「暗闇に吸い込まれた子どもたち」WEAPONS ウェポンズ　kazuさんの映画レビュー（感想・評価）

深夜2時17分、子どもたち17人が一斉にベッドを抜け出し、暗闇へ走り去って姿を消す——そんなキャッチコピーに惹かれ、ホラー映画とのことでビクビクしながら鑑賞。

ところが実際は、現代社会の不安や構造を鋭く映し出す“社会派ミステリー”。
謎が少しずつ解けていく構成が非常に面白く、ところどころプチホラー要素にクスッとできる軽さもある、意外性に満ちた作品でした。

こんなに面白いのに上映館が少ないのが本当に残念。
もっと多くの人に届いてほしい映画です。