劇場公開日 2006年5月20日

「腰を据えたワクワク感がない駄作」ダ・ヴィンチ・コード マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5腰を据えたワクワク感がない駄作

2010年1月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

鳴り物入りで公開された超話題作だが、そもそも話の展開に無理がある。
瀕死の美術館長が、床に血で暗号文を書き、額縁の裏に鍵を隠し、自ら服を脱ぎ捨て、己の体に六芒星を描き殴って息絶える。そんだけの体力があったら、さっさと救急車を呼べー!!
また、容疑者の教授に逃げられると、警察がその追跡のため、害者のご遺体をほったらかしにして誰もいなくなってしまう。美術館に舞い戻った教授は悠々と謎解きに入る。
しかも、教授役のトム・ハンクスは頭が良すぎるというか、謎をぽんぽん解いてしまうから、腰を据えたワクワク感もなにもあったもんじゃない。
シラス役のポール・ベタニーがいなかったらスカみたいな映画。この程度の作品で世間を騒がせた罪は大きい。懺悔しろー!!

マスター@だんだん