Mr.ノーバディ2のレビュー・感想・評価
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【”家族との夏休み旅行を邪魔する奴は許さない!そして母熊が本性を表す。”Mr.ノーバディが家族と出掛けた夫婦思い出の地で起こす痛そうなアクションシーンと、シャロン・ストーンにビックリする作品である。】
■ハッチ(ボブ・オデンカーク)は前作でロシアンマフィアの大金を焼き払ったために背負った借金の為に、極秘任務を請け負っていた。
だが、その為に毎日忙しく、反抗期の息子を含め家族の雰囲気は悪くなる。ハッチはそこで、妻(コニー・ニールセン)との思い出のリゾート地に、家族とトンでも父(クリストファー・ロイド)と共に出掛けるが、そこはレンディーナ(シャロン・ストーン)が支配する巨悪組織の地になっていた。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・作品構成が、第一作と同じなのが嬉しい。冒頭、血だらけのハッチが警察の取調室で警官二人に詰問されているが、名前を聞かれて”ノーバディ”と答えるシーンからの激烈でイタソーな接近格闘戦の数々。そして、ラストに”Mr.ノーバディと共に捕まっている母熊である妻。”の姿。チョイ、可笑しい。
・ハッチを演じるボブ・オデンカークは、当たり前だが妻を演じるコニー・ニールセン、トンでも父を演じるクリストファー・ロイドが、初作から続けて登場するのも嬉しい。
■今作では、ハッチ・マンセル一家が、実は、全員瞬間湯沸かし器の如く、喧嘩っ早い人達という事が明らかになるという点が、面白いのである。まさか、妻までが母熊だったとはなあ。クスクス。
・遊園地に何故か入れずに、ゲームセンターで遊んでいた息子ブレイディが、地元を仕切る保安官の息子に絡まれるシーンから、ゲームセンターの店長に愛娘サミーの頭を叩かれて、切れるハッチの姿。良いなあ。私だって、幼かった娘が知らないオッサンに叩かれたら切れるもんな。
だが、保安官は巨悪レンディーナの支配下にあり、その状況を変えたいと思っていたという流れやブレイディと囚われていた保安官の息子が、ハッチに救出され仲直りの握手をするシーンは良きかな。
■今シリーズの魅力である接近格闘戦も、遊園地の池の遊覧船上での闘いや、密輸物を隠してあった倉庫での闘いなど、痛そうなシーン満載で満足だったな。
一番驚いたのは、レンディーナを演じたシャロン・ストーンの変貌ぶりである。マジ、最初は分からなかったぞ!
そして、マサカノ母熊である妻の参戦。母熊は怖いよ!
で、冒頭のシーンに戻り、夫婦そろって仏頂面での取調室のシーンに戻るのである。
だが、警官に掛かってきた電話で(誰が電話したかは、分かるよね。)二人は釈放されるのである。
<今作はMr.ノーバディが家族と出掛けた夫婦思い出の地で起こす痛そうなアクションシーンと、シャロン・ストーンにビックリする作品なのである。>
普通に楽しめました。
鑑賞中、自然に笑顔に
最高に楽しい映画です。
終始頭を空っぽにして楽しめます。考察なんて不要です。
あまりに振り切れたバカバカしさ(誉め言葉)に、鑑賞中、意図せず自分が笑顔になっている事に気づきました。
前作の後始末で未だに戦い続ける主人公が、休暇を取って家族連れで旅行。
旅先のゲームコーナーで息子が不良少年にからまれた事をきっかけに、事態はどんどんエスカレート。なぜか最後は仲間を集めて女ボス率いるマフィアの特殊部隊と遊園地で大戦闘にまで発展。
主人公たちが仕掛けた罠で敵がぶっ飛ぶシーンにワクワクしつつ、畳みかけるような破壊と爆破。大勢の敵がド派手に死んでいきましたが、エンディングは明るい音楽にのって休日中の楽しそうな家族写真で締め。
突っ込む暇を与えない怒涛の展開に、スッキリした気分で劇場を後にしました。
すっかりお気に入りのシリーズになりました。
続編が出たら観に行きます。
ちょっと冴えないオジサンだけど
90分ノンストップ、暴力とユーモアの完璧なバランス
前作の流れをそのまま踏襲し、一作目の魅力をしっかり維持。上映時間も約90分とテンポが良く、何も考えずに手放しで楽しめる一本。映画をハシゴする時の“緩衝材映画”としてもおすすめ。
今回はR15指定で、バトルシーンは前作を超える過激さ。まるでホラー映画並みの流血と肉弾戦が満載。ちなみに前作はPG12だったので、暴力描写がしっかり“昇格”してます。
敵はロシアンマフィアから一転、御年67歳のシャロン・ストーン演じる冷酷な女ボス・レンディーナ。変装して登場する彼女は、事前情報がなければ気づかないほど見事な仕上がり。
最終的には、悪戦苦闘の末に家族が再び団結して勝利をつかむ展開に。
設定さえ変えれば、登場人物や物語の構成は同じでも十分に成立するため、シリーズ化は容易。「男はつらいよ」シリーズのように、何度でも繰り返し楽しめる作品として長く続いてほしい。次回作ではぜひ――日本・大阪に出張して大暴れしてほしい!その時は全力で加担する!
微妙にダサいバカンスが可愛かった💕
いかにもアメリカ、極彩色の何だか古くさい遊園地が舞台とは!子どもはいいとして、大人の格好がみんな何というかダサいというか、それがでも不思議とキュートだった。妻も息子も頼もしく、ダディどころか兄弟まで!ワクワク!
遊園地で最初にグシャグシャにやられる保安官、顔かたちが何となくトム・ハンクスに似ていたせいか悪い奴になりきれてなかった。一番の悪のレンディーナがシャロン・ストーンとは!でも「母熊」強し!彼女も実はNobody?出会いの場がイタリアはプーリア州だったとは❗️何も考えず楽しめた!
おまけ
1)兄弟の三味線弾く姿、お抹茶立てる姿、刀の構え、唐突だったけど面白い!
2)保安官役のコリン・ハンクスは、トム・ハンクスの息子なんだ~!調べてびっくり!
あれから4年
前作から4年
本作も基本的に死ぬのは悪役だけ
なのでストレスは無し
笑ってスッキリ90分のアクションコメディ😆
ついていないのは主人公一家じゃなくて関わってしまった悪党達
一番「ヤバイ女」は誰かは観る人それぞれ
いかれた悪の女帝か最強のスナイパーの妻か?
個人的にはあんな経験をしながら家族写真を撮りまくった戦場写真家の娘に1票
(?)
主人公が前作で燃やしたお金を返済するために働くという流れについては笑えるけど無理筋のように思って観てました
羊の皮を被った狼オジさん。
毎日のルーティンから抜け出し、夏のバカンスとプラマービルに旅行へ行くマンセル一家の話。
現地ウォーター・パークに隣接するゲーセンで“息子ブレイディ一と1人の若者”の一悶着、その1人の若者に手を掛けた事で面倒な事に巻き込まれるマンセル一家とハッチだったが…、前作と同様、事は終わり拘束され「オマエは何者だ?」と問われ始まってく。
帰り際に娘の頭を叩いた店員に時間差でぶちギレちゃう大人げない大人のハッチ、息子の喧嘩は止めに入るくせに喧嘩っぱやいオヤジには笑える!
とりあえずハッチは強いオジさんって分かっているだけに敵とのバトルにはハラハラせず、どちらかと言うと敵をどう料理するのかというワクワクですかね!
敵とのバトルや展開だったり、デヴィッドとハリーを交えてのウォーター・パーク内でのパーティーと、そのバトルシーンには合わない選曲でコミカルにも見え面白かった。
「事を荒立てない」、「波風を立てない」なんてフリを効かせて喧嘩を売りに行く姿にも笑えた。
短尺で見やすいアクション
何気にすごいメンバー
シャロンストーンっ!かっこいい!こわっ!
トムハンクス!?と思いきや、息子っ!
遺伝子ってすごっ!!
ついにジョンウィックのように愛犬爆誕したし、
これは3もあるのかな?
一般人だと思ってた奥さん、実は強かったのか...
二人が出会った場所、ワインの産地ムルソー...
フランスの南部マルセイユ付近などでコルシカ系の犯罪組織などが歴史的に存在しているらしい。
コルシカ、というワードがたくさんでたので、
これは確定かもしれないな!
続編やスピンオフに期待!
痛い描写は多いけれど。
平凡な家族として「休暇を過ごす」と誓ったはずが、お約束の引き寄せ体質。
暴力を生業としているせいで、キレるのも早くなっているため、結局戦いへの道に舵を切る展開となる。
今回は子どもの頃に連れて行ってもらった遊園地という、思い入れがわかる設定ながら、同業の父の任務の為だったというオチも良い。
そして唐突に、主人公のハッチにはニンジャかぶれ兄弟(養子)が現れ加勢。
このリゾートの黒幕役に、シャロン・ストーン。
そして、彼女と対決するのは…? これは見てのお楽しみ。
前作で家族になった猫は、今回は冒頭のみの出演で、お留守番。
今作では、犬が登場、新しい家族に加わりそうである。
それにしてもお札って、よく燃えるんですねえ
2025.10.24 字幕 イオンシネマ久御山
2025年のアメリカ映画(89分、R15+)
「何者でもない男」が引き起こすトラブルを描いたコメディアクション
監督はティモ・ジャヤント
脚本はデレク・コルスタッド&アーロン・ラビン
物語は、前作にてロシアン・マフィアの金を燃やしてしまった元工作員のハッチ(ボブ・オデンカーク、幼少期:ノーラン・グラハム)が、借金を肩代わりしたバーバー(コリン・サルモン)から請け負った業務を完遂する様子が描かれて始まる
ある男の持つデータを奪う目的だったが、コルシカ人のボディガードはおろか、ブラジル人マフィアまで絡んできて、命からがらに任務を終えていた
借金はまだほとんど返せていなかったが、ハッチは家族のために休暇を取りたいと言う
バーバーは「お前はどこに行ってもお前だ」と言い、ハッチは家族を連れて避暑地プラマーヴィルに向かうことになった
ハッチには最愛の妻ベッカ(コニー・ニールセン)との間にブレイディ(ゲイジ・マイロー)とサミー(ペイズリー・ギャラドス)と言う2人の子どもがいたが、ハッチは父親稼業を疎かにしていた
ベッカは家族との時間を作らないハッチに苛立ちを見せ、多くのトラブルを抱えてくることに苛立ちを見せていたのである
映画は、その避暑地にてトラブルが発生し、それに巻き込まれる様子が描かれていく
そのテーマパークは湖を一帯としたものとなっていて、ウォータースライダーやプール、湖を一周するボートなどが賑わいを見せていた
だが、ゲームセンターに行った際に、そこにいた若い女性・リリー(Madison MacIsaac)に対してブレイディがゲームのチケットを渡したことでトラブルが勃発する
リリーの彼氏のマックス(Lucius Hoyes)が言いがかりをつけ、さらにサミーのぬいぐるみを壊したことでブレイディが激怒し喧嘩になってしまう
ハッチはブレイディを宥めるものの、そこの店長のトビー(David MacInnis)が娘に手を出したことに怒りを抑えきれないハッチは、そこで大暴れをしてしまい警察沙汰になってしまった
保安官のエイベル(コリン・ハンクス)はテーマパークの主であり、一帯を仕切っているワイアット(ジョン・オーティス)のところにハッチを連れていく
ワイアットは事を荒立てるつもりはなかったが、エイベルが部下のダン(ジェイコブ・ブレアー)に余計な指示を出したことで、さらなるトラブルへと発展してしまうのである
映画は、些細なことがきっかけで大ごとになっていく様子を描き、それに巻き込まれる一家を映し出していく
ブレイディの親切がきっかけで地元民とトラブルになり、さらによそ者に対する態度の悪さが事態を展開させていく
舐めてかかった末に大怪我になってしまう敵を描いているのだが、さらにその奥にはラスボス・レンディーナ(シャロン・ストーン)がいたと言う構造になっていた
レンディーナは極悪非道な人物として登場し、カジノのイカサマ騒動では「目撃者」というだけで手下のカルトゥーシュ(Daniel Bernhardt)にカジノの客を殺させたりする
ぶっ飛んだキャラということになっていて、それが漫画的でもあり、オチにも関係してくるところは面白い
物語性というものはほとんどないが、家族愛がテーマになっていて、家族は家族全員で守り合うものという感じに結ばれていた
ハッチの父デヴィッド(クリストファー・ロイド)や異母兄弟のハリー(RZA、幼少期:Jahron Wison)なども最終決戦に参加し、さらにベッカが実に良いところをさらっていく
これらは予見できるし、いつ登場するんだろうという感じになっているので、予定調和を存分に楽しむ内容になっている
次に起こってしまうことへの些細な出来事とか表情などの演出が秀逸で、それが観客の動いてほしい方向に突き進んでいくのが爽快だったと言えるのではないだろうか
いずれにせよ、軽いノリのアクション映画が好きな人向けの内容だが、結構なグロ描写があるのでR15+となっている
このあたりはお約束のような部分があるものの、ガッツリと裁断シーンを見せてしまっているので、R15+はやむを得ないと思う
とにかく一般人が暴れる系の映画が好きな人向けの作品で、観客が観たいものを作っているエンタメ作品なので、リラックスして楽しめば良いのではないだろうか
I'm his better half. ナンチャッテ!?
sheriff: You know who I am?
Hutch: No, but, uh, the way you're sitting behind the sheriff's desk,
I'm guessing you're somebody.
sheriff: Damn right I am. Name's Wyatt Martin. I run this town.
『Nobody 2』は、はっきり言うと前作よりも評価は、一般的に低い... それでもキャスティングディレクターがまたマンセル一家を全員集めた努力とともに、前作よりもコメディ色を出して、なおかつ家族愛、夫婦愛を甘ったるくならない程度に仕上げているプロットの冴えも見ていて楽しかったですマス!? だって、I'm his better half. って言葉飛び出すほど家族総出で敵を叩きのめす。
ただ、シャロン・ストーンの変貌ぶりには... ▲☆1
最後は、センチメンタルぽいセリーヌ・ディオンによる♪The Power Of Love が流れます。
でもね、こんなこと言ったら、その後どうしようかしら?
'Cause I'm your lady
And you are my man
Whenever you reach for me
I'll do all that I can
(o^^o)てれっ💕
軽快なアクション作品
2021年6月に日本公開された『Mr.ノーバディ』(原題 "Nobody")の続編を一足先に。
借金返済のために殺し屋稼業に忙しく、家族と過ごす時間もないハッチは、妻のベッカ、息子のブレディ、娘のサミー2人を伴って休暇に出かけることにしたのだが、旅先のゲームセンターでのトラブルから街の有力者や保安官の反感を買う。しかし、この街にははるかに大きな秘密が隠されていて、ハッチたちは更なるトラブルに巻き込まれていく……。
主演のハッチは、『ブレイキング・バッド』シリーズや『ベター・コール・ソウル』で知られるボブ・オデンカーク、彼の父親を『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役で知られるクリストファー・ロイドが演じ、敵のボス役にはシャロン・ストーン。そして、『ジョン・ウィック』のデレク・コルスタッドによる脚本というハードボイルド・アクション作品。
後半の対決場面は、「ホーム・アローン R18+版かよ!」と思うくらいの振り切ったバカバカしさがあり、前作との続きとか一切気にせず、取り敢えずアクション場面を楽しめばいい作品。描写として結構ハードなものもあるので、暴力場面がダメという方にはお勧めしないが、頭を空っぽにして、次々と敵をなぎ倒す爽快感を味わいたい方にはいいかも。
本作の日本公開は10月24日。
全157件中、141~157件目を表示
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