「ガブに外れなし」仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ ささpさんの映画レビュー(感想・評価)
ガブに外れなし
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本編・劇場版・Vシネ全て鑑賞。
実は子どものお守り優先のため、劇場版から見始めた。
その後、かなり高評価であることを知り、急ぎ本編→Vシネを見ることに。
今更で恐縮だが、ガブは昭和ライダーにあった
「改造人間」「復讐」「一般人が犠牲になる」がテーマの一部となっている。
Vシネは「改造人間の苦しさ」「恩讐の超克」が特に重い。
Vシネでは、本編唯一未解決となったリゼルが
かなりかわいそうな扱いをされている。
が、本編の悪行を考えると因果応報という感もする。
ライダーを痛めつけたイジークも、もともと父親をジャルダック一家に奪われたわけで…。
そんな中、ストマック一家に家族を奪われたライダーの一人、
絆斗ィの言葉がVシネでも重い。
このVシネは絆斗ィが主役かなと個人的に思っている。
世界では憎しみの連鎖による戦争が続いているが、
ガブはそれを残酷に表現しているのではないかとさえ思う。
家族を奪われた方は絶対に相手を許さないだろう。
(リゼルもそう言っている。)
そして人は周囲を巻き込んだ戦争を続けていく。
しかし、世界は綺麗事ではすまないからこそ、幸果さんのような人間が
人類の希望になるかもしれない…。
当初「お菓子で幸せ」って聞いた時、「なんじゃそれ?」と思ったが、
こんなに本編・映画・Vシネとも感動したライダーは初めて。
改めて、製作者のみなさんに感謝したいと思います!
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