WEAPONS ウェポンズのレビュー・感想・評価
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かなり怖かった。この手が好きな方にはオススメします。
予備知識なく鑑賞。不気味なミステリー調の前半から意外な展開の中盤。そして予想を超えるオカルトホラー的なラストと怖さと面白さを思い切り詰め込んだ名作でした。脚本が素晴らしく目を離す余地が全くなく最後まで集中して楽しめる作品でした。
出演者も豪華でジョシュ・ブローリン、、ジュリア・ガーナー、ベネディクト・ウォンと大作で見かけたことがある役者も揃えてメジャー感もある本格スプラッターホラー作品
R18+なのでかなりグロいシーンやドキッとするショック場面もあるので好みはありますがこの手の作品が好きな方には超おすすめです。
違う意味で面白かった。
各キャラクターを時間軸少しズラして見せるのは呪怨とかの様で良いんだ...
謎と恐怖と暴力のザック・クレッガー節
郊外✕行方不明✕ヤババア=これは『バーバリアン』とセットで観られるべき精神的姉妹分だ!つまり、ジャンルを横断する構成力とストーリーテリングが武器なザック・クレッガー監督が、恐怖と謎で観客の心に取り憑き巣食うようなホラー映画の新たな巨匠だと証明する2作目の"パラサイト"!!
「△」人間兵器=他者を傷つける目的で、主体性なく言われるがまま猪突猛進で真っ直ぐ衝突(=融通の利かなさ、他人の意見を聞き入れないさま)。曲がることを知らないで、破壊の限りを尽くす意見の対立。固執した頑固なものの見方同士がぶつかり合う危険性や、周囲に与える害。赤と青というモチーフの色は、共和党と民主党。その間で揺れる長閑な郊外とは戦場であり、知らない間に寄生・侵食されるよと。周囲を傷つけることでエネルギー補給するヅラのヤババアは、トランプを重ねているのかなとも思った。サノスの貫禄、我らがジョシュ・ブローリンのグーパンには勝てないけど!
パラサイト=アリの話に象徴される寄生虫に、日常の同じ描写の繰り返し(=安定、平凡、退屈、主体性の無さ)。そして、「知らない」こと。たとえば我が子がいじめっ子だと知らないこと、相手が禁酒していると知らないこと、パートナーの浮気を知らないこと、そして秘密の地下室の存在を知らないこと…。『バーバリアン』に続き物理的にも、低い位置にある隠された秘密(=長閑な表層の下の闇)。色々なテーマを含んでいるだろうけど、そうした信じたものや慣れしたんだものが、いとも容易く崩れるさま・グラつく安定を描いているようだった。
度肝を抜かれた傑作『バーバリアン』に通ずるヤバい構成やバケモノみたいに面白怖いストーリーテリング、そして深いテーマ!ホラー描写(画面の遠くから迫ってくる感じ!!)もグロゴア描写満載も勿論いいのだけど、それ以外の謎の部分で見せるだけの構成力。生き生きとしたキャラクター主体で共感を呼ぶように引っ張るドラマ性というよりは、あくまでテーマが前面に出たような鼻につく説教臭さもありつつ展開で魅せるような。曖昧さを残すようなラストに、結局何を言いたいのか見定めかねている部分もあるけど、全体的にはそういう印象を受けた。
「2:17」に消えた17人の子供。魔女狩りで追い込まれる教師、子を探す親、焦る警官、盗むジャンキー(『ウルフズ』に続きまたもや車に追われて全力ダッシュするオースティン・エイブラムス)、ことなかれマニュアル人間的で規則的に対応する校長、そして大きな秘密を言えないで隠す子ども…。一つの事件を6人それぞれの視点から描く、群像劇ホラー。魔法陣的な三角のモチーフも、悪魔を呼ぶ召喚の三角はもちろん、陰謀論的な文脈では国民同士の相互監視を含む監視国家などを彷彿とさせたし、展開として『シャイニング』も少し彷彿とさせた。
第一感想、巧い。観客を引き込み夢中にさせる方法を心得ている、稀代のストーリーテラーとしての手腕。それと、選曲センス!ジョージ・ハリスンのBeware of Darknessが流れる中で子供たちが走っていくところ最高。ポスタービジュアルにもなっていて本作を象徴するウェポンズ走り、「#ウェポンズ走りしてみた」みたいなハッシュタグで流行らせよう。
興味がある人だけ観て下さい
全米4週連続第1位の割には劇場公開の規模が
小さく地元埼玉県では2劇場だけの公開
ただ観賞してその意味はわかりました
内容の構成やアイデアは良いと思うのですが
黒幕の動機が理解出来なかった
とっとと行動に移せばいいのに…
結局何がしたかったんでしょうか?
序盤は用意周到も中盤でアレックスにタネを
じっくり見られたのも悪手でしたね
ラストもどっちつかずでイマイチでした
ジョシュ・ブローリン、ベネディクト・ウォンとMCU作品の常連が出演しています
そしてジュリア・ガーナー(ファンタスティック4:ファースト・ステップのシルバーサーファー)
エイミー・マディガンは時々エド・ハリスに
見えました
夫婦って似るんですかね?
最後に入場者特典としてワーナー・ブラザースのロゴステッカーを頂きました
何でかなと思って調べたら今作はワーナー・
ブラザースとして最後の洋画配給作品との事でした
後半どんどん白けていく系
お話自体は面白いけど期待ハズレ
幽霊は登場しないが「登場人物が操られる憑依系」なホラー映画
2025年11月28日、「ムービックスさいたま」で鑑賞。席は9割くらい埋まっていた。公開劇場数が少なく、ワーナーブラザースJapanは今年で洋画配給を終了するので、劇場鑑賞希望の方は早めの鑑賞をお勧めします。
【ストーリー】
静かな郊外の町で、ある水曜日の深夜2時17分、17人の子供たちが家を飛び出し消息を絶つ。行方不明になったのは、学校の一クラスの生徒達だけで、主人公と言える「生徒1名」だけは生存している。集団失踪について疑惑の目を向けられた担任教師・ガンディは事件の真相を解明しようとするが、不可解な事件が相次ぎ町全体が狂い始める。
【感想等】
・ホラー映画としては、何かが憑依して人格が変異して狂暴化するという、スティーブンキング原作で、かつキューブリック監督映画の「シャイニング」に近い既視感があったが、子供が集団失踪して、その謎を追うという斬新なストーリーは結構楽しめました。
・失踪時間の「217」という数字は、スティーブンキング原作「シャイニング」で幽霊が出るホテルの部屋番号が「217号室」だったのを、オマージュしたものです(映画「シャイニングでは「237号室」に変えてあります」)。
・「失踪クラスで唯一残った生徒」「担任教師」「消えた子供の父親」「校長先生」「警察官」「空き巣を働く浮浪者」などの複数の目から描いた群像劇の構成になっているのが、面白かった。
・グロい描写が複数登場しますので、慣れない方は注意が必要です。
・失踪を免れた1名の生徒の親族が後半に登場するが、この方がキーポイントになります(ネタバレになりますので、詳述しません)。この方がなぜ町を混乱させるのかという「動機」については不明のままで終幕となります。
・両手を斜め後ろに広げて、まるで「鳥?」、「飛行機?」か「ステルス戦闘機?」のような感じで襲い掛かってくる様は、怖くもあり、コメディ調でもあります。
・見た目のホラーだけでなく、音による「驚かせ効果」が結構あります。
・幽霊(ゴースト)は登場しません。
・ワーナーの配給洋画は、最近小規模公開映画が多いと思います。この映画ももう少し規模拡大公開しても良いのではないかと思いました。
怖すぎて笑える
期待ハズレ
公開初日の劇場は平日なのに人がパンパンに入っていて、皆の期待の高さが分かりました。
自分も楽しみにしていて高い期待値で観たんだけど…
結構すぐ、微妙になってきて、途中から、どうでもよくなって、はよ終わらんかな状態(笑)
僕はダメでした(笑)
海外で評価が高いみたいなフレコミだったけど、よく言いすぎでしょ(笑)
ほとんどハラハラしなかったし緊張感が足りないのかな…?
キャスティングも微妙だったな…(苦笑)
いま上映中のホラーなら『ブラックフォン2』の方がいい。
『パルプ・フィクション』みたいに、それぞれの登場人物の視点で描かれます。
エンドロールが変わってるけど待ち続けても何もないので、すぐに帰っても問題ありません。
きーーっん!
「2025俺のホラー」は"Longlegs"か"Violent Nature"かなと思っていたが強力なのが現れたぜ!
子供達が居なくなるのはイントロで、そこから話ははじまる。人物を順番に視点を変えて語っていくやり方は失敗するとおんなじ話何度もされてくどいんだけど、そんな印象はなかった。たぶんヒントが少ないし、少しずつズレてるし、繋がりが予想出来ないからだと思う。
チラチラでてくるBBAがペニーワイズなみに怖い。(Welcome to Derry 劇場でやって欲しい)
あんまり細かく書けないので是非見てください。
子供の頃、戦闘機に乗ったつもりで確かに自分もあんな格好で人混みのなかを走り回ってたのぼんやり思い出した。アラレちゃんもやってたな、、きーーっん。
何を書いてもネタバレになっちゃう!
程よいホラー感
子供たちはパジャマ姿のはずでは?
真夜中なら、ねまきに着替えてるよね。飛び出す用意をして昼間の服のまんまは違和感!
そもそもこのバアさんの動機、目的がわからない!
若い人間の気を吸って、生き長らえたいのか?このタイトルとどうリンクするの?
終盤でアレックスが儀式めいたものを習得していたので、この家は代々魔女家系で、ばあさん死んでもアレックスが継ぐとか?まあ、理詰めではホラーを愉しめないけど。
新感覚などと謳っているが、怖がらせる映像は過去作で見慣れたものばかり。特に、人の持ち物に魔法をかけるなんて、ふる~い話。それに、アレックスが集めてきたのは名札であって“持ち物”じゃないから魔法はかからないと思うけど。
ただ、この年末”あの格好“で夜道を走っている奴がいたらちょっとこわいかも。
ホラーが苦手の方もついつい笑ってしまう「やりすぎ系」
劇場でのみならず配信でも映画をよく観る私にとって、特定のジャンルに対する“NG”はありませんが、勿論、いろいろな理由で“敬遠しがち”なものはあります。その中で、ホラーは単純に「金払ってまで怖いというネガティブな思いするのはちょっと」という、如何にも“貧乏くさい”理由で劇場鑑賞を見送り配信にまわすこともしばしば。ところが、本作を米国映画レビューサイトを確認してみると評価が相当に高い。確かにザック・クレッガー監督については、以前に配信で観た『バーバリアン』も面白かった記憶があり、「よし!今週はこれだ」と公開初日に久しぶりのTOHOシネマズ錦糸町にて鑑賞です。
それは何の前触れもなく、そして何の手掛かりも残さずに突如起こった「謎の失踪事件」。ある晩、午前2時17分に同じクラスの生徒17人が一斉に自宅から消え、残されたのはそのクラスの担任教師・ジャスティン(ジュリア・ガーナー)と唯一の生徒・アレックス(ケイリー・クリストファー)の2人だけ。その後、警察による捜査も一向に進展を見せず、学校説明会ではアレックスに対して何らかの説明や謝罪を求め、今も行方不明である子供達の保護者から怒号が止まりません。
ストーリーはまずジャスティンに始まり、その後次々と“関係者”ごとの目線で事件に対する真相に近づいていく“群像劇スタイル”の構成で語られます。何も解らない前半は全ての可能性に対して「ビビらせる」演出にハラハラし、その後、複数の視点により見え始めてきた「怪しげ」に推理心がそそられ、いよいよ得体の知れなかったものの得体が知れた途端、そこからは一気に怒涛の展開。
ホラーには徹底した恐怖で土壇場まで追い詰められ、最後の最後に起死回生の逆転でホッとする、或いはスッキリするような展開も多いですが、一方で、あまりに行き過ぎた演出に対しそれが段々面白くなってくるものもあり、本作は紛れもなく後者。真相に近づこうとする人間に対し、口封じの虐殺が始まるとなるほどWeapons(兵器)の意味が解るのですが、その様子がシンプル且つ直線的な上に、呆れるほど度を越えていて最早笑ってしまう。特に終盤におけるマルチ局面の“対決”は見物ですが、スクリーンでは極限状態のスリルにもかかわらず劇場の所々で笑い声が止まらず、とうとう全てが解決し映画が終わって思うのは「何だこれ?でもめっちゃ面白かった」と満足度は間違いなく高い。
と言うことで、本作を観て改めてザック・クレッガー監督の力量の高さに感服。今後、この監督のホラーは見逃せないな。ズバリ“当たり”の一本でした。
先が読めない、ニュータイプホラーの注目作
予測不能な展開に唖然。
全168件中、141~160件目を表示
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