「(ピープルズ)ロックンロール・スター!」リアム・ギャラガー ライブ・アット・ネブワース2022 おひさまマジックさんの映画レビュー(感想・評価)
(ピープルズ)ロックンロール・スター!
ここら辺で!
いっちょ見とくか!ってことですよ。
WOWOWで録画しておいたものを引っ張り出してきた。
シアター鑑賞の迫力3割減くらいは認識の上!
オエイシス復活を遂げた今後はソロ公演そのものが珍しくなる(とも願っている)し、ましてやリアム単独ネブワースは寧ろ伝説かもね!
そして円熟のリアムがそこにいた。
文字通り丸くなったっちゃあ、そんな感じだが、ヴォーカルバランスいいし、オーディエンスとの掛け合いも微笑ましく、oasis時代の(過去のね)オラつき感はスッカリ消えているように見えました。そういった空気感は初見のように新鮮。音源はかなり前に聞いていたのだが、、やっぱりライブ映像はイイですね。オフホワイトなパーカースタイルもThe LG!
逆を言えばなんだけど、リアムソロはいつも、オーディエンスとの掛け合いするしかない、居場所がない孤独?な雰囲気そう見えてしまうのは、彼の過去と現在地を知っているからかもしれないがですね。やっぱりバンドマンなんだな彼は。ポールウェラーやリチャード.Aとはちょっと違う存在感だとおもう。更に言えば、oasisの楽曲をシンガロングすれば脳裏にBig brother。かの、存在もデカすぎるわけですわ。
今日おもえば、
このライブは【oasis第二章 前夜】だし、もはや過去のそれを遥かに超えているように聞こえてくる、オーディエンスの壮大なチャントは、世界中が待っていたこの2025年のoasisフィーバーの呼び声だったか。
マンチェスターのヤンチャくれワーキングクラスヒーローは、いつの間にやらワールドワイドな、しかも世代を超えたピープルズヒーローになっていた。
ロックのカリスマの逝去も珍しくなくなってきたいま。
彼の存在は最後の「拠り所」なのかもしれない。

