劇場公開日 2025年11月7日

「Eye to Eye」視える ブレミンガーさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 Eye to Eye

2025年12月11日
iPhoneアプリから投稿

全然時間が合わないから観れないな〜と思っていたら何故かバチコリジャストミートな時間にあったので飛び込んで鑑賞。
特典は本国版のチラシでした。

結構期待していたんですが、雰囲気ホラーの側面がかなり強く、盛り上がりに達するまでの時間が長すぎるせいかかなりダレてしまったなという印象です。
ジャンプスケアには頼っているものの、そこまで怖い場面も少ないときたので、不気味さでビビったくらいでした。

ヒトコワとオカルトを混ぜ合わせたような作りですが、どちらも中途半端かなーといったバランスで、ヒトコワが全開になっても良かったんじゃない?とは思ってしまいました。
キャラクターも背景が多くは描かれず、観ている側に委ねるものが多いのも気になってしまいました。

今作の素晴らしいポイントは盲目の霊能力者・ダーシーのビジュアルや格好が良すぎたところですね。
色白でスラッとしていて、佇まいに気品があって美しいときたもんですから、これだけでも儲けもんだなと思いました。
木偶含めた造形物のクオリティが高いのも素晴らしく、ゾゾっと動くリアルな感じや、動かなくても不気味にさせてくれる存在感はナイスクオリティでした。

ラストシーンではそこの回収がされるのねとは思いましたが、割と雰囲気醸し出したかと思いきやドッタンバッタン展開に持ってきた作品のオチとしてはちょい弱いかなと思いました。

好むホラーがどちらかというとスプラッター寄りな自分とは相性が悪かった気もしますが、2回目観たらもうちょっと整理できるのかなと思ったり。

鑑賞日 12/10
鑑賞時間 17:00〜18:43

ブレミンガー