ドライブ・クレイジー タイペイ・ミッションのレビュー・感想・評価
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高橋一生そっくりのヒロイン大活躍!
リュックベッソンのこの手の映画は分かりやすくてよい。今回も非常に分かりやすい展開で賢くないオイラにはサクサク見られてちょうどいい。
しかしながら本作は公開劇場も少なく1日の上映も1回しかないというような状況。まさしく洋画離れやな。
ちょっとボーッとしてたのか、帳簿のデータを持つという匿名のメールを台湾にいる子がアメリカの捜査官に送ったくだりがよく分からんかった。
ワイルド・スピード タイペイ・ミッション?
ヨーロッパ・コープといえば、アメリカのブロックバスターをパクったような作品ばかり作るフランスの映画会社…と書くと聞こえが悪いが、創設者のリュック・ベッソンを筆頭に、「あのヒット映画っぽいのを俺たちも作ってみたいぜ!」的なアコガレ丸出しセンスは嫌いになれなかったりする。
そういう意味で本作は、「もしもヨーロッパ・コープが『ワイスピ』を作ったら…」的内容で、本家に出ていたルーク・エヴァンスとサン・カンを配した点で余計そう感じる。主演のエヴァンスのタフネスぶりや、悪人がタトゥーだらけで二挺拳銃を構えて黒づくめな服と類型的だったり、エヴァンスとヒロイン役のグイ・ルンメイのベッタベタなラブロマンスもヨーロッパ・コープ作品らしい分かりやすさ(←これもホメ言葉)。クライマックスでのボス役のカンを踏まえた三角関係の決着を、オマージュネタの『LOVERS』を堂々と出して描くあたりも潔いというかなんというか。
個人的にハズレが多いヨーロッパ・コープ作品だが、エヴァンスとルンメイのバディ感も悪くなかったので、それこそ『ワイスピ』ばりにシリーズ化しても良いかも。もっとも海外では興行的にも批評的にも芳しくなかったようなので、それも望み薄だろうが。
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