WEAPONS ウェポンズのレビュー・感想・評価
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実写のホラーセッションかな?
タイトルは鑑賞後の率直な一言。
PCに近いNPCだけど、悲しいNPC達の描写が様々な角度から展開されます。
ネタバレ厳禁も納得はいきますが、レビュータイトルなら見れるので、分かる人には分かる仕様にしてみました。
黒い植物と、そこから採取した枝に自らの血液と対象者の持ち物で《縁》を作り、術者の意のままに操る生き人形へと変貌させる、黒幕の術者のおばさま。
病気は恐らく自称。実際は行使したり、植物と共にある時間が長くなるにつれて衰弱していくものでしょう。
対象者が生きていれば術が解けるあたり、まだ優しいでしょう。特に子供達は、完全に人間性を取り戻すには膨大な時間が掛かることこの上ないでしょうが…。
観る前にはなんでR18なのかな?ひょっとしてカニバリズムを含むのかな?と思ってましたが、ビンゴ。
術に掛かっている子供達が、術者のおばさまを手で解体しながら食事するシーンがあったからなんですね。
あと、心が不安定になった男女のあれこれをちょっと添えるくらい。
すっきりとした終わりはなく、最初のナレーションの少女が「この町はこんなことがあったんだよ」と説明して終了する。
登場人物のその後を語らずに終わる展開はまさにホラー。
人によって感想や意見が分かれますが、ホラーとグロテスクの組み合わせで何でもバッチコイ!、という人は見てみても良いかな、と思いました。
今酷評されてる映画以下かも。
酷い映画を観る度にもうこれ以上は無いだろうって精神をぶち壊してくれた映画…。
そしてまた印象のつけようがない映画ぶっこんできた…。
上映される映画が少なくてむしろ良かった(上映した映画館には申し訳ないけど。
冒頭からどんどん盛り下がって行くので終盤のシュールなシーンで笑ってる人も居たけど流石に笑えるような精神状態には無かった。
主人公の女教師が飲酒運転するわ、不倫するわ、生徒17人行方不明なっても初日から酒飲むわ行方不明出てる教師の心境とはとても思えない。
映画の流れが呪怨みたいに誰々のパートみたいな分け方してるからこの時どうだったかは良くわかる。
あと黒幕が病気を治すのに儀式が必要で人を集めたけど子供なのは幼いほど魂の質がいいとかの話もなく人数も特に指定なく曖昧で物語のメイン部分なんだからもうちょっとそうしなければならない理由が欲しかった。
もう年末なのに立て続けにワースト映画来てるけど残りの1ヶ月大丈夫だよね?ってなる映画だった。
子供ミサイル走りは、特攻兵器「回天」か!
WEAPONS ウェポンズ
この映画は、
前半の事件と犯行の因果関係が関係者数だけの複雑な因果と偶然を蜘蛛の巣の様に描いているのが実に良かっただ!
後半は、
訳の分からん呪術が子供たちを「武器人間(living weapons)」に変えるたもので、失踪事件の引き金となる。
子供たちは夜中の2:17に家を飛び出し、両腕を広げて「ミサイルのように」走るのがライブ的でイイ
しかし、これはなんじゃ!
ネタバレ調査は最後に一部公開しますね。
なかなか、良い映画だった。
レビュー27
(^○^)
WEAPONS ウェポンズ
コメディアン、脚本家、監督、俳優など多彩に活躍し、2022年に発表した監督作「バーバリアン」が高い評価を受けたザック・クレッガーが、監督・脚本・音楽を手がけたホラー。
舞台は静かな郊外の町。ある水曜日の深夜2時17分、子どもたち17人が突然ベッドを抜け出し、暗闇の中へ走り出したまま姿を消す。消息を絶ったのは、ある学校の教室の生徒たちだけだった。
なぜ彼らは、同じ時刻に突如として姿を消したのか。
疑いの目が向けられた担任教師ガンディは、残された手がかりをもとに集団失踪事件の真相に迫ろうとするが、この日を境に不可解な事件が町で相次ぎ、やがて町全体が狂気に包まれていく。
物語は登場キャラクターそれぞれの視点で描かれ、モキュメンタリー風の演出も相まって、全米では公開後に観客の考察が飛び交い、スマッシュヒットを記録した。
出演はジョシュ・ブローリン、ジュリア・ガーナー、オールデン・エアエンライク、オースティン・エイブラムス、ベネディクト・ウォンら。
WEAPONS ウェポンズ
Weapons
2025/アメリカ
以下、調査ネタバレです。
この呪術は、
子供たちを「武器人間(living weapons)」に変えるためのもので、失踪事件の引き金。
子供たちは夜中の2:17に家を飛び出し、両腕を広げて「ミサイルのように」グレイディスの元へ集まるんです。
目的:延命や若返り?
まさに延命と若返りが主目的です。
グレイディスは老化や病気の進行を止めるために、子供たちの「生命力」を植物経由で吸い取る儀式を行います。
具体的に:
メカニズム: 子供の毛髪、所有物(リボンなど柔らかいもの)、術者の血を棘の枝に巻きつけ、皮膚を裂いて血を染み込ませ、枝を折る。
これで子供は「武器人間」化し、痛覚を失ったゾンビのような存在に。グレイディスは彼らを操り、自身の体に「注入」することで、若返り効果を得る(皮膚の再生、活力の回復)。
動機の深層: 表面上は「永遠の命」を求めるエゴですが、物語では家族のトラウマ(虐待の連鎖)が絡み、グレイディス自身が過去に「犠牲者」だった可能性を示唆。
延命は「生き延びるための武器」として、タイトル『WEAPONS』の象徴。
最終的に、アレックス(残った子供)が逆呪術(グレイディスのウィッグの毛と枝を使って)で子供たちを解放し、グレイディスを「解体」させるクライマックスで、この目的が崩壊した。
いや、なかなか深遠な構造の映画監督です。
以下、省略…
オカルトやホラーとしては今一つだが、ミステリーとしては楽しめる
少女のモノローグによって、小学校のあるクラスの生徒のうち、1人を除いた全員が、夜中に姿を消すという事件が起きたことについて説明される冒頭から、ミステリアスな雰囲気に引き込まれる。
事件の直後を起点とする、同じ時間内の出来事が、相互に関わりのある別々の人物の視点から描かれるという手法には、決して目新しさはないものの、事件の真相が徐々に明らかになっていく展開は面白いし、それなりに「謎解き」も楽しめる。
ただし、クラスの担任教師や、娘が行方不明になった父親のエピソードの中で、ピエロのような「白塗りの人物」が現れるところでは、ジャンプスケアに興醒めしたし、作品の雰囲気が「IT」に似ているせいか、まさか、また、ピエロの呪いなのかと不安になってしまった。
やがて、教師と不倫している警官や、警官が捕まえた泥棒のエピソードになると、行方不明の子供達が、1人だけ行方不明にならなかった少年の家の地下室にいることが分かったり、小学校の校長のエピソードでは、「白塗りの人物」が少年の伯母(を名乗る老婆)で、人々を操る呪術(?)の使い手である彼女こそが、事件の黒幕であることが明らかになるのだが、やけにあっさりと「犯人」が分かってしまう展開には、やや物足りなさを感じたし、オカルトであることを匂わせておいて、実は「魔女」の仕業でしたというカラクリにも、何だか拍子抜けしてしまった。
さらには、行方不明になった子供達が走り去った方角を確認していない警察の無能さも気になったし、警官や、教師と父親が、誰にも連絡せずに、自分達だけで少年の家に乗り込むという無謀な行動も、ホラーの「お約束」とは言え、思慮の足りなさに呆れてしまった。
その一方で、タイトル(WEAPONS)の意味が分かるところでは、「そういうことか」と納得できたし、誰が、どうやって、この魔女を倒すのか、あるいは、冒頭で、この事件が未解決であったと仄めかされていたとおり、結局、魔女は倒せないのかということが気になってくる。
そういう意味で、最後に描かれる少年のエピソードは、事件の発端から結末までが明らかになる「解答編」になっていて、観ていてスッキリすることができたし、「呪術返し」のような方法によって、目標を追尾する誘導兵器(WEAPONS)と化した子供達が、どこまでも魔女を追いかけ回すラストの展開も面白かったと思う。
結局のところ、少年の両親や子供達を使って、魔女が何をやりたかったのか(若返り?)がよく分からなかったり、呪術の解除の方法(枝を水に落とすのか、術をかけた人間が死ぬのか)が理解できなかったというところはあるものの、話の先が気になるミステリーとしては、最後まで、その展開を楽しむことができた。
ハーメルンの枝折りオバハン
こんな訳の分からん話しの作品で、こんなハラハラドキドキの先行き不明のオモロイ映画、初めて。その理由は構成、枝葉の人物のスポットライト進行、に有るんでは。最後のシーンは圧巻でした。やはり、子供ほど怖い者はありません。
ラストかつてなく爽快なグロ👵🩸
真夜中、とあるクラスの1人を除いた生徒全員が家から走り去り失踪する。果たして真相は…?って話。事件に巻き込まれた人物6人ぐらいの視点で構成した群像劇風ホラー。変わったアングルや音楽が印象的で、A24とかブラムハウス系の知的アートみもある。
主人公が1人じゃない、かつ絶妙にムカつく奴ばかり出てくるので、内容の面白さに反して感情的なカタルシスは少ない。それでもかなり好みだった。
結局、アレックスの伯母が、人の持ち物か身体の一部を入手すればその人を操作したり、標的にして支配下の人間に殺害させることができるというオチ。操作と殺害標的化の2つの能力があるので、最後、伯母を操ってアレックスが魔王になる展開かと思ったら違って一瞬混乱した。私がヘレディタリーを意識しすぎていただけかも知れないが…
一番好きなのはラスト。アレックスの状況が誰よりも同情できた分、伯母の最期は痛快だった。勧善懲悪の快楽の是非は置いといて、子供が老婆を噛んだり引き千切ったりとあんなに凄惨で、あんなに清々しいシーンは観たことがない。普段ホラーは薄目で観る臆病者だが、両目全開で観た。
エンドロールまでオシャレ
導入から引き込まれるました。
子供たちの失踪の原因、事件の全貌が見えるまでそれぞれの視点からパズルみたいにヒントを拾い上げる感じ。
あの叔母さんは一体何者なの!!気持ち悪くて不気味で最高でした。叔母さんが魔女だからそういう力があるのかと思ったけど、力があるのはあの柊の植木なのかな、、
全然R18+じゃないじゃんって思いながら観ていたら後半から来ました。あれはR18+ですわ。
最後は成敗されてスッキリ!さようなら叔母さん👋
R指定が付くとみんな見たがる?
出だしの雰囲気は怖さを醸し出していた………………
登場人物一人一人を追うように、ジャスティンの章、ポールの章、アーチャーの章というように編集されていて、登場人物の繋がり?過去とかにも関係するとか、と匂わせて…………
結局はホラー的なドタバタギャグ映画ので笑ってしまいました。
とても楽しかったです。面白かったです。
パンフレットにもギャグと怖さは紙一重みたいな記述もあったから、それほど間違ってはいないと思う。
後味いい!
ホラーテイストの爽快良作でした。
難しい話が苦手なので、考察系か~と思っていたのが良い意味で裏切られて
パズルのピースがはまっていくような気持ちよさ。わかりやすかった。
予告編の怖いシーンにビビってしまうホラー苦手な人もいると思うけれど、
来るな…というところで目をつぶる余地があって、
単に怖がらせる映画として作っていないところがいいですね。
不条理なことに巻き込まれたときに、怒りの矛先を向ける相手を作ってしまうところや、
誰しもが皆、弱い部分や正しくない部分をもって生きているところ、
でも最後はその人の歩んできた人間性なんだろうな…と感じました。
ちょっと長めのクライマックスが爽快すぎて、笑っちゃいました。
100%のハッピーエンドではなく、助かった人も後遺症が残るあたりがリアル…そうだよね。わたしの予想が甘かった。
それにしてもアレックス!涙
ここまで辛い状況ある?
いじめられていたから、とかじゃなく、叔母さんに出ていって欲しい一心だったのね。
もうすこし上映館を増やしてほしい映画でした!
謎の高評価に疑問?
うーん、普通!
呪術ものなら断然スケルトンキーのが良かった
登場人物ごとにチャプター分けすんのは良いけど邪魔
結局アレックスメインなのに尺(校長&ジャンキー、警官要る?2時間あるのに…
・ラストあっさり
・安易なグロ要素微妙
・ババアの目的(そもそも用済みアレックスなんで使役しないの? 等、スッキリしないけどラストのババア追っかけの絵面は最高に笑えるコメディ映画
全90件中、81~90件目を表示
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