「孤独の特効薬のような映画」トレイン・ドリームズ ボブすさんの映画レビュー(感想・評価)
孤独の特効薬のような映画
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大傑作シンシン/SING SINGを手掛けたクリント・ベントレー×グレッグ・クウェダーのタッグによる待望の新作。
なんといっても凄まじいクオリティの映像美。
綺麗すぎて圧倒される。
20世紀初頭とは思えないほど原始的な暮らしの風景が観ていてすごく癒される。
家族との幸福な日々とその喪失を経て、苦しみの果てに辿り着いた"高み"で、全てが紡がれていることを実感するラストシーンがとにかく美しい。
親が誰かも知らず、跡継ぎも残さなかったロバートでも、目に見えない小さな虫や枯れ木と同じように、どこかで世界と繋がっていることを教えてくれる。
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