「【”悪夢判断。”今作は前作で殺した筈の殺人鬼が復活しその正体が暴かれるシリーズ第二弾であり、相変わらずイーサン・ホークの顔はほぼ分からないが、物語構成が秀逸なサイキックホラーである。】」ブラックフォン 2 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”悪夢判断。”今作は前作で殺した筈の殺人鬼が復活しその正体が暴かれるシリーズ第二弾であり、相変わらずイーサン・ホークの顔はほぼ分からないが、物語構成が秀逸なサイキックホラーである。】
ー 前作で連続殺人鬼グラバー(イーサン・ホーク)に誘拐され地下室に監禁された少年フィニー(メイソン・テムズ:大きくなったなあ。イケメンだなあ。)は、妹グウェン(マデリーン・マックグロウ:大きくなったなあ。美人さんだなあ。)の不思議な力に助けられ生還を果たした。
4年後の1978年。、フィニーは17歳になったが事件のトラウマに苦しんでおり、学校では暴力を振るい大麻に頼っていた。
3人の子どもが何処かの湖畔で惨殺される悪夢を見るようになった15歳のグウェンは兄を説得し、友達以上恋人未満のアーネスト(ミゲル・モラ)を連れて現場となったウィンターキャンプの地へ向かう。
そこで彼らが突き止めたのは、殺人鬼グラバーの正体と彼が自殺したと言われていた母に対して行った真実だった。ー
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・前作はほぼグラバーの地下室が舞台であったが、今作の舞台は1957年にフィニーとグウェンの母が参加したCITキャンプ(将来キャンプリーダーを目指す人を集めたトレーニングキャンプ。)が行われたコロラドの山間地のキャンプ場である。
・冒頭、その母から電話を掛けているシーンから始まり、1978年に時は移る。グウェンは悪夢で、氷に閉ざされた湖で少年が水中から”WBH”と氷に書く姿や、身体を焼かれた少年、血だらけの少年が現れる悪夢である。
・グウェンは兄を説得し、友達以上恋人未満の誠実なアーネストを連れて現場となったウィンターキャンプの地へ向かう。そこでは、母の事を知るマンド(デミアン・ビチル)が今でも管理していたが、キャンプ地は未曽有の降雪により閉ざされた状態であった。
ー ここまで観て来て前作と違うのは物語がグウェンの悪夢の中で、1957年と1978年を行き来する構成である。この構成が秀逸である。そして、グウェンは悪夢の中で自殺したと思われていた母は、CITキャンプのトレーナーの一人であり、アイスホッケ―選手のWBH(ワイルド・ビル・ヒコック)に殺された事を知るのである。
理由は、母の能力により自分が殺した三人の子供の事を明らかにされる事を隠蔽するためである。ー
・グウェンが”夢の中で”1957年で、ワイルド・ビル=グラバーと戦いながら1978年の表情で起きる凄惨な事態の描き方も、ナカナカである。
見えないグラバーがアイスホッケーの選手の様に素早く氷上を滑って来て、スティックを使い、マンドを湖の中に閉じ込められた3人の少年の遺骸を出すために開けた穴に落としたり、フィニーの首を絞め上げたりするのに対し、グウェンが”夢の中で”サイキック能力を発揮し、グラバーを捉えてフィニーが見えないグラバーの顔を激しく殴りつけるシーンも、宜しい。
そして、グラバーは3人の少年の遺骸により、湖水の中に引きずり込まれて行くのである。
■その後、湖畔の黒電話がある電話ボックスに電話が掛かって来る。グウェンが恐る恐る出ると、その声は若き母であり、グウェンとフィニーに対し、優しく声を掛けるのである。
そして、前作では酒浸りであった父が改心し、雪の中、雪上車で皆を助けに来るのである。
<今作は前作で殺した筈の殺人鬼が復活しその正体が暴かれるシリーズ第二弾である。今作は、相変わらずにイーサン・ホークの顔はほぼ分からないが、物語構成が秀逸なサイキックホラーである。>
<2025年11月23日
今春オープンしたおしゃんてぃな『ららぽーと安城コロナシネマワールド』のラグジュアリーシートボックスじゃなくって、普通の席で鑑賞>
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