殺し屋のプロットのレビュー・感想・評価
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65点くらい。BANG!BANG!BANG!
マイケル・キートンが殺し屋を演じてますが、ブルース・ウェイン役より殺し屋の方が似合う(笑)
そして、嬉しかったアル・パチーノの出演。
『フェイク』でジョニー・デップとのバディが似合ってたけど、本作でのマイケル・キートンとのバディも似合ってます。
あと、女性刑事役で日系のスージー・ナカムラなる方が出てますが、アジア系の女性刑事ってカッコ良いと思っていて、存在感あって、とても良かった。
終わってからマイケル・キートンのインタビューを読んだけど、本作の俳優陣を「素晴らしい俳優たち」と評してました。
脚本的には、最後の方ビックリする展開に…
全体的には、まあ良かったけど、モヤかかってるような画質に、眠気が立ち込めてるような空気感で、眠くなります(笑)
もっとマイケル・キートンの殺し屋やマフィアが観たいです(笑)
プリーズ!!
完璧なストーリー。後半畳み掛ける面白さ
いかにもマイケル・キートンらしい凝った作品
クロイツェル・ヤコブ病は異常蛋白が脳に蓄積して起こる病気で、BSEいわゆる狂牛病との関連によって大騒ぎになったのは1996年頃だっただろうか。
確かに進行はとても速い病気だが、認知症に加えて運動障害も起きるのであんなに格闘とかできないような気もする。まあ老いた、ピークを過ぎた殺し屋の話は今までもあったが認知症の殺し屋っていう設定は新しいかもしれないね。
本作をフィルム・ノワール系の大傑作と持ち上げる評もあって、確かに陰鬱な画面や薄くバックにジャズが流れるところ、それにもまして孤高の殺し屋の姿ってところがそう感じさせるのだろう。でも、私にはいかにもマイケル・キートンの作品という印象を受けた。やはり感覚的に似ているのは「バードマン」だろう。主人公は、どことなくということではなく、やはり致命的に、静かに、狂っている。それは同じく彼が演じたブルース・ウェインやビートルジュースもそうだった。
だが、こと「プロット」という意味ではちょっと矛盾が多すぎるという欠点も。まあ原題は「Knox Goes Away」(ノックスは行ってしまう)だから必ずしもプロットのことばかり描いているわけでもないのだけど。でも、ノックスとゼイヴィアだけでなくて、息子がある程度プロットを理解して動かないとああはならないでしょ。もちろん伏線は色々引いてはあるんだけどちょっと無理があるかも。ノックスとゼイヴィアにしても何かおろおろしている感じが痛々しい。まあアル・パシーノももう85歳なんでね。殺し屋の元締めを演じるにはちょっと齢が行き過ぎてるかな。
アル・パチーノも出てるよ
キノシネマでしか上映してなくて頑張って💨、見に行ってきました マイ...
キノシネマでしか上映してなくて頑張って💨、見に行ってきました
マイケル・キートンとアル・パチーノ!?珍しいキャスティング すぐに忘れるので📝には既視感あったけど、途中のえっ、おとん頼まれ事は?からの怒涛の展開が見事でした しかしいろいろな珍しい病気が有るものですね お仕事引退や身辺整理は身につまされるものが有りましたが、忘れるということがこのように巧妙く活きてくるとは!
アル・パチーノはマイケル・キートン出演交渉したんかな?言葉少いけど、要所要所で流石の貫禄で役柄ピッタリであった 息子ちゃんはアドレナリン多そうだけどあれで良かったんかな
たなごころ
認知症を発症した殺し屋が疎遠だった息子に頼まれ、息子の殺人を隠蔽する話。
認知症の症状を感じて病院へ行ったら、クロイツフェルト・ヤコブ病と診断され、数週間でまともに生活ができなくなることを告げられ中、仕事でミスを犯して巻き起こって行く。
引退を決意していたら、息子が16歳の娘を妊娠させたクソ野郎と話しをしにいきキレてしまったとすがってくるけれど、なかなか偉そうな息子ですね…。
そして証拠たっぷりな現場に赴いて、それをどう処理するのか…。
自身がやった仕事の捜査と息子のやった事件の捜査が進む中、認知症の進行と向き合いながらプロットをこなし完成させて行く展開で、読めてしまう部分もあったけれど、とても面白かった。
素晴らしかった。
マイケル・キートンがシナリオに惚れ込んでアル・パチーノに出演打診した殺し屋の映画と聞いて観に行ったら、びっくりするくらい、いい映画!年間ベスト10入り。観て!
記憶がなくなる病気にかかってヘマをやらかし、引退を決意した殺し屋が、疎遠になってた息子のやらかしを完全犯罪にしたてあげるという話。
なんか突飛なプロットに見えるけど、シナリオがよくできてる映画のお手本みたいな完璧さ。
息子役が、ジェームズ・マースデン。「魔法にかけられて」の王子様、ドラマ「ウエスト・ワールド」のガンマン、最近だと「ソニック」の最新作に出演。顔はハンサム、頭は空っぽの男子やらせたら世界一の役者!彼がガチ演技するの初めてみたかも。素晴らしいじゃないですか!
サスペンスでドキドキひきつけながら、ラストは親子愛以上に、キムタクシーの映画でも感じた、歴史に翻弄されて救われなかった者が、今を生きる者に何を残すか?というテーマが描かれて、ただ、涙。
やっぱりお金か?いや、違う!
それは・・・!
全国10館公開で木下グループ配給なので、動画サービスでもキノフィルム配信だと思うので、是非劇場でご覧になってください!
静かで力強い作品
今年のベストワン、ムービーになりました
マイケルキートンは当たり前ですが、好きな俳優さんがいっぱい出てきて
それだけでうれしい。
ひさしぶりですね、映画館で涙が出てしまいました
乾燥気味の季節に目玉潤って感謝です
ひかえめな音楽も雰囲気ぴったり、トランペットがうるさくなく主人公によりそってます
キートンさんは監督もやってたんですね
本人は引退せずにまだまだ活躍してほしい♪
殺し屋の華麗な幕引き
忘却という魔法を使った終活
こんなハードボイルドに人生を締めくくれたら最高。
家族という厄介でもあり心の拠り所でもあるものに対してどう向き合うのか。そんな面倒なことから逃避していた老殺し屋が、クロイツヤコブ病の発覚と、息子がしでかした殺人の後始末で待ったなしの終活をしなくていけないハメに。
どんなことがあっても冷静さを失わずに、やるべきことを的確にこなしていくマイケル・キートンの所作が、小説で登場する殺し屋そのもの。ハードボイルドにつきものの皮肉を込めた軽口も冴える。
長年の付き合いのある仕事仲間とのやりとりもハードボイルド感がにじみ出る。裏切られたらそれまでという割り切りも含んだ信頼関係で結ばれている。アル・パチーノ演じるゼイヴィアもどこまでノックスの味方なのかつかみどころがない。
ラスト近くで、これはどういうこと? 病気の影響なの? 困惑する事態も発生する。
忘却という魔法を使った終活に唖然とさせられます。
もうすぐ遠くへ行く
こないだ鑑賞してきました🎬
ノックスにはマイケル・キートン🙂
序盤である病気に罹患していることが明かされます。
それから息子マイルズが訪ねてきたことで、色々起きますが、薄れゆく記憶の中である計画を実行に移す。
キートンには静かな貫禄があり、この役に深みを与えてますね🤔
マイルズにはジェームズ・マースデン🙂
ある一件により、疎遠だった父の元へ。
なんか冷静そうに見えて実はそうではない男が合ってますね。
2面性を感じさせる出で立ちというか、マースデンの表情は何か怪しさがありました😳
ノックスの友人ゼイヴィアにはアル・パチーノ🙂
さすがに年は取りましたが、やり手の男を連想させるには充分。
彼が発する言葉には、独特の重みがあります🫡
1人の男が記憶が失われていく病気と戦いながら、大胆な計画を実行していくストーリー。
多少強引ながらも見入ってしまうのは、リアルな哀愁さが漂うからか。
キートンの内なる戦いの表現は悪くなく、マイルズの気持ちも分かる気も😔
※野暮ですが実際にあの病気になったら、ノックスの計画を完遂するのは不可能でしょう
派手さ控えめ、渋さ多めのノワールものとしては、かなり良くできていました👍
ただ、上映館が少ない…😰
忘却なのか無執着か、いやフェードアウトだろう
殺し屋のプロット
あと数週間で全ての記憶がなくなり、死んで行く前に何をするか?
恐らく、数年前から知っていたかの様な生活が厭世的に思える。
それは、木曜日の女が語っていた。
そして、そんな女にも殺しで稼いだ報酬を財産分与してやるつもりなのだから男前だ。
しかし、
裏切り者には、蔵書の一つとして「二都物語」をプレゼントするのが洒落ていた。
良い映画だった、
男のロマンだね。
レビュー7
( ^ω^ )
殺し屋のプロット
Knox Goes Away
マイケル・キートンが監督・主演・製作を務め、記憶を失いつつある老ヒットマンが完全犯罪に挑む姿を描いた犯罪ノワール。
2つの博士号を持ち、元陸軍偵察部隊の将校という異色の経歴を持つ殺し屋ジョン・ノックス。
ある日、急速に記憶を失う病により、数週間以内にすべてを忘れてしまうという宣告を受けた彼は、殺し屋稼業に終止符を打つ決意を固める。
ところがその矢先、長年絶縁状態だった息子のマイルズが現れる。
マイルズは娘をレイプした男を殺したことを告白し、その殺人の罪を隠してほしいと涙ながらに懇願してくる。
ノックスは息子のため、刻一刻と記憶を失う中で、人生最後の完全犯罪に挑む。
主人公ノックス役をキートンが演じるほか、
ノックスの盟友ゼイヴィア役を名優アル・パチーノ、
元妻のルビー役を「ポロック 2人だけのアトリエ」でアカデミー賞を受賞したマーシャ・ゲイ・ハーデン、
息子のマイルズ役を「X-MEN」シリーズのジェームズ・マースデンがそれぞれ演じる。
殺し屋のプロット
Knox Goes Away
2023/アメリカ
派手なアクションではなく後始末に焦点を当てた作品
幕の閉じ方
マイケル・キートンはこんな映画を撮りたかったのかと少し驚いたが、根本は家族がテーマのヒューマンドラマ。
殺し屋だが父であり夫であり、家族が抱えている問題をちゃんと解決し、それぞれにお金を残し人生を終えようとする。
ラストはどんでん返し的な効果を狙ったの?かも知れないが、あの時点で息子を裏切ることは考えにくく、きっと家族を守るため何らかの仕掛けをしているのだろうと予測はついた。
極論、クロイツフェルト・ヤコブ病型認知症でも不治の病でも何でもいいのかも知れないと思ったが、最後の面会シーンでもしかしたらちゃんと覚えてるのかなと思わせる感じがちょっとオシャレ。
また木曜日の女性への対応もオシャレで素敵だった。
自らを優秀とのたまう日系の女刑事はできる感を見せていたものの余裕で騙され少し惨め。
すでに怪物化してる老齢のアル・パチーノが普通に運転しててちょっと怖かった。
息子はサイクロップスの人だと思うけど、マッチョ過ぎてミスキャストだと思った。
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