「ラストかつてなく爽快なグロ👵🩸」WEAPONS ウェポンズ 未夕さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストかつてなく爽快なグロ👵🩸
真夜中、とあるクラスの1人を除いた生徒全員が家から走り去り失踪する。果たして真相は…?って話。事件に巻き込まれた人物6人ぐらいの視点で構成した群像劇風ホラー。変わったアングルや音楽が印象的で、A24とかブラムハウス系の知的アートみもある。
主人公が1人じゃない、かつ絶妙にムカつく奴ばかり出てくるので、内容の面白さに反して感情的なカタルシスは少ない。それでもかなり好みだった。
結局、アレックスの伯母が、人の持ち物か身体の一部を入手すればその人を操作したり、標的にして支配下の人間に殺害させることができるというオチ。操作と殺害標的化の2つの能力があるので、最後、伯母を操ってアレックスが魔王になる展開かと思ったら違って一瞬混乱した。私がヘレディタリーを意識しすぎていただけかも知れないが…
一番好きなのはラスト。アレックスの状況が誰よりも同情できた分、伯母の最期は痛快だった。勧善懲悪の快楽の是非は置いといて、子供が老婆を噛んだり引き千切ったりとあんなに凄惨で、あんなに清々しいシーンは観たことがない。普段ホラーは薄目で観る臆病者だが、両目全開で観た。
共感、コメント、フォローありがとうございました。
ホラーはあまり観ないので、視点がずれてしまうのですが、小学校教師があの一軒家に単身住まいって、どんだけ住宅事情がいいのか!とか、田舎町は結婚も早いのに、子供たちの親がみんな老けているとか………ホラー向きじゃないかもですね。また別の作品でお会いしましょう。
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