「予想通りのラストでした」WEAPONS ウェポンズ マクラビンさんの映画レビュー(感想・評価)
予想通りのラストでした
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この手の話にありがちな種明かし無しのラストはそれはそれでよかった。真剣に見ていたがM4が空に見えた瞬間、コメディでいいんだとわかった。しかしシリアスなメッセージが内包された深さもあった。
ウェポンズとは人の事ではなく、依存が人を考える事をやめて、武器、道具のようになってしまう恐怖を描いたのだと思った。
•恐怖への依存
「何かに怯えていないと、自分の立場や正義が保てない」
•無関心への依存
「見ない・考えないことで日常を保つ」
•自己正当化への依存
「自分は間違っていないと思い続けないと壊れてしまう」
大人たちは:
不安や罪悪感を感じる
それを直視すると自分が壊れる
だから恐怖にしがみつく
無関心を装う
理屈で自分を正当化する
結果として何が正しいかを考える能力が鈍る。この時点で、人はもう「加害者になる準備が整っている」状態。
子供自身が武器になるのではなく依存した大人の思考”が、子供を武器として使ってしまう。ここはメッセージ。
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