「歴史的建造物が多く登場し常識を覆す内容だから好き」ダ・ヴィンチ・コード Don-chan(Daisuke.Y)さんの映画レビュー(感想・評価)
歴史的建造物が多く登場し常識を覆す内容だから好き
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キリスト教の闇に切り込んでいる。
劇中でのバチカンに怒られる旨の言及が興味深い。
頭脳明晰で気難しい教授(トム・ハンクス)とリー・ティービング(イアン・マッケラン)は頑固だが知的でチャーミングなところもある魅力的なキャラクター。
カーアクションの他、ジェット機での逃亡シーンもあり迫力と没入感がある。
ロケ地はルーブル美術館&パリとロンドンで、歴史的建造物が多く登場して見ごたえがあった。
ルーブル美術館のトイレも見ることができ視覚的な面での満足度は高い。
筒状容器「クリプテックス」をいとも簡単に開けてしまい驚いた。
ちなみに初回限定盤DVDに付いているクリプテックスのレプリカはAPPLEでは開かない。
今作は視聴者が登場人物と一緒に謎解きを楽しむタイプの映画ではない。
マグダラのマリアとイエスとの間に出来た血族の末裔を守る話。
ジャン・レノ扮するフランス警察に追われながら黒幕に辿り着く。
ソフィー(オドレイ・トトゥ)は今後どう生きるのだろう。
イエスが娼婦を孕ませたという説。
カトリックのマリア崇拝も、イエスの母と思わせておいて実はマグダラのマリアを崇拝している可能性など、インスピレーションが刺激されて面白い。
レオナルド・ダ・ヴィンチ作品に隠されている暗号の信ぴょう性はどのように証明できるのだろう。
ソフィーが本物のイエスの血族であるという明らかな証拠があれば5点満点の最高傑作だった。惜しい。
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