劇場公開日 2025年10月17日

「藤本タツキ先生ワールド大好きだー!」藤本タツキ 17-26 Part-1 みそのぐさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 藤本タツキ先生ワールド大好きだー!

2025年10月17日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

『庭には二羽ニワトリがいた。』
漫画で見た以上の躍動感があって釘漬けになった。

この作品は短編の中でもかなり印象に残ってたからオチは知っていたけど、やっぱり映像って凄いなと思う。

人の声があって、スルスル動いてて、漫画で吹き込まれた魂が、3次元のこの世に誕生してしまったかのような。

ラストのバトル?シーンでは最近見たチェンソーマンを連想した。

作者の根源に触れる事が出来るって素晴らしいなと感じた掴みだった。

『佐々木くんが銃弾止めた』
漫画で佐々木くんが銃弾を手でグワしと掴む見開き一面のシーンが大好きだった。
しかし映像では思ったよりアッサリしていて、あのかっこよさは何処へ?!となったが、漫画でしか出せない魅力もあるんだと再認識出来た。

一瞬の目を奪うカット、先に進むもこのシーンに浸るも己の自由が漫画にあるからこそのワンカットだったのだ。

『恋は盲目』
これは映像が大正解だった。
特に目の眼力が、色や光の表現相まって“盲目”が全面に推し出ていた。

『シカク』
漫画で読んだ時の印象があまり無かったけど、映像ではこんな魅力的な作品だったのか?!とびっくりした。
庭ニワトリと同じくらい好きな作品になった。

つまりアクション系は映像が光るのだろうか?

シカクが恋に悶えるシーンな官能的で、やっぱりこういうシーンあるよねー!!ってチェンソーマンのレゼ編を彷彿させた。

そしてユゲルがイケメンすぎた。
映像でのキャラデザに声に渋いけど茶目っ気のある感じ、シカクと出会う為だけに生きてきたかのようなラストに心がポワッとした。好きです。

みそのぐ
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