「妻と息子と風俗嬢」殺し屋のプロット uzさんの映画レビュー(感想・評価)
妻と息子と風俗嬢
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とある殺し屋の終活の話。
相棒との小洒落た会話から入るが、個人的にこれが合わず、少し身構える。
ヤコブ病の診断を受け、仕事では失態を犯し、息子からは殺人の隠蔽を依頼される。
踏んだり蹴ったりとはこのことか。
しかし、まだ露見してないのに死体や現場に細工をしなかったことで、意図が読めてしまった。
そのため、不可解に見せたいであろう行動もミスリードも退屈に見守る結果に…
派手なアクションを期待したワケではないが、話運びも冗長に感じた。
会話劇の緩急も効いておらず、画面は終始暗め。
劇中時間としても映画の尺としても、そんなにかかる話には思えない。
殺された男がクズなのは間違いないが、息子も頼み事する態度じゃないし、意味不明にキレるし。
40歳前後だとは思うが、全てがティーンみたい。
孫娘はまだ懲りてなさそうで笑う。
魅力的なキャラはゼイヴィアがくらいしかいない。
主人公の関わる2つの事件を同じ刑事が担当するって、他に捜査官いないのかな。
息子にしろ主人公にしろ、3週間以上も証拠を自宅に残してることに違和感は感じないの?
割ったグラスを捏造しても血液反応は出ないよね。
そもそもジョンは簡単に目を付けられすぎだけど、本当に病気のせいだけなのか。
BGMすらない店で物騒な話しすぎ。
主人公の正体とか、息子の殺人とか、身内には結構バラしてんのね。
記憶が失われることによるハラハラ感も薄く、最後まで盛り上がれなかった。
筋が読めていいことなんて一つもないな…
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