「幽霊は登場しないが「登場人物が操られる憑依系」なホラー映画」WEAPONS ウェポンズ 天空住人さんの映画レビュー(感想・評価)
幽霊は登場しないが「登場人物が操られる憑依系」なホラー映画
2025年11月28日、「ムービックスさいたま」で鑑賞。席は9割くらい埋まっていた。公開劇場数が少なく、ワーナーブラザースJapanは今年で洋画配給を終了するので、劇場鑑賞希望の方は早めの鑑賞をお勧めします。
【ストーリー】
静かな郊外の町で、ある水曜日の深夜2時17分、17人の子供たちが家を飛び出し消息を絶つ。行方不明になったのは、学校の一クラスの生徒達だけで、主人公と言える「生徒1名」だけは生存している。集団失踪について疑惑の目を向けられた担任教師・ガンディは事件の真相を解明しようとするが、不可解な事件が相次ぎ町全体が狂い始める。
【感想等】
・ホラー映画としては、何かが憑依して人格が変異して狂暴化するという、スティーブンキング原作で、かつキューブリック監督映画の「シャイニング」に近い既視感があったが、子供が集団失踪して、その謎を追うという斬新なストーリーは結構楽しめました。
・失踪時間の「217」という数字は、スティーブンキング原作「シャイニング」で幽霊が出るホテルの部屋番号が「217号室」だったのを、オマージュしたものです(映画「シャイニングでは「237号室」に変えてあります」)。
・「失踪クラスで唯一残った生徒」「担任教師」「消えた子供の父親」「校長先生」「警察官」「空き巣を働く浮浪者」などの複数の目から描いた群像劇の構成になっているのが、面白かった。
・グロい描写が複数登場しますので、慣れない方は注意が必要です。
・失踪を免れた1名の生徒の親族が後半に登場するが、この方がキーポイントになります(ネタバレになりますので、詳述しません)。この方がなぜ町を混乱させるのかという「動機」については不明のままで終幕となります。
・両手を斜め後ろに広げて、まるで「鳥?」、「飛行機?」か「ステルス戦闘機?」のような感じで襲い掛かってくる様は、怖くもあり、コメディ調でもあります。
・見た目のホラーだけでなく、音による「驚かせ効果」が結構あります。
・幽霊(ゴースト)は登場しません。
・ワーナーの配給洋画は、最近小規模公開映画が多いと思います。この映画ももう少し規模拡大公開しても良いのではないかと思いました。
こんにちは✨😃❗️
午前中にフォローをして頂いており、有難うございます😆私、今、絶賛、昼休みなので、お礼のメールです。レビューを幾つか拝読しましたが、素敵にレビューなので、沢山共感させて頂きます。これからも宜しくお願いいたします。では。(何だか、営業成績の上がらないセールスマンみたい。)
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。

