WEAPONS ウェポンズのレビュー・感想・評価
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ダメだな。これに高評価出してる奴は“どこ“見てんだよ。アメリカで1位獲ったからって点数あげれば良いってもんじゃないだろ。
たぶんと思ってたが結局この監督、ワンパターンだな。
まとめが「バーバリアン」と同じじゃん。
18禁なんで、“厭なもん”観せられるのかな?と覚悟してたら、「あぁ、そんなもんですか。」
上映回数少なくて「映画の日」値段ということで満員観客。久しぶりに映画館が満員の光景を見たぜ。
女6、男4の割合。こういうの意外と女の人が見るのな。
全く最近の映画は、クライマックスが雑でシラちゃうよ。
普通に怖い
久しぶりにいいホラーを観た
三角形の意味は?
全体的には面白いが、バーバリアンの時に感じた『意外に次ぐ意外!』みたいな面白さは特にない。バトン形式の描き方もバーバリアンと同じだし、その人選にも意外性はなかった。
あと、社会問題を含んでまっせ的な空気感を出しつつ、最終的には『…???』とよく分からなかった。モチーフとして頻出していた三角形とか、アサルトライフルとか、2:17とか…。パンフレットに答えがあるのではと思ったけど、みんなそう思ったのか売り切れだし。誰か偉い人教えてください、お願いします。
とは言いつつ、実は特にメッセージなんてないんじゃないの?って気もしてる。それをジョーダンピールとかA24に慣れ親しんできてしまった我々が無理に考察しようとしているような…。その状況を監督は『本当は何もないのに...ぷぷぷ』と笑っているみたいな…。それ自体がこの映画の『仕掛け』のような気がしてならない。
どうなんでしょう。
追記
ちなみにコーエン兄弟の『ファーゴ』は「これは実話に基づく物語」と最初にクレジットしておいて、それは実は嘘という観客をおちょくることを目的とした映画だった。今回の映画も最初に「これは本当にあった話だよ」というモノローグから始まる。やっぱり観客をおちょくることを目的とした映画なんじゃないの…?
伏線回収なんて不要、と思わせてくれる良作
WEAPONS(映画の記憶2025/11/30)
様々な謎が隠されているような雰囲気を出しているが、マーケティング上のハッタリです
まず始めに言っておかなければならないことは、この映画はホラー映画ではなくオカルト映画であり、様々な謎が隠されているような雰囲気を出しているが、それはマーケティング上のいわばハッタリであり、実際の内容に考察要素はまったくないということ。
キャスティングも撮影も良いし、序盤のストーリーも引き込まれる。しかし、ここからラストまで結構退屈。
構成は章立てで、章毎に主人公を設定して同じ出来事を多視点で語るのだが、これがホラーやサスペンスの盛り上げにはまったく寄与しておらず、ひたすら冗長に退屈になっているだけ。ごく普通のオカルト映画を何とか捻って、サスペンス要素を立てようとしているのかもしれないが、とても成功しているとは言い難い。
全体的な演出の雰囲気はかなり良いのだが、ホラー演出は下手すぎる。ジャンプスケアと頭部破壊のゴア描写、夢落ち。同じようなショットが何度もでてきてウンザリする。全然怖くない。
最後はかなり笑えるが、これもシンプルな構成であればもっと効果的であったはず。
つまらない映画ではないが、マーケティングのための作為が立ちすぎて気持ちよく楽しめない映画。
チキンヌードル
向こうでは缶詰のヌードルがあるんだなぁと
あの子は介護にむいてそうだな〜なんて感想がでてきましたがこの映画はなかなか導入から興味をそそりました。
なぜ子供たちが消えたのか?
そこからよくわからない教師の行末や、いなくなった子の親など群像劇のように見せていくわけでだんだん話がつながっていく。
途中まではよかったがその原因が肩透かし
なんなんだお前はってなる
なるほどその原因を示唆するような表現はところどころあったなぁと
結末は本当にスカッとするし面白いというか捻られた笑いでしたね。
思えばあちこちでシュールなシーンで笑ったんだよね
めっちゃホットドッグ食べる校長とパートナー
見てた番組もなんでだよってなるし
何回飛ばされてもウオーと襲ってくるヤク中
警官の顔をピーラーで2回も削るシーン笑
色々考察見たらなるほどと唸りました
なるほど ザ ホラー。
どこで見たのか、
1行目に「情報は入れずに見ろ」と書いた映画紹介があったので、
その忠告通り予告編も見ずに映画館に突入。
いや、あれ、これ、構成の仕方が章立てのきっちりした小説のようで面白いやん。
発生した理由の分からん事態を、
さらに理由が分からんような展開をして、
時々びっくりさせて(久々にホラー映画で3回も鳥肌たったわ)。
そして理由が分からんかったことの「理由」が分かってきて、
「アレがああなって」、おおっと「なるほど、そうくるのか」でジエンド。
タイトルも気が利いてるし、解決の仕方も気が利いてる。
ホラーで「なるほど、そうくるか」と思ったのは初めてかも。
(以下ネタバレ)
しかし、アメリカ人はキリスト教の影響か、
それはね。「悪魔のシワザ」で納得させるような映画が多いなぁ。
(ゆえに、神は見ている。悔い改めよ…ということか)
日本のホラーや怪談は、
「なぜ起こったのか」という理由(“恨み”とか、“禁忌を破った”とか)は
絶対に明らかにする。
(ゆえに、だれも見てなくても、悔い改めるようなことはするなよ…ということか)
ただ、この作品、
「この叔母って、なんやねん、なんでこうなってん」‥‥ということについて
見ていて全く気にならせなかったこの映画はすごい!
追記>
『WEAPONS/ウェポンズ』グラディスおばさんの前日譚映画が企画中 ─
「ストーリーもあります」監督が意欲
(上記で検索すれば記事は出るかな?)
構想はあっても全く具体化はしていないようだが、
楽しみ~♪
題名の意味は?
大変面白く観た。今年のホラー映画の中では「罪人たち」、「ブラックフォン2」と並ぶお気に入り。
個人的な好みのモザイク・ストーリーテリング(Mosaic storytelling)という手法で、登場人物と時制を切り替えて見せながら真相に迫っていくので、いったいこの話はどこにどう転がっていくのかとグイグイ物語に引き込まれる。また、登場人物毎の説明のため「これ誰だっけ?」という混乱がない。
ただ、犯人の正体とか動機が明確には説明されないので、そのへんの結論のクリアさを求める人にはやや不満が残るかも。あと、この物語世界で発動する「呪い?」のシステムに一貫性がないんじゃないかとは思った。
題名については、登場人物のひとりが夢で見る、ある家の上に浮かぶアサルトライフルのシルエット(何のメタファーだろ?)からか、あるいは失踪した子供たちの行動についての例えの台詞からか?。複数形なので後者か?
気になるホラー度だが、ジャンプスケア(苦手)は2箇所ぐらいで、ゴア度も許容範囲。ただ、あのピーラーの使い方は痛そう。
クライマックスの追っかけシーンはもうコメディで、客席から笑いが出ていた。
どことなくJホラー風味はあるが、中身はガッツリ西洋ホラー。 タイト...
作り手の誠実さと社会問題に対するメッセージ
おもしろい映画は、ジャンルを超越してくると思った。小学校のクラスほぼ全員(ひとりを除く)が、ある夜家から飛び出して行方不明になる。
一応、ホラーミステリーなので、おどかしもちょっとしたグロもある。前半のジャンプスケアでは、そこまでびっくりしなかったが、終盤のシーンでは.わあ!と本当に声が出た。
事後の顛末を、担任の先生、父兄、警官、容疑者という感じで、いわゆる羅生門スタイルで描く。その時、別の人は何をしていたか?という感覚。このフォーマットがたまらない。ちょっと前のミサイル飛んでくる映画ではうまくいってるとは思えなかったが、これはバッチリハマってる。
「Dark End of the Street」が、バーのシーンのBGMとして、フル尺で流れる。渋いソウルミュージック。オリジナルはジェームス・カー。本作はパーシー・スレッジのカバー。1991年のダブリンを舞台にしたソウルバンドを描いた「ザ・コミットメンツ」という映画でカバーされて、大学の軽音サークルでちょっとしたブームになっていた。
この映画ではおもしろいだけでは済まない、重要なテーマが忍ばされている。ヒントは最後に死んだこちら側の人間2人と、収束後子どもの声で語られる後日談、エンディングロールの三角形。こんな風にカジュアルなフォーマットで社会問題を描いてみせる才能に感動した。
子どもにはわざと見せないようにしてるが、上記テーマを描くならば、仕方ないと思える。どこまでも作り手の誠実さを感じた。
観ないと後悔するホラー爆誕。『WEAPONS』が想像以上に怖くて完成度が高すぎた。
この映画、上映館数が全国でたった 33館。
「サブスクでいいか…」と思ってたんですが、、、
思い切って京都まで遠征し、観に行きました。
結論——
行ってよかった!!ホンマに良かったです!
最近観たホラーの中でもトップクラスに面白かったです!
この映画には、今のハリウッドに欠けている“アレ”が詰まってます。
そう、オリジナリティ(独自性)。昔、流行ったコンテンツのリサイクル。
他国の脚本をそのまま映像化するなど・・・。
最近のハリウッド映画の低迷の要因はオリジナリティがないことが問題視されています。
本作は、ありそうで無かった設定、独自の展開、そして確実に伏線を回収してくる脚本力。ホラーだけどミステリー要素も強く、頭の中では、
「なぜ17人だけ?」
「なぜアレックスだけ一人残った?」
「なんで御前2時17分?」
観客の不安をあおりつつ、チープなまとめ方は絶対にしないのが「ウェポンズ」。
続編商法にも走らず、一回の映画として完結させるぞ!という製作陣の覚悟を感じました。
映倫のR18指定のゴア描写もインパクト抜群ではるが、無意味な残虐描写ではなく、物語の狂気にしっかり機能しセンスの良さが光ります。
残虐シーンは過ぎると、笑いになりますから。。。
ホラーファンはこの映画を見逃すと後悔します。
以上
緊張感の持続に失敗
途中まで非常に面白かった。多視点がよく機能してた。あと登場人物たちにちょっとずつ好感が持てない要素をいれてたのがうまい。はっきり嫌なやつもいたしね。
ただなあ、デブの校長が走ってくるあたりで「ん?」となり、その後の謎解き編で正直脱力した。なんだよそれと肩透かしをくらったというか。
最後おばあさんをこどもがわあっと追いかけてるシーンはバカバカしくて笑ってしまった。あれは笑わそうとしてるんだよね?
要はきちんと最後まで怖がらせて欲しかったということ。で、結末で「よかったあ」とホッとしたかった。これがホラー映画をみる醍醐味でしょう?
この映画の場合かなり前段階で緊張感が途切れてしまってそういうカタルシスを味わえなかった。
ちなみになんでジョシュ・ブローリンがやってたお父さんだけは普通に戻ってんの? 子供たちとかアレックスの両親との違いは何? なにか設定を見逃したんだろうか。
確かに【終わった】が解決していないIt certainly ends, but it does not resolve.
物語の背景にある原理や法則は
全て明らかにされていない。
だが、その深淵が存在すると思わせる
説得力があった。
今年観たアメリカのホラー映画で
【THE MONKEY ザ・モンキー】
【ロングレッグス】
がある。
で、今回の【WEAPONS ウェポンズ】だ。
私の勝手なイメージだと、
欧米のホラー物は、
その背景にキリスト教の影響があるものが多かった。
しかし、今回の映画を含めて
今年観た先に上げた3本は
それとは無関係の何らかの法則が働いていて
人の力では抗えないという点で共通している。
正直、映画の後半過ぎるまで、
真相は分からず、
観客は登場人物と同じ戸惑いと謎に引っ張られる。
そして、映画は終わりを告げるが、
多くの明らかにならないものが
そのままになって終わる。
登場人物の未来も
ハッキリしないまま
解決せずに【終わる】。
個人的には
最高のホラー映画だった。
The principles and laws underlying the story’s world
are never fully revealed.
Yet the film has the persuasive power to make you feel
that a deep abyss truly exists beneath the surface.
Among the American horror films I watched this year,
there were THE MONKEY and LONGLEGS.
And now, WEAPONS.
In my own preconceived image,
many Western horror films are heavily influenced
by Christianity in their background.
However, these three films—including this one—
share something different:
some kind of law or system that operates independently of religion,
and a sense that it is something human beings cannot resist.
To be honest, until well into the latter half of the film,
the truth remains unclear,
and the audience is drawn along
by the same confusion and mystery as the characters themselves.
Then the film comes to an end,
leaving many things unexplained.
The futures of the characters
remain uncertain,
and nothing is clearly resolved—
it simply ends.
Personally,
I found it to be an outstanding horror film.
エグいけど、面白い
OPからセンスを感じる
全168件中、101~120件目を表示
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