「二度と観ない映画のひとつ」ダンサー・イン・ザ・ダーク 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
二度と観ない映画のひとつ
15年ほど前に観ました。
視力を失いつつある女性の現実(手ブレの多いハンディカム風の映像)と幻想(鮮明な画質のミュージカル映像)の世界を見せる悲劇です。
ミュージカルシーンはとても見応えがあり、一見の価値ありますが、現実世界では余りにも救いが無く、希望も見えません。
ラストシーンの感想は、私も大多数の皆さんの御多分に漏れず「とても胸糞悪かった」という感想しかありませんでした。
表現の自由が保証されている以上、こういう映画があっても良いと思いますが、この監督は恐らく女性に対する偏見がある気がしてなりません。
たまの空いている時間を使って観るには重い展開が多く、敬遠してしまいます。
反面教師的に観るのなら、まぁアリかも知れませんね。
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