「フレディもびっくり」ブラックフォン 2 クラさんの映画レビュー(感想・評価)
フレディもびっくり
不気味マスクの殺人鬼、グラバーが亡霊となって蘇る…ってそれを言い出したらもはや何でもありじゃ無いか…なんて言うのも禁句なのか。実体が無いにも関わらず物理攻撃が出来る為もはやチート状態だが、あちらが触れるのならこちらも触れられるという活路もある。流石に相手を無敵キャラにしない辺りはやや親切だ。
前作ではそれ程印象の無かった妹に焦点を当てた物語となり、グラバーとは過去にまで遡ってある共通点があると言う中々の展開である。…それにしても、2人とも大きくなったものだ。「ミーガン2.0」でもキャストが同じだった為同じ事を思ったが、子供の成長は早いと言うのが良く分かる。
前作では一応グラバーは死亡したが、"地獄"を経験した彼にはあるルーツがあり、その場所にあの兄妹が自ら赴くと言う形になる。…やめておけば良いものを…とも思うが、前作からトラウマを抱える2人が自分自身と対峙しながらグラバーの奥を探るというもので、ホラー描写だけで無くサスペンスとしても前作同様に見応えがあり、新しい展開だが相変わらずの世界観で安心した。スコット・デリクソン監督の過去作、「フッテージ」でも描かれた、過去の描写をザラついた映像で表現するシーンはどこか情緒があり好きなのだが、結構そのシーンのグロ度が高めとなっている。前作はさほどグロに振ったシーンが無かった為、前作のライトなホラーとは少しテイストが違う様に思えた。
やや口の悪い妹のシーン含めて、クスッと出来る描写もあるが、グラバー自身もスケート靴を履いて氷上を駆け回るなど、アグレッシブな動きを見せる為、恐怖度や不気味さは少なくなった様にも見えたが、コミカルさが垣間見えて面白い。このままいくと「エルム街の悪夢」のフレディの様なキャラクターになりそうだが、同じ夢を駆ける存在として共演の未来もあるのだろうか…?
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