「人との繋がりを感じられる映画」殺し屋のプロット　tomさんの映画レビュー（感想・評価）

マイケル・キートン監督・主演・製作の記憶を失っていく殺し屋の物語。
疎遠になっていた息子を助けるため完全犯罪を実行する。
数週間後には全く記憶を失う状況で何ができるのか。
着実に記憶が薄れていく様は殺し屋としてだけではなく
ひとりの人間としてすごく重い気持ちになる。
アル・パチーノが演じる盟友だけが頼りである。
またこのアル・パチーノの演技が素晴らしい。
さすがアル・パチーノですね。もう85歳なんですね。
この映画は人との繋がり、家族との繋がり、親子の繋がり、仲間との繋がり
そうした繫がりがこの殺し屋の大切なものだったんですね。
マイケル・キートンがこの映画にかける意気込みをものすごく感じました。
結末を観て「ほんとにいい映画だなあ」と思いました。