「ラストが良かった」WEAPONS ウェポンズ ツネさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストが良かった
・ホラー映画らしい驚かすような演出は、ほとんどなくてサスペンス・スリラーに感じた。そういった意味で見やすい映画だった。グロ表現は強かった。冒頭のこの話は事実ですっていうような字幕が入ると本当にあったんだ!ってつい思ってしまうのだけど、どうも演出のようだった。子供たちが行方不明になって、担任教師に責任があるという話になり家バレしてるわけだから帰るのが恐ろしいのに帰って酒屋に行ってたりしてる時に理不尽に襲われるんじゃないかという恐怖が凄かった。しかし不倫している話になって不倫相手の奥さんから確かボコボコにされてて何となくしょうがないんじゃないかって気になったりした。
・登場人物ごとに章立てされていた。群像劇みたいでこういうのだとキャラによっては感情移入が難しかったりするのだけど、全員魅力的なキャラクターだったので面白く見れた。同じ場面を別角度からこの人はこういう状況だったという演出が見事だった。
・人間を武器にするという事でタイトルがウェポンっていうのも凄いセンスだなぁと思った。両手を広げて走るのが面白い。
・体の弱いアレックスの母親の叔母だったかがアレックスの家に突然引っ越してきて、両親を武器にして家を乗っ取っていて怖かった。顔にフォーク刺させたり、缶のスープを毎日食べさせるの辛いなぁと思った。
叔母さんが寝たきりレベルの弱り具合だったのが、人間ウェポンにしたら元気になっていた。叔母が持っている鉢植えの木とその人の持ち物があれば変化させられるようだったけど、それと元気になる因果関係がよくわからなかった。
・鉢植えの木の枝に標的の髪の毛を巻いて自分の血をつけて水を張ったボウルにを投げ込んだら髪の毛の人への攻撃指示になっていて両手を広げているのが戦闘機をイメージしてるんだなぁと思った。
・ラスト、叔母さんの体調のためにクラス全員を呪いにかけて家の地下に格納していた。そうしてアレックスが両親を救うために叔母さんへクラス全員を突撃させていた。子供に追われて逃げる叔母さんのシーンが怖いというより笑った。(館内も受けてた。)ただ、全員で叔母さんを食べてたようだったのと意識が時間をかけて戻っていたようだけど、気持ち悪かっただろうなぁと思った。
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