「真似したくなるウェポン走り」WEAPONS ウェポンズ　UNDO08さんの映画レビュー（感想・評価）

事の真相自体は案外シンプルでありながら、各種ホラー、オカルトのクラシックな要素を複数散りばめ、キャラクターごとに分けて語ることでキャラ立ちを明確にしながら、どこか笑える要素も入れ込むという唯一無二の映画に仕上がっていて、本当によくできてるし、天才的だと思う。
序盤でグイグイ引きこまれ、中盤でもこの話はどこに行くんだと興味は尽きないし、終盤で真相が明らかになって以降はクライマックスに向かってテンションで押し切る。
不気味な婆さんとか、先生と警官の顛末とか、先生と親の関係性とか、いじめっ子の親の立ち位置とか、警官のバカさ加減とか　どこかツインピークスのような語り口で、一見本題に関係ないようで、この映画の面白さの最たる理由になってるきがする。
バーバリアンも好きだったし、次作も超楽しみ。