「Gracier」ブラックフォン 2 ブレミンガーさんの映画レビュー(感想・評価)
Gracier
前作の密室空間での恐怖体験が中々のものだったのもあり、はたして続編は必要だろうか?と思いながら事前情報をなるべく入れずにフラットな状態で鑑賞。
んーやっぱり続編いらないんじゃない?ってなりました。
この作品が別タイトルかつ1本の作品としてならばまだ楽しく観れたと思うんですが、続編らしい繋がりがそこまでなく、なんならジャンルもガラッと変わってしまっていたので、よくあるグロありホラーに落ち着いてしまっていたなという印象です。
黒電話を使っての協力プレイで立ち向かう前作と比べるとどうしても大味だなぁって感じでした。
前作でヴィランのグラバーはぶっ殺してしまっているので、どう復活させるのかなーと思ったら夢遊病という症状につけ込んでヌルッと復活しやがったのでこの時点で若干萎えていました。
ただ前作から成長したフィニーとグウェンの関係性は中々良いなと思いました。
そこからグウェンの夢遊病に出てくる子供達や母親の真相の死を突き詰めるためにキャンプ地へ向かう流れになるのですが、面白いくらいグウェンの口が悪く、ボロッカスに管理人的な人を罵倒していくので思わず笑ってしまいました。
キャンプ地で夢遊病の症状は悪化し、体にも異常が起こりだすし、フィニーにも過去の黒電話の出来事が蘇っていき、グラバーが本格参戦し出してきてさぁどうなるという展開はもうミステリーのかけらはほんの僅かで、能力もののような感じで観ざるを得ませんでした。
軸に黒電話を置きつつ、進行はしていってくれるので、まだストーリーとしては観れるんですが、やっぱこの手のジャンルにしてはちょっと間延びしてるんだよなぁと逐一思ってしまいました。
グラバーがやりたい放題になっているのもあって、完全に嫌がらせマシーンと化しているのも中々にタチが悪いので思いっきりボコボコにしてくれないかなと思ったら、割とやってくれるのでちょっとスカッとします。
終盤なんかもう完全なアイスホッケーバトルになっており、氷上を駆け回るグラバーが夢と現実を入り乱れながらボッコボコにしていく中で、グウェンが夢の世界で子供達と手を組み、現実にいるフィニー達とも協力して倒していく展開は意外性があって面白かったです。
ブチ切れモードでグラバーの手足にダメージを与えたり、なんなら顔面を氷上にぶつけまくるといった破茶滅茶なボコし方は怒りMAX状態ではあるんですが、どうしてもコメディにしか見えなくなってしまったのは残念でした。
なーんか氷に閉じ込められた感じなので、しれっと3作目作って復活しそうな感じがプンプンして怖いですね。
そのまま閉じ込めて封印しておいてくださいな。
続編が作られて首を傾げる現象はこのことか〜と実感しています。
鑑賞日 11/22
鑑賞時間 11:20〜13:25
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