「チャールズブロンソンは晩年は目の輝きが消えていたと思うのだが、 リーアム・ニーソンは73才。 いつまで主演映画が撮られるのだろう。 まだまだ元気そうだ。」アイス・ロード リベンジ ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
チャールズブロンソンは晩年は目の輝きが消えていたと思うのだが、 リーアム・ニーソンは73才。 いつまで主演映画が撮られるのだろう。 まだまだ元気そうだ。
動画配信で映画「アイス・ロード リベンジ」を見た。
2025年製作/114分/アメリカ・オーストラリア合作
原題または英題:Ice Road: Vengeance
配信:Amazon Prime Video
配信開始日:2025年9月3日
リーアム・ニーソン(マイク・マッキャン)
ファン・ビンビン(ダニー)
「アイス・ロード」(2021年)の続編
監督は引き続きジョナサン・ヘンズリーが務める。
范冰冰(44)がキャスティングされているのは中国マーケットを見据えているのだと思うが、
さすが中国の大女優、
製作者側の期待に十分応えていると思う。
范冰冰の出演作は「355」と「X-MEN:フューチャー&パスト」と「墨攻」を見たことがある。
チャールズブロンソンは晩年は目の輝きが消えていたと思うのだが、
リーアム・ニーソンは73才。
いつまで主演映画が撮られるのだろう。
まだまだ元気そうだ。
原題はIce Road: Vengeanceだが、
我々日本人はリベンジという言葉は知っているが、
Vengeanceはあまりなじみがないと思う。
ググってみると、
vengeanceとrevengeはどちらも「復讐」を意味しますが、revengeは個人的な感情や私怨に基づく報復を指すのに対し、vengeanceはより正当性や大義名分に基づいた、社会的な正義のための復讐を意味します。例えば、アベンジャーズは「正義の復讐者(avengers)」を意味し、vengeanceのニュアンスに近いと言えます。
マイク(リーアム・ニーソン)は、弟ガーティの遺言を実行し遺灰をエベレストにまくためネパールを訪れる。
山岳ガイド、ダニー(ファン・ビンビン)にヒマラヤ登山の案内を頼んだ。
2人は観光バスに乗り込むが、そこで武装した集団に遭遇する。
マイクは自らの身だけでなく、旅行客や地元の村を守るため、再び決死の戦いに挑む。
これはジャンルで言えばサスペンスアクションだろう。
フランス語を話す女と、現地の警察官の男がしつこくマイクらを追ってくる。
緊迫感が序盤から終盤まで長く続く脚本が素晴らしい。
前作同様、しつこいくらいのサスペンスで見ていて少し疲れて来るくらいだが、
ラストはちょっと色っぽいシーンで終劇となる。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。