを許せてしまい、観終わった後には爽快感しかない。
とどのつまり家族の再生物語なのだが、母親の死の秘密やWBH(ワイルド・ビル・ヒコック/実在したガンマンと同じ名前だそう)との因縁、未だ遺体が見つかっていない被害者たちの捜索、妹ちゃんの淡い初恋など盛りだくさんで飽きさせない作りが良かった。
グウェンちゃんのとても文章で書けないほどのお下品な毒舌は相変わらず最高の切れ味w
マスタングさん!も素敵な女性で監督の面喰い度合いが伝わるキャスティングも良いと思いました。
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