「年末に食らってしまった!」シャドウズ・エッジ かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
年末に食らってしまった!
年末バタバタしていて今頃レビュー書いてますが、暮れも押し詰まった大掃除やら大買い物やらの合間にスゴイの観ちゃった! めちゃめちゃ面白かった。2時間半、全然飽きませんでした。
今回は香港ではなくマカオの街が舞台、警察の最新追跡システムをハッキングして、巧妙に逃げ切るサイバー犯罪グループと警察の攻防の緊張感とスピード感で出だしからがっつり見入ってしまった。
AIが当てにならず捜査に行き詰まる警察、それならあの人。ジャッキーさん、出番です。
すでに現役を退いて犬のシッターをしている追跡のエキスパート・黄徳忠登場。行動を観察されている段階でいまだ衰えない能力を示してカッコイイ。おじさんの星。
ホワンをリーダーとする追跡班結成。ジャッキー、ダントツの主演と言うよりは抑え気味に集団に溶け込んで、しかも偉そうなカリスマでもなく人間味に溢れ、結構「影」にやられちゃってたりする。
かつて自分の判断ミスに巻き込んで亡くしてしまった相棒の愛娘を、一人前の刑事に育てるために、愛情をもって指導する。この一歩引いた立ち位置が良いです。(でも若い頃のジャッキー、全然似てません。)
見かけは相変わらず服ダサいし、しょぼくれたおっさん風なのに戦わせたらめっちゃ強いこのギャップが良い。ジャッキーはどれもそうだけどナルシストっぽくないのが好き。
「影」は血のつながらない息子たちを洗脳し、父の愛を求める感情を利用して自分に従わせて自分の利益のために平気でその命さえ奪う、「アイアンクロウ」の父親すら甘く見える冷血自己中。
この「影」のレオン・カーフェイがめちゃめちゃ不死身で、どうやったらとどめを刺せるのか、人間じゃないレベル。捕まって万事休す、になっても形勢逆転して逃げおおせるし。血のつながらない息子たちが全員、タイプは違えどイケメンなのはどういうことよ(笑)
シャドウズの逃げる手口がスゴイ。監視カメラのハッキングはすでに当たり前、早変わりが意表をついており翻弄される追跡班をまんまと出し抜く。
また、「影」と追跡班の、市場での静かな追跡劇、互いに気取られないように仕草の一つまで気配りする緻密さがプロフェッショナル仕様で息詰めて観た。ホワンと果果が親子のふりをして「影」を騙すところはずっとドキドキ、3人で食事するシーンには、露見するのではとひやひやしながらも額の傷の話は本当の親子のようで、じんわり泣けた。「影」はそれを見て響くものがあったはずなのに引きづられないところが真のヴィランです。
警察の若き精鋭たちと老練なホワン、AIを含む最新技術を駆使した追跡と昔ながらの足で稼ぐやり方、どちらも否定しないで良いところをとる、この映画の賢明さが良い。
警察署を破壊した変な日本語を使うリーダーがいる傭兵集団の目的は何だったんでしょうか、展開にアタマが付いて行かなかったようで、よくわかりませんでした。
果果のチャン・ツィフォンは、「シスター」の健気なお姉ちゃんだったか。華奢なのに頑張ってアクションしてましたね。
そして、ジャッキー・チェン、レオン・カーフェイ、還暦越えおやじの競演、ものすごい肉弾戦が圧巻。ジャッキー、71歳なのにあれだけ動けるのに感動してしまった。
実は三つ子でした、って続編ありきですが、これはこれで大変面白かったので続編にも期待しています。早く観たいんだけど、まだまだ引退できないジャッキー、楽しみなんだけど心配です。
そして、エンドロールはお約束のNG集。笑えるけどやっぱり痛そう。。。
撮影を終えたチャン・ツィフォンちゃんに、「ほら、皆さんにお礼を言って」と促すところ、ホワン同様「職場」の礼儀を教える厳しくも温かい父親か教官のようで感動的でした。
感想がまとまらず、とっちらかったレビューになってしもうた、お目汚しすみませぬ。。。
あけましておめでとうございます。
共感・コメントどうもです。
ちょっと長いかなとは思いました(影の孤児院での戦いとか)が、最近のジャッキーでは最高でした。
今年もよろしくお願いします。
コメントありがとうございました。
基本的にかばこさんと全く同感なのですが、私も彼が寿命を縮ませるのではないかが心配で、反対派なのです。
もちろん続編は観に行ってしまうのですけどねw
今年もよろしくお願いします。
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