プレイ・ダーティーのレビュー・感想・評価
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アイデアに満ちた派手なアクション、そして殺しも厭わず約束を守る主人公
2025年製作(127分)のアメリカ映画
原題または英題:Play Dirty、配信:Amazon Prime Video、配信開始日:2025年10月1日
マーク・ウォールバーグ主演のアクション映画は初体験。一見冴えないおっさん風の風貌ながら、ハードなアクションを、ユーモアもまじえながら、次々と行っていくことにかなり好感を覚えた。
最初の女の子ゼン(ローサ・サラザール)の裏切りから、競馬場に乱入する目新しい導入シーンには、しっかりと惹きつけられた。高架を走る列車を脱線させるというアイデアと、その派手派手な映像アクションもバッチリ印象に残った。
最後の、主人公の殺された友人の妻との約束を守っての裏切り者ゼン処刑も、ハードボイルド風でとてもGood。Amazon、配信ありがとう。楽しめたぜ。
監督シェーン・ブラック、製作ジュールズ・ダリー 、マーク・トベロフ 、ジェームズ・W・スコッチドープル、製作総指揮スーザン・ダウニー 、ロバート・ダウニー・Jr. チャール、ズ・モンドリー アンソニー・バガロッツィ、原作リチャード・スターク、脚本シェーン・ブラック チャールズ・モンドリー 、アンソニー・バガロッツィ、撮影フィリップ・ルースロ、
美術オーウェン・パターソン、衣装キム・バレット、編集クリス・レベンゾン ジョエル・ネグロン、音楽アラン・シルベストリ、音楽監修ランドール・ポスター。
キャスティング
サラ・ハリー・フィン、パーカーマーク・ウォールバーグ、グロフィールドラキース・スタンフィールド、ゼンローサ・サラザール、キーガン=マイケル・キー、チュクーディ・イウジ、ナット・ウルフ、グレッチェン・モル、トーマス・ジェーン。トニー・シャルーブ、
ヘムキー・マデーラ、アレハンドロ・エッダ、クレア・ラバリング、チャイ・ハンセン。
12号室にこだわるパーカー
銀行強盗から金を奪おうとするマヌケなパパとのチェイスシーン。競馬場に突っ込むなんていう発想が凄い。そしていきなりの仲間割れ?ゼンがパーカーの仲間たちを射殺し始めた。パーカーも重傷を負って命からがら逃亡するが・・・
レディ・オブ・アリンテロ像。ゼンの故郷である南米の国家が危機にあるため時価5億ドルのレディ像を悪徳大統領から奪還しようと計画を立てていたのだった。そして中盤でも盛り上がりはニューヨークのゴミ収集列車を脱線させる作戦。ハードボイルドだけではなく圧巻のアクションシーンだ。
リチャード・スタークによる小説「悪党パーカー」シリーズの1作。メル・ギブソンの『ペイバック』やジェイソン・ステイサムの『パーカー』と同じ原作シリーズだ。殺すのは極悪人だけ、奪う金は汚い金という信条の悪党パーカー。不死身ぶりも発揮していた。
レディ像よりもロジーニに勝つことが目的だったのかどうか。最初にゼンに殺された仲間たちの復讐を兼ねてゼンを処分するのはスカッとする。一番良かったのはお笑い担当のスタンだろうか。
知らないと…
何だろう、テンポは良いけど、この、置いてけぼり感。俺のこと知ってるよね感の登場人物。悪党パーカーシリーズを知っていれば、もっと没入できるのだろうけど。そんなに有名なのだろうか。まあ、見ていなくてもパーカーという男はラストも仲間思い、甘えは許さないことから、感情に流されない、クールな人物というのが分かった。
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