劇場公開日 2025年10月24日

「ツッコミどころは多いが許せる」ドライブ・クレイジー タイペイ・ミッション kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 ツッコミどころは多いが許せる

2025年10月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

リュック・ベッソンが関わったアクション映画ならば観ておこうとなる。台北の大富豪が麻薬取引に関わっている証拠をつかむために、アメリカの麻薬取締局のエージェント・ジョンが休暇を使って週末だけ台北に乗り込むというお話。原題の「Weekend In Taipei」の方がしっくりくる。だって、「ドライブ・クレイジー」って言っても、運転するのはジョーイ役のグイ・ルンメイだから。たしかにジョーイの運転はクレイジーで、印象に残る要素ではある。だからそんな邦題をつけた気持ちもわからないでもない。ジョーイ役のルーク・エバンスは別のアクションでちゃんと見せ場が用意されているから主人公として一応納得のいく扱いだ。
息子のレイモンドがイルカを助けたいためにあんなに危険なことをしたり、それを麻薬取締局のジョンに連絡したり、あんなところに防犯カメラがあるのにクワンの部下たち(生き残ったやつら)が全く捜査されなかったり、地元の警察とはズブズブの関係と言いつつそれは関係なかったり、いろいろとツッコミどころが満載ではある。それでもそんなに酷いとは感じない。家族として再生する話と考えれば、まぁアリだ。一応アクション映画としてもそれなりに楽しめた。
また、グイ・ルンメイのいろんな姿(髪の長さやツンデレ両側面 )を楽しむ映画としてもアリではある。なんたって邦題が「ドライブ・クレイジー」なんだから、グイ・ルンメイの映画でもあるってことだ。

kenshuchu
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。