「幕の閉じ方」殺し屋のプロット カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
幕の閉じ方
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マイケル・キートンはこんな映画を撮りたかったのかと少し驚いたが、根本は家族がテーマのヒューマンドラマ。
殺し屋だが父であり夫であり、家族が抱えている問題をちゃんと解決し、それぞれにお金を残し人生を終えようとする。
ラストはどんでん返し的な効果を狙ったの?かも知れないが、あの時点で息子を裏切ることは考えにくく、きっと家族を守るため何らかの仕掛けをしているのだろうと予測はついた。
極論、クロイツフェルト・ヤコブ病型認知症でも不治の病でも何でもいいのかも知れないと思ったが、最後の面会シーンでもしかしたらちゃんと覚えてるのかなと思わせる感じがちょっとオシャレ。
また木曜日の女性への対応もオシャレで素敵だった。
自らを優秀とのたまう日系の女刑事はできる感を見せていたものの余裕で騙され少し惨め。
すでに怪物化してる老齢のアル・パチーノが普通に運転しててちょっと怖かった。
息子はサイクロップスの人だと思うけど、マッチョ過ぎてミスキャストだと思った。
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