「そこにペンギンがいただけで癒され泣かされる」ペンギン・レッスン ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
そこにペンギンがいただけで癒され泣かされる
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重油まみれのペンギンを、女目当てで助けた英国の教師が、ペンギンを買っていただけで彼自身と周りの人々も変わっていく。
改めて知る軍事独裁政権の理不尽と恐怖。
その社会の中で、処世術として自分を出さずに受け流していた気持ちが、変わっていくさまが感動的。
最初は全く飼う気がなく、ペンギンもただ歩いてえさを食べているだけで、かわいらしいような余計な演出をしていない、全体的に過度な演出を抑えているのがいい。
そして、あっけない最期。
浴室の隅に集められていた”宝物”を見つけ、泣いてしまうところが一番良かった。
観ているこちらも泣かされた。
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