「ゾンビ映画史に残る無能ヘタレ集団」霊薬 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
ゾンビ映画史に残る無能ヘタレ集団
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なんかね。世に溢れてる訳ですよ、ゾンビ映画って。サメは廃れつつあっても、ゾンビは廃れる気配すらなくって、毎年手を変え品を変え、バンバン出て来る訳ですよ。最早、人対ゾンビの世界じゃなく、ディストピアでの人対人の殺し合いの映画のほうが多いんじゃないかと思うほど。
要するに、「ギャー、化け物になっちゃったよ。襲ってきたよ。襲わないで、止めて下さい、正気に戻ってー!」とか、延々にやられると、「四の五の言うな。とっとと倒せ」くらいの感想しか出てこない状態に、観客側がなってると。
若返りの薬の副作用でゾンビ化してしまう、と言う仕掛け。霊薬のサンプルは2か所に届けられ、2か所目のサンプルはジャカルタで服用され、感染者は飛行機で海外に飛ぶ。で、世界にゾンビが広がっていく、と言うオチですが、これも原始的に過ぎるかと。
映画としてのクオリティは高いと思うんですが、ゾンビものに飽き飽きしてきつつあるマーケットとしては、あんまり美味しくないよね。って事で。
でもね、本当に無能なんですよ、あれもこれも。
さすがに、武闘化への変身が遅すぎるんじゃないでしょうか......
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