「這い上がれなかった者」ナイトコール MARさんの映画レビュー(感想・評価)
這い上がれなかった者
鍵開け屋の青年がある女性から鍵開けを依頼されるものの、その部屋は実はヤベェやつの部屋であり…といった物語。
ちょっと趣味が合ったからと気を許したが最期、冤罪も良い所の絶望展開がマディを襲い…。
全体を通しテンポも良く、程よくスリルな展開であれど、ご都合主義とツッコミ所は枚挙にいとまがない(笑)
まぁそんなことは考えず、マディの機転を利かせた逃走&追跡劇は見応えがあるし、悪になりきれない人間模様も。
警察に電話…そっと受話器を置くその手。これはやるせないですね…。
そんな事を考えさせながら、ピンチ!!しかしそんな奥のテを残してたか!?んで、漸く一段落、からの…やっぱりそう来なくちゃね!!
90分という丁度よい尺の中でとにかく止まることはないし、それでいて単調にならず飽きのこない作りはお見事!!
しかし、あまりにもマディが不憫すぎる…(笑)
それと、敵側の立場から見れば、嘘とは思えねぇなんて言わずにあの時点でマディを始末しちゃえば良かったんじゃないの!?!?あそこではまだまさかクレールが実は…とは思わなかったのか?
とまぁ、気になるポイントは残しつつも、難しく考えずさっくりと楽しむにはもってこいの作品だった。
しかしいくら何でもこの仕打ち、納得がいかない…
マディが何したっつうんだよ!!!!!!!!
…あ、強盗か。
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