劇場公開日 2025年12月5日

「これは傑作」殺し屋のプロット Oyster Boyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 これは傑作

2025年12月9日
iPhoneアプリから投稿

ど派手な展開は無いのですか、地味と言うよりいぶし銀の渋さ。殺しのアクションは短くクールにまとめてあり、それがまた殺し屋の演出となる。
半分読めて、どうまとめるのか?あーそーきたか!上手く感情を煽ってまとめに持っていくよなぁ。

殺し屋なので普段から表情が読めない。ボケてるのか、演技なのか、別の意味でハラハラ、ドキドキ。
週をおうごとに表情が老けていくのがいい。表情もだんだん殺し屋のクールさより、病気で色々分かんなくなってきてる表情にシフト。でも、ボケの方では無く演技だったりもする。

忘却していく恐怖や悲哀と殺し屋としての冷徹さ、対局にあるものを上手くまとめていて、派手じゃないけどめっちゃ面白い。忘却の彼方へ旅立つ少し前と旅立ってしまった後、僅かな感情差が何とも切ない。

久し振りにエンドロールラストまで余韻に浸ってましたー

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Oyster Boy