「これは傑作」殺し屋のプロット Oyster Boyさんの映画レビュー(感想・評価)
これは傑作
ど派手な展開は無いのですか、地味と言うよりいぶし銀の渋さ。殺しのアクションは短くクールにまとめてあり、それがまた殺し屋の演出となる。
半分読めて、どうまとめるのか?あーそーきたか!上手く感情を煽ってまとめに持っていくよなぁ。
殺し屋なので普段から表情が読めない。ボケてるのか、演技なのか、別の意味でハラハラ、ドキドキ。
週をおうごとに表情が老けていくのがいい。表情もだんだん殺し屋のクールさより、病気で色々分かんなくなってきてる表情にシフト。でも、ボケの方では無く演技だったりもする。
忘却していく恐怖や悲哀と殺し屋としての冷徹さ、対局にあるものを上手くまとめていて、派手じゃないけどめっちゃ面白い。忘却の彼方へ旅立つ少し前と旅立ってしまった後、僅かな感情差が何とも切ない。
久し振りにエンドロールラストまで余韻に浸ってましたー
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