WEAPONS ウェポンズのレビュー・感想・評価
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静かな日常がきしむ展開は良かったけど……
『WEAPONS ウェポンズ』は、派手なホラーというより“空気そのものが不穏になっていく”タイプの作品でした。
深夜に子どもたちが姿を消す事件から始まるんですが、そこから描かれていくのは、街の人たちが抱えていた小さな歪みがじわじわ浮かび上がってくる感じ。
視点が切り替わるたびに同じ出来事の見え方が変わるので、「誰を信じればいいの?」って気持ちにさせられます。
決して無垢でも平凡でもない人たちの弱さが、事件を境に少しずつ裂けていくようで、その過程がすごく胸に残りました。
後半には思ってもいなかった方向に物語が転がっていくんですけど、その展開をどう受け止めるかは見る人次第かもしれません。
私は……“リアリティ”を超えない範囲でまとめた方が、重厚な物語にできたんじゃないかって思いました。
本作のオチは『フロム・ダスク・ティル・ドーン』並みの“掌返し”で、ワタシ的にはないな〜って感じでした……ゴメンナサイ。
【"茨の小枝の棘に気を付けながら、くるくるくると〇〇〇を巻いてポキッと折る・・。”今作はアリ・アスター風味漂う複数の登場人物の目線で描かれた呪術マインドコントロールサスペンススリラーの逸品である。】
ー ご存じの通り、キリスト教では、茨は苦難、災厄の意味を持つ。
イエス・キリストがゴルゴダの丘で磔刑に処された時に頭に被せられたのが、茨の冠だからである。-
■物語は、ある朝、中学校に登校してくるはずのジャスティン(ジュリア・ガーナー)のクラスの子供達が、アレックス一人を除いて、全員が欠席する。
子供達の親たちが監視カメラを確認すると、子供達は深夜2時17分にベッドから起き上がり闇夜の中を両手を飛行機の翼の様に広げて、何処かに走り去る映像が残されていたのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・、という異様なシーンの後に学校の保護者への説明会が開かれる。ジャスティンが登壇すると激昂した一人の父親アーチャー(ジョシュ・ブローリン)が話を遮る。そして、ジャスティンの車のサイドには赤い油性インクで”WICTH"と落書きをされているのである。
・物語は、ジャスティン、アーチャー、事件を捜査する警察官ジェームズ(オールデン・エアエンライク)、森の中でテント生活をしている麻薬中毒者ポール(オースティン・エイブラムズ)の視点で描かれていくのである。
■今作は、この構成が秀逸であり、徐々に真相が分かる過程の描き方も絶妙なのである。
特にアレックスの家に、会った事が無い妙にカラフルな格好をしたグラディス(エイミー・マディガン)が登場するシーンからの展開は、面白怖いのである。
アレックスの両親は迎える準備をしているが、彼が学校から帰ると両親は無表情に食卓に座っているのである。一人だけ明るく振る舞うグラディス・・。
だが、彼女が"茨の小枝の棘に気を付けて、くるくる巻いてポキッと折る。”と、両親は無表情のままフォークでお互いの顔を凄いスピードで刺し合うのである。ウワワワー。
そして、アレックスはグラディスから”この事を話したら、お父さんとお母さんを共食いさせちゃうよ。”と言い、口止めを図り、彼にクラスの子供達のモノを持って来るように命じるのである。
・そして、クラスの子供達が”消えた”後に、ジャスティン、アーチャー、警察官のジェームズ、麻薬中毒者ポールは、アレックスの家にグラディスにより誘き出され・・・。
■ラストの仰天シーンも、実にシニカルなのである。
ここは流石に書かない。映画館で、この映画を観て下さい。
<今作は、アリ・アスター風味漂う複数の登場人物の目線で描かれた呪術マインドコントロールサスペンススリラーの逸品なのである。>
WITCH
ある水曜日の朝、郊外の小学校の1クラス18人中17人が登校して来ず、騒ぎになる話。
その日の深夜2時17分に子どもたちが一斉に起き出して、同じ方向に向かって走り去ったという事件ということで始まって行くけれど…。
とりあえず、担任にスポットを当ててきせて行き、謎を解いて行くのかと思ったら、猪突猛進でちょっとヤバい先生?
そして他の登場人物に話しが移り、ドラマ自体はなんだかポンコツでつまらなくはないけれど、直接関係ない様なことをみせて行くばかり?
と思ったらちょいちょい出てくる変なヤツが目立ってきて、唐突な答え合わせって…しかも食事どうしてた?服装は?走る姿の設定は?等々ツッコミどころも満載。
長〜い尺を使ってなんだかモヤッとした締め方だし、本題の部分は面白くないし、何がしたいのかよくわからないけれど、とりあえずそういうものだからで終わらされた感じで自分にはハマらなかった。
どう進むのかが全く予想できない
予想ができない、そういう意味でのドキドキはずっと継続するので、飽きずに観られるのですが、
オバハンにいらいらして仕方ありませんでした。親切にしてもらって、なんやお前。
まぁ多分悪魔的とか黒魔術てきな何かなのだと思いますが、あまりホラーみは感じず。
驚くのはラストで、満員の劇場で笑いが起こっていた。こんなホラー映画は珍しい。
ちなみに語り部は意識を取り戻したマシューだったんだよね?
女の子かと思ってたけど、男かね。バットマンのベッドだったし。いや、先入観はよくないが
走り方が戦闘機っぽいよね
そっちに行くの? 兵器(WEAPONS)ってそういうこと?
全く予想外の展開で面白い。出世作の『バーバリアン』のギアチェンジは1回だけど、この『ウェポンズ』は、どんどんギアが上がっていく感じで、ワクワク感が加速度的に強くなる。途中で、キレた○○が突然現れるんだけど、マジで意表をつかれた。
6つのチャプターに分かれていて、主な登場人物の視点で事件が描かれる。初めて知る事実もあるし、先のチャプターで提示された謎が解けたり、深まったり、全く飽きさせない。
その章の主人公がどう考えても損な役回りになるであろうジャンキーの兄ちゃんだったり、署長の娘を嫁にした恐妻家の警官だったりでブラックな笑いもいっぱい。
そっちに行くの?
兵器(WEAPONS)ってそういうこと?
思わずそんな声がでそうな面白ホラーでございます。
17人の子供
今日ウェポンズ見てきたぞー!
イット 死霊館のスタッフ最新作たど聞いた時から行く気満々でした✌️
あとワーナー ブラザース ジャパン最後の洋画と聞いてたので「最後の映画だから絶対映画館でみたいな」って思ってました!
入場者特典もちゃんと貰えました!
感想を言うとマジで面白かったです!
もしかしたら俺が今まで見てきたホラー映画の中で一番面白かったかもしれないw
次々と明かされていく驚きの真実!!17人の子供が消えた真実を、知った時はマジで驚きました😮😮
130分間グロさだけじゃない恐怖が満載で最高でした!
これは文句無しの星5です!!
ホラー映画好きは絶対見ろぉぉぉぉ!!
俺のお気に入りのシーンは見た人なら分かるんですけどラストの鬼ごっこシーンは面白かったですw
本作はR18の映画となっていますがグロ要素が、あんまり少なかったのでR15でもいいんじゃないかなって思いました🤔
皆さんもぜひこの冬17人の子供が消えた真実をぜひ劇場で確かめてみてください!!
最高の作品をありがとうワーナー・ブラザース。
理由は分かったが、動機が分からん。
もはや、タイトルからネタバレ要素有り。
深読みすれば色々と考察(人間兵器→戦争後遺症、特攻隊等)出来るけど、あの婆さんは子供たちを何のために、ウェポンにしたのだろうかが1番の謎。
この映画自体がウェポン(兵器)、致命傷を喰らう
17名の同時に消えた子供たちの話ではなく、1人消えなかった子供の話なのがミソ。
この事件がどう伝えられているかのナレーションから始まり、謎の失踪事件を多重視点でミステリアスに巧妙に到着点が見えぬまま語られていく絶妙さ、ミステリーからホラーへと全容が見え始めてもテイストの散りばめが巧妙で目が離せない演出になっている。
オズグッド・パーキンス「ロングレッグス」が近いかも知れないが、あちらが妙に気取って失敗していたのに対して、こちらザック・クレッガー監督はキレッキレの全振りホラー演出を冴え渡らせ爆発力、破壊力がまさに兵器級だ。
かつてジョン・カーペンターが2本の足で立つ人間の不気味さを発明したが、本作は新たに人間が手を広げて走る不気味さという形を発明したと言える。
決して新しくもないのに類を見ない、とてつもない映画だと興奮している。
漫☆画太郎
意味深なタイトル、シリアスなホラーサスペンスの様相を見せる宣伝映像の正体は、サム・ライミ監督の「スペル」を彷彿とさせる実写版ババアゾーンでした。
それにしても向こうのホラー映画界は「ハロウィンKILLS」なんかもそうだがゲイのカップルがさも自然に登場しては、酷い目にあって死ぬパターンは同性愛を尊重してるんだか貶してるんだか分からないぞ?
R18だけど案外大丈夫
ご想像の通りR18はグロさに関して。やけど、グロいの苦手な私でも観られたので案外大丈夫!観客は年齢層若め。こんなにたくさん若者がいてほぼ満員の映画館って珍しい…いつも私が観る映画って年齢層高めの方が多いもので新鮮やった。
登場人物の視点から各章語られどんどん真実が見えてくるという構成。各章で分かれているので退屈はしないし、割と展開もサクサク進みわかりやすい。
グロめのシーンも私的には2箇所ほど直視不可のシーンがあったが、普段こういった映画を見慣れている人であればまあ余裕レベルちゃうかなと。
退屈はしないんやけど、もっと怖いものを想像していたので思ったよりも…という感じやった。各章で分かれているため、登場人物の説明が割と少なめでそこも感情移入しづらいポイント。17人行方不明事件の起因するできごとがあるが、もう少しそれはなぜなのかとかを説明するシーンがあっても良かったのかな…
ちなみに、たまに笑いが起きてるシーンがあったが私はずっと眉間に皺を寄せながら観ていた(グロすぎて笑えなかった)
がっつりホラーは苦手やけど謎解きは好きという人にはおすすめの作品。
R-18指定のコメディ
1クラスがインフルじゃ無いのに1人の男の子、アレックスを除いて丸ごと誰も来ず、その理由は夜の2時17分に皆が家を抜け出して失踪をしてしまい…という冒頭でメインの事件が描かれ、そこから時系列などを遡ってそれに関わる人物らにスポットを当てていくという展開である。
「ドクター・ストレンジ」でお馴染みのベネディクト・ウォンがロケット走りで、しかも血だらけで主人公を追いかけるという恐怖のその先を見れたかの様なシーンなど、アメリカで良くある音で驚かせる様なありがちな演出は控えめで、斜め上から来る演出が見事である。
必ず1人ずつのパートが前のパートとリンクする為、理解しにくい事もなく、久しぶりにどんな展開になるのかワクワクしながら画面を観ていた。
何故ロケット走りなのかもきちんと理由があり、後半に行くにつれてテンションが上がりきった暴力とコメディで、恐怖するよりも周りに迷惑にならない様にニヤニヤで留めておく事に注力しなくてはならなくなっていた。サスペンス、ホラーとしても十分だが、宣伝こそしないが間違いなくコメディでもある。後半は新喜劇かと言う程笑わせに来る為、ちらほらと劇場でも笑い声が上がっていた。
全米では4週連続1位のスマッシュヒットとなったが、日本公開は大々的にはせず、東京都内を中心に神奈川や埼玉県内は2館程での上映である。だからなのか土曜の朝9時台の回ですらほとんど満席に近く、その為にわざわざ1時間半かけてTOHOシネマズ錦糸町まで足を運んだのである。だがしっかりとその甲斐はあったし、前述の通り近年ホラー慣れしてしまったのだが久しぶりにワクワクドキドキ出来た。
1つ気になったのだが、失踪した男の子、マーシュの父親役がジョシュ・ブローリンなのだが、彼を含め警察官のポールも、主人公もまぁまぁクソまでは言い過ぎだが鼻につく人間が多く、唯一まともだったのはベネディクト・ウォンが演じてた校長位だろうか。彼も説明は無かったがペアルックの男性と暮らしていた為、校長という立場上あっちの国じゃアウトなんだろう。その、あえて感情移入させなくしてる様な演出など、独特の世界観がまた盛り上げてくれるのである。
個人的にはジョーダン・ピール監督の「ゲット・アウト」や「US/アス」の方が怖さも物語の衝撃さもあったが、細かな演出や、あの目がイってるビジュアル、何といってもストーリー展開が巧妙であり、128分大満足だ。劇場を後にする時はロケット走りをしたくなる事必至の作品だ。
展開が読めないホラー映画‼️
かなり怖かった。この手が好きな方にはオススメします。
賛否あるが全然面白い◎
ホラー、スリラー、サスペンス、ミステリー、
これらのジャンルは大好きです。
ゴアはストーリー面白ければ拝見できます。
結果を申し上げると
大変楽しく拝見できました。
朝の8:00から楽しいエンタメホラーを
満喫できて大満足です。
ミステリー要素はあるんですが
あくまでホラー映画なので
理屈で見ちゃうと冷めるお客さんはいそうだけど
ホラーとしては全く気にならない。
程よいミステリー要素や考察要素が有り、
あの老婆も色々想像の余地があり最高。
最終的に弱い立場だった少年が
逆転しあの最後は寓話的で
それもまたよかったですね。
子供たちが手を広げて突進する流れが、
子供らしさや遊びの延長のようなポーズで
薄気味悪さも感じられ良いです。
個人的にはホラー好きな人のツボはちゃんと
抑えていて、所謂ビッチだけど憎めないキャラと
感情的で物語上憎まれキャラの立ち位置のキャラが
共闘するのもなんだか既視感を感じて
嬉しいです。ホラーの盛り上がりのお約束と
いいますか。
ホラー映画好きな方なら有名なあの作品の
オマージュらしき箇所もあり。
あの終わり方も寓話的で良いエンディングでした。
楽しむには抜群の映画ですよ。
これは個人的な考察ですが
あの老婆自体が本当に伯母なのかは怪しいなと、
もしかしたら何処かで怪しい術を使って入り込む
流れを作った可能性あり、人間の体はとってますが
菌が蟻をのっとり動かすように、
得体の知れなさの表現だったんだろうなと
感じました。
微グロ要素が所々あり、
一番最後に大き目がくるので苦手な方は注意。
違う意味で面白かった。
各キャラクターを時間軸少しズラして見せるのは呪怨とかの様で良いんだ...
全258件中、201~220件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。















