「モヤる部分はあるがおもしろい!」WEAPONS ウェポンズ おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
モヤる部分はあるがおもしろい!
■ 作品情報
監督・脚本はザック・クレッガー。主要キャストはジョシュ・ブローリン、ジュリア・ガーナー、オールデン・エアエンライク、オースティン・エイブラムス、ケイリー・クリストファー、ベネディクト・ウォン、エイミー・マディガンなど。製作国はアメリカ。
■ ストーリー
アメリカの静かな町で発生した不可解な事件を描くホラー。ある深夜2時17分、特定のクラスの生徒17人が同時に姿を消すという集団失踪事件が起こり、町は一瞬にして恐怖と混乱に陥る。失踪した子どもたちの担任教師であるジャスティンは事件の責任を問われ、自身の疑いを晴らすため、残された手がかりをもとに真相の追究に乗り出す。また、行方不明になった子どもを捜す父親や、偶然にも事件の重要な手がかりをつかむ麻薬依存症のホームレス・ジェームズといった人物たちが登場し、それぞれの視点から事件が描かれていく。子どもたちがなぜ、そしてどのようにして同時に姿を消したのかという謎が、多角的な視点を通して徐々に明らかになっていく。
■ 感想
ホラーは苦手だし、予告編を目にすることもなかったのでスルーしようかと思っていた本作。しかし、レビュー評価がなかなか高く、ちょっと気になって鑑賞してきました。平日の夜にもかかわらず、想像以上の客入りに期待が高まりましたが、それを裏切らないおもしろさがありました。
本作は単に恐怖で観客を圧倒するホラーとは一線を画しています。一つの事件を中心に据え、登場人物たちの視点を巧みに切り替えながら、少しずつ真相へと迫っていく点は、ちょっとミステリー的です。その一方で、物語が進むにつれてオカルト的な側面が色濃くなっていき、最終的にはオカルト作品と呼ぶのがふさわしいのかもしれません。
序盤こそ静かで何も起きず、少し退屈に感じる瞬間もありますが、事件に関わる人々やその周辺人物の行動がやがて一つの真実へと収束していく展開のおかでで、尻上がりにおもしろさを増していきます。
惜しむらくは、暗いシーンが多く、何が起きているのか判然としない箇所がいくつかあった点です。しかし、その分、ラストに用意されたタイトル通りの衝撃的なオチは圧巻です。ただ、一点だけ腑に落ちないのは、あの怪しげな女性の目的が結局何だったのかという部分です。そのモヤモヤは残るものの、本作はスマッシュヒットを飛ばしているらしいので、ぜひ続編で前日譚を描き、この物語の根源を解き明かしてくれることを期待しています。
映画LOVEさん、共感&コメントありがとうございます。本作のレビューを上げておられないようなので、こちらに返信いたします。
本作は、ミステリー要素があってなかなかおもしろいホラーでしたね。
グロシーンは好きではないのですが、「グラさんがグロさんに」は笑ってしまいました。
多分魔女氏の目的はガンか何かからの回復の為に、人から何かを吸い取ってて、最初に取られた両親は回復しなくて、子ども達からは均等に取ったから事件後回復した子もいたのかな…って思いました。魔女なのか宇宙人なのか悪魔なのか…ハッキリとは語られないとこが逆に良い気もしました。
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