WEAPONS ウェポンズのレビュー・感想・評価
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怖すぎ!事実なのかな?
アメリカの静かな郊外の町で、ある水曜日の深夜2時17分、17人の子供たちがベッドから起き上がり、家を出て暗闇の中へ走り出したまま姿を消した。消息を絶ったのは、ある小学校の18人のクラスの内の17人だった。なぜ彼らは、同じ時刻に突如として姿を消したのか。疑われた担任教師のジャスティンは、集団失踪事件の真相に迫ろうとしたが、この日を境に不可解な事件が町で相次ぎ・・・さてどうなる、という話。
事実に基づく話、と最初に紹介されたが、調べてもそんな事件の記事はなかった。
これが実際に起きた事件だったとしたら怖すぎる。
あのバアさん魔女か?
最初ジャスティン先生の視点から描かれ、次に失踪した子の親、警官、コソ泥、18人のクラスの中で唯一失踪しなかった残り1人の小学生、と視点が変わる度に少しずつ真相がわかってくるというストーリーは面白かった。
羅生門的って言うんですかね?
登場人物だが、あのバアさん、何者だったんだろう?最後子供達に殺された?食べられた?謎解きなかったけど、何だったんだろう?
バアさん以外の登場人物も先生が他人の夫と寝たり、警官が簡単に浮気したり人を脅したり、校長も聴くふりしてほとんど保身だし、不倫された妻は暴力的、どいつもこいつも酷い。
そこが怖かったりして。
この事件、事実じゃないよね?
伏線回収なんて不要、と思わせてくれる良作
子供たちは一体どこへ⁉️
子供たちは一体どこへ・・・⁉️この作品はピーター・ウィアー監督の「ピクニックatハンギングロック」のホラー映画版ですね‼️子供たちが窓をブチ割り、壁をぶち破って展開される集団暴走&襲撃シーンがホントに怖すぎる‼️
WEAPONS(映画の記憶2025/11/30)
様々な謎が隠されているような雰囲気を出しているが、マーケティング上のハッタリです
まず始めに言っておかなければならないことは、この映画はホラー映画ではなくオカルト映画であり、様々な謎が隠されているような雰囲気を出しているが、それはマーケティング上のいわばハッタリであり、実際の内容に考察要素はまったくないということ。
キャスティングも撮影も良いし、序盤のストーリーも引き込まれる。しかし、ここからラストまで結構退屈。
構成は章立てで、章毎に主人公を設定して同じ出来事を多視点で語るのだが、これがホラーやサスペンスの盛り上げにはまったく寄与しておらず、ひたすら冗長に退屈になっているだけ。ごく普通のオカルト映画を何とか捻って、サスペンス要素を立てようとしているのかもしれないが、とても成功しているとは言い難い。
全体的な演出の雰囲気はかなり良いのだが、ホラー演出は下手すぎる。ジャンプスケアと頭部破壊のゴア描写、夢落ち。同じようなショットが何度もでてきてウンザリする。全然怖くない。
最後はかなり笑えるが、これもシンプルな構成であればもっと効果的であったはず。
つまらない映画ではないが、マーケティングのための作為が立ちすぎて気持ちよく楽しめない映画。
チキンヌードル
向こうでは缶詰のヌードルがあるんだなぁと
あの子は介護にむいてそうだな〜なんて感想がでてきましたがこの映画はなかなか導入から興味をそそりました。
なぜ子供たちが消えたのか?
そこからよくわからない教師の行末や、いなくなった子の親など群像劇のように見せていくわけでだんだん話がつながっていく。
途中まではよかったがその原因が肩透かし
なんなんだお前はってなる
なるほどその原因を示唆するような表現はところどころあったなぁと
結末は本当にスカッとするし面白いというか捻られた笑いでしたね。
思えばあちこちでシュールなシーンで笑ったんだよね
めっちゃホットドッグ食べる校長とパートナー
見てた番組もなんでだよってなるし
何回飛ばされてもウオーと襲ってくるヤク中
警官の顔をピーラーで2回も削るシーン笑
色々考察見たらなるほどと唸りました
ちょっとコメディ入ってましたよね🤔
隣の若いカップルの男性が
「え、なんでそこでそんなに笑うん?」って感じで
こちらの集中力を何度も削いでくれまして😑
萎えました。
とはいえ、ひとりひとりを章仕立てで
語っていく進み方に怖い怖いとなっておりました。
ラスト5分前くらいまでは…(笑)
なぜラストあんなコメディタッチだったんでしょうか(笑)
そう感じたのは自分だけなのかしら🤔
なるほど ザ ホラー。
どこで見たのか、
1行目に「情報は入れずに見ろ」と書いた映画紹介があったので、
その忠告通り予告編も見ずに映画館に突入。
いや、あれ、これ、構成の仕方が章立てのきっちりした小説のようで面白いやん。
発生した理由の分からん事態を、
さらに理由が分からんような展開をして、
時々びっくりさせて(久々にホラー映画で3回も鳥肌たったわ)。
そして理由が分からんかったことの「理由」が分かってきて、
「アレがああなって」、おおっと「なるほど、そうくるのか」でジエンド。
タイトルも気が利いてるし、解決の仕方も気が利いてる。
ホラーで「なるほど、そうくるか」と思ったのは初めてかも。
(以下ネタバレ)
しかし、アメリカ人はキリスト教の影響か、
それはね。「悪魔のシワザ」で納得させるような映画が多いなぁ。
(ゆえに、神は見ている。悔い改めよ…ということか)
日本のホラーや怪談は、
「なぜ起こったのか」という理由(“恨み”とか、“禁忌を破った”とか)は
絶対に明らかにする。
(ゆえに、だれも見てなくても、悔い改めるようなことはするなよ…ということか)
ただ、この作品、
「この叔母って、なんやねん、なんでこうなってん」‥‥ということについて
見ていて全く気にならせなかったこの映画はすごい!
追記>
『WEAPONS/ウェポンズ』グラディスおばさんの前日譚映画が企画中 ─
「ストーリーもあります」監督が意欲
(上記で検索すれば記事は出るかな?)
構想はあっても全く具体化はしていないようだが、
楽しみ~♪
導入良作、途中平凡…だが結末は超・最高
1学級の子供達が一斉に失踪する、という導入は彼らの奇妙な走り方も印象的でとても期待を煽るのだが、肝心の本編はかなり平凡。あまり意味のないジャンプスケアの連続かつ、複数視点の章仕立てのミステリ的語り口があまり効いていない。なにせ断片を繋ぎ合わせて真実が見えてくるかと思いきや、黒幕が○○という始末なので…。ここで正直座席を立とうかと思うくらいテンションが落ちたが、最終盤のシークエンスがあまりにも痛快無比で、印象が大反転。あんなに余裕たっぷりだった黒幕の必死のダッシュ!壁をぶち抜いて追尾するウェポンズ(仮)!あんなシーン、子供使ってやるなよ!という良識ゼロのスプラッタ、ホラーたるもの、こうでなくては!なんならあのシーンのためだけに応援上映してほしいくらい。「Goウェポンズ!ブチ殺せ!」って叫びたい。タイトルWEAPONSの意味も比喩でもなんでもないのも笑いどころ。ホラー見てこんな笑顔で映画館を後にできたのは久々だ思う。
タイトルなし(ネタバレ)
※ネタバレ注意
SNSとかでは考察系ミステリーでネタバレ厳禁で売ってるのかな。
個人的にはそんなことなくてベネディクト・ウォンが走ってくるところでもう元は取った気分になれたし、ジョシュ・ブローリンが何度も投げ飛ばすとことかラストの展開とか爆笑もんだったけど他のお客さん笑ってなかったので堪えましたが。
これがR18なのは一応グロ描写あったけど80年代のスプラッターブームの洗礼受けた身としては大したことないのになあと思ってしまうな。
頑張れ!アレックス!!
【ゾンビ化のルールについての考察】
以下のような理解で合ってる?
ある人物に関わりのあるものを、茨(荊)に巻き付けるか、溶液(ただの水でも大丈夫なようでしたが)に浸して自分の血を数滴(多い分には問題無さそう)垂らすか、塗り付けるかしてから荊の枝を折る(ポキッ!)。
そうすると、その人物はゾンビ化(兵器化)する。そして、ゾンビ化した人間に襲わせる相手となる対象はその髪の毛があればよい。
で、ここからが肝心なところなのだが、アレックスにもできた、ということは、あの老女がただの人間とは違う能力を持つ〝魔女〟ではなかった、ということにならないか?
老女が死んだらゾンビ化の効力は無くなった。老女の魔女としての力ではないのに無力化したということは、ゾンビ化させるのは荊そのものが持つ力であり、その力を起動させるのは誰のものでもいい、ただ血液さえ荊に与えればいいということになる。そして血液のエネルギーは血液の供給者の命があるうちは枯渇しない。
血液供給者が亡くなっでも、一度ゾンビ化した人間は、他者を襲うことはなくなっても、元には戻らない。ただ、「話し始めたこどももいる」と言っていたから、時間をかければいつかは元に戻るのかもしれない。
ゾンビ化した人間は、脳味噌に致命傷を与えれば殺すことはできるが、人間性を取り戻すことができるのかどうかは最後まで明示されない。
それにしても、アレックス!!
勇敢な君なのに、あの優しいお父さんとお母さん(の人間性)は取り戻せないのだろうか。
あれ?
そういえば、老女が集めた17人の少年少女。
いったい、何をどうしたら老女の病気が治るのだろう?
病気ではなく、若返りのためだったのか。
なら、地下室に立たせっぱなしにしないで早く何か施術してしまえば良かったのに。
勿体をつけていたのはなんでだろう?
題名の意味は?
大変面白く観た。今年のホラー映画の中では「罪人たち」、「ブラックフォン2」と並ぶお気に入り。
個人的な好みのモザイク・ストーリーテリング(Mosaic storytelling)という手法で、登場人物と時制を切り替えて見せながら真相に迫っていくので、いったいこの話はどこにどう転がっていくのかとグイグイ物語に引き込まれる。また、登場人物毎の説明のため「これ誰だっけ?」という混乱がない。
ただ、犯人の正体とか動機が明確には説明されないので、そのへんの結論のクリアさを求める人にはやや不満が残るかも。あと、この物語世界で発動する「呪い?」のシステムに一貫性がないんじゃないかとは思った。
題名については、登場人物のひとりが夢で見る、ある家の上に浮かぶアサルトライフルのシルエット(何のメタファーだろ?)からか、あるいは失踪した子供たちの行動についての例えの台詞からか?。複数形なので後者か?
気になるホラー度だが、ジャンプスケア(苦手)は2箇所ぐらいで、ゴア度も許容範囲。ただ、あのピーラーの使い方は痛そう。
クライマックスの追っかけシーンはもうコメディで、客席から笑いが出ていた。
どことなくJホラー風味はあるが、中身はガッツリ西洋ホラー。 タイト...
作り手の誠実さと社会問題に対するメッセージ
おもしろい映画は、ジャンルを超越してくると思った。小学校のクラスほぼ全員(ひとりを除く)が、ある夜家から飛び出して行方不明になる。
一応、ホラーミステリーなので、おどかしもちょっとしたグロもある。前半のジャンプスケアでは、そこまでびっくりしなかったが、終盤のシーンでは.わあ!と本当に声が出た。
事後の顛末を、担任の先生、父兄、警官、容疑者という感じで、いわゆる羅生門スタイルで描く。その時、別の人は何をしていたか?という感覚。このフォーマットがたまらない。ちょっと前のミサイル飛んでくる映画ではうまくいってるとは思えなかったが、これはバッチリハマってる。
「Dark End of the Street」が、バーのシーンのBGMとして、フル尺で流れる。渋いソウルミュージック。オリジナルはジェームス・カー。本作はパーシー・スレッジのカバー。1991年のダブリンを舞台にしたソウルバンドを描いた「ザ・コミットメンツ」という映画でカバーされて、大学の軽音サークルでちょっとしたブームになっていた。
この映画ではおもしろいだけでは済まない、重要なテーマが忍ばされている。ヒントは最後に死んだこちら側の人間2人と、収束後子どもの声で語られる後日談、エンディングロールの三角形。こんな風にカジュアルなフォーマットで社会問題を描いてみせる才能に感動した。
子どもにはわざと見せないようにしてるが、上記テーマを描くならば、仕方ないと思える。どこまでも作り手の誠実さを感じた。
観ないと後悔するホラー爆誕。『WEAPONS』が想像以上に怖くて完成度が高すぎた。
この映画、上映館数が全国でたった 33館。
「サブスクでいいか…」と思ってたんですが、、、
思い切って京都まで遠征し、観に行きました。
結論——
行ってよかった!!ホンマに良かったです!
最近観たホラーの中でもトップクラスに面白かったです!
この映画には、今のハリウッドに欠けている“アレ”が詰まってます。
そう、オリジナリティ(独自性)。昔、流行ったコンテンツのリサイクル。
他国の脚本をそのまま映像化するなど・・・。
最近のハリウッド映画の低迷の要因はオリジナリティがないことが問題視されています。
本作は、ありそうで無かった設定、独自の展開、そして確実に伏線を回収してくる脚本力。ホラーだけどミステリー要素も強く、頭の中では、
「なぜ17人だけ?」
「なぜアレックスだけ一人残った?」
「なんで御前2時17分?」
観客の不安をあおりつつ、チープなまとめ方は絶対にしないのが「ウェポンズ」。
続編商法にも走らず、一回の映画として完結させるぞ!という製作陣の覚悟を感じました。
映倫のR18指定のゴア描写もインパクト抜群ではるが、無意味な残虐描写ではなく、物語の狂気にしっかり機能しセンスの良さが光ります。
残虐シーンは過ぎると、笑いになりますから。。。
ホラーファンはこの映画を見逃すと後悔します。
以上
緊張感の持続に失敗
途中まで非常に面白かった。多視点がよく機能してた。あと登場人物たちにちょっとずつ好感が持てない要素をいれてたのがうまい。はっきり嫌なやつもいたしね。
ただなあ、デブの校長が走ってくるあたりで「ん?」となり、その後の謎解き編で正直脱力した。なんだよそれと肩透かしをくらったというか。
最後おばあさんをこどもがわあっと追いかけてるシーンはバカバカしくて笑ってしまった。あれは笑わそうとしてるんだよね?
要はきちんと最後まで怖がらせて欲しかったということ。で、結末で「よかったあ」とホッとしたかった。これがホラー映画をみる醍醐味でしょう?
この映画の場合かなり前段階で緊張感が途切れてしまってそういうカタルシスを味わえなかった。
ちなみになんでジョシュ・ブローリンがやってたお父さんだけは普通に戻ってんの? 子供たちとかアレックスの両親との違いは何? なにか設定を見逃したんだろうか。
腕は斜め下45度。
とある水曜の小学校、1クラス18人中17人の生徒が姿を消しクラスに1人残された生徒アレックスと、そのクラスの担任ジャスティンに起こる話。
その水曜の“深夜2時17分”に「腕を斜め下45度に広げ」ブ~ンと走り、ある方向へと闇に消えてく生徒達。
正直序盤のエンジンの掛かりが遅く眠気がきたものの、アーチャー視点?!ガソスタでイッた目をしたマーカス校長の暴走辺りから楽しめた。
ご都合的なのか上手い見せ方なのかと思うところ、ベースの消えた子供の話はどうなった?脱線感凄いな!と思ったものの、ジャスティン、アーチャー、ポール、ジェームズ、マーカス、アレックス順(間違ってたらすみません)の視点で見せ話は繋がり。
術師のバァさん孫に術のやり方見せすぎたね!な伏線、この話がこんな展開!?ラストは嵐が去った後の静けさの様で、ゾンビ的な感じになってしまったけれど楽しめた!
確かに【終わった】が解決していないIt certainly ends, but it does not resolve.
物語の背景にある原理や法則は
全て明らかにされていない。
だが、その深淵が存在すると思わせる
説得力があった。
今年観たアメリカのホラー映画で
【THE MONKEY ザ・モンキー】
【ロングレッグス】
がある。
で、今回の【WEAPONS ウェポンズ】だ。
私の勝手なイメージだと、
欧米のホラー物は、
その背景にキリスト教の影響があるものが多かった。
しかし、今回の映画を含めて
今年観た先に上げた3本は
それとは無関係の何らかの法則が働いていて
人の力では抗えないという点で共通している。
正直、映画の後半過ぎるまで、
真相は分からず、
観客は登場人物と同じ戸惑いと謎に引っ張られる。
そして、映画は終わりを告げるが、
多くの明らかにならないものが
そのままになって終わる。
登場人物の未来も
ハッキリしないまま
解決せずに【終わる】。
個人的には
最高のホラー映画だった。
The principles and laws underlying the story’s world
are never fully revealed.
Yet the film has the persuasive power to make you feel
that a deep abyss truly exists beneath the surface.
Among the American horror films I watched this year,
there were THE MONKEY and LONGLEGS.
And now, WEAPONS.
In my own preconceived image,
many Western horror films are heavily influenced
by Christianity in their background.
However, these three films—including this one—
share something different:
some kind of law or system that operates independently of religion,
and a sense that it is something human beings cannot resist.
To be honest, until well into the latter half of the film,
the truth remains unclear,
and the audience is drawn along
by the same confusion and mystery as the characters themselves.
Then the film comes to an end,
leaving many things unexplained.
The futures of the characters
remain uncertain,
and nothing is clearly resolved—
it simply ends.
Personally,
I found it to be an outstanding horror film.
全258件中、161~180件目を表示
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