「軽快なアクション作品」Mr.ノーバディ2 Tofuさんの映画レビュー(感想・評価)
軽快なアクション作品
2021年6月に日本公開された『Mr.ノーバディ』(原題 "Nobody")の続編を一足先に。
借金返済のために殺し屋稼業に忙しく、家族と過ごす時間もないハッチは、妻のベッカ、息子のブレディ、娘のサミー2人を伴って休暇に出かけることにしたのだが、旅先のゲームセンターでのトラブルから街の有力者や保安官の反感を買う。しかし、この街にははるかに大きな秘密が隠されていて、ハッチたちは更なるトラブルに巻き込まれていく……。
主演のハッチは、『ブレイキング・バッド』シリーズや『ベター・コール・ソウル』で知られるボブ・オデンカーク、彼の父親を『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役で知られるクリストファー・ロイドが演じ、敵のボス役にはシャロン・ストーン。そして、『ジョン・ウィック』のデレク・コルスタッドによる脚本というハードボイルド・アクション作品。
後半の対決場面は、「ホーム・アローン R18+版かよ!」と思うくらいの振り切ったバカバカしさがあり、前作との続きとか一切気にせず、取り敢えずアクション場面を楽しめばいい作品。描写として結構ハードなものもあるので、暴力場面がダメという方にはお勧めしないが、頭を空っぽにして、次々と敵をなぎ倒す爽快感を味わいたい方にはいいかも。
本作の日本公開は10月24日。
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