劇場公開日 2025年10月31日

ひとつの机、ふたつの制服のレビュー・感想・評価

全49件中、21~40件目を表示

4.5期待以上の作品。共感できる作品。

2025年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

カワイイ

予告編で観て気になり作品を観たが、予想以上に素晴らしかった。
ドラマっぽさはあったが、脚本、ストーリー、時代設定が見事。シャオアイは女子高校生だが、高校の夜間部。机友の昼間部ミンミンと友達になり手紙でやり取りし机友以上の関係になる。やがて同じ男子高校生に恋心を抱くが。
教育格差や学歴社会の厳しさや現実を直視しつつもミンミンやボーイフレンドのルー・クー、夜間部のクラスメイトでシャオアイより年上のユー・チョンユエの励ましでシャオアイの成長がスクリーンから伝わった。
ミンミンは一浪、ユー・チョンユエは年上と事情がありながらも前を向いていかなければいけない、シャオアイのやきもち、辛さも共感できる。
改めて台湾の教育格差の現実、教育の厳しさも伝わった。台湾の当時のトレンドも出てきて台湾エンタメ、文化ファンは共感するかもしれない。台湾映画ファン必見の一本です。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ナベさん

2.5悪女に憧れるメガネっ子

2025年11月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 3件)
カールⅢ世

3.5高校時代っていいね

2025年11月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

ラストのタンスの戸を直すところは良かったし、母乳の件には笑った。

コメントする 2件)
共感した! 4件)
Mr. Planty

3.5盛り上がりに欠ける前半戦からの、後半戦に巻き返す手堅い勝ちパターンは何気に試合巧者

2025年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今週は制作や宣伝にお金を掛けていて“力の入れよう”が判る邦画3本が一斉に公開されていますが、私的には諸々の理由でいずれの作品にも触手は伸びずに“配信待ち”を決定。このまま見送ることも考えましたが、劇場で一度だけトレーラーを観た覚えのある本作が気になったことを思い出し、サービスデイの本日に新宿武蔵野館にて鑑賞することにしました。
1997年、小愛(チェン・イェンフェイ)は娘の将来を気にかける母(ジー・チン)の強い後押しに渋々、進学校である名⾨⼥⼦校・第⼀⼥⼦⾼校の“夜間部”への入学することに。同校の制服は全日制/夜間部共に同じものですが、胸部に縫い込まれる刺繍の色がそれぞれに異なります。そして授業初日、全日制との入れ替えで教室へ入る小愛は自分の席に座る“机友(きゆう)”全日制の生徒・敏敏(シャン・ジエルー)と初の対面。夜間部である自分を見下しはせぬかと不安の面持ちでいると、意外にも敏敏は気やすく小愛に声を掛けてきて大変にフレンドリー且つクールなタイプ。その時はあっけにとられるばかりで返す言葉が出ず仕舞いだった小愛は、机の中に敏敏宛ての手紙を残します。すると、それを機に二人のデスクメイトは仲を深めていくこととなり、当初は嫌々だった小愛の学生生活は敏敏から受ける影響で一転していきます。
うまくいっていたはずの友情が“気になる男性”の登場によって怪しい方向へ向かう展開は古典中の古典。また、非常に特徴的なアイテムを身に着けているにもかかわらず、先生や生徒に気づかれないという設定の不自然さは“映画的な嘘”として見過ごすとして、、兎も角、90年代後半と言うこともあってまだまだ社会規範やモラルに対する意識も低く、世間は覆しようのないヒエラルキーに支配されていると思い込んでついつい卑屈になる小愛は、上位者たちに対する“対等”を偽装するために嘘を重ね続け、そして予想に易く案の定に“破綻”します。
まぁ、それぞれのキャラクターの良さもあって決して悪い印象はないものの、今一つ盛り上がりに欠けると感じる前半戦。ところが後半戦に入り、小愛等が高校3年になっていよいよ大学受験までのカウントダウンに真の焦りを感じるその年、現実の世界にも起こったある“大きな出来事”をきっかけに物語はブーストし、小愛の“目を見張る成長”と“明るい将来への期待”で作品を手堅く勝ちパターンへ導いています。監督・ジュアン・ジンシェン、脚本・シュー・フイファン&ワン・リーウェン、いい仕事しています。監督の旧作もU-NEXTで配信されているようなので近いうちに鑑賞してみよう。
そして、小愛を演じたチェン・イェンフェイ。元々童顔ではあるものの、実年齢をにおわせない衣装やヘアメイクも助けとなって“自分に自信を持てない少女”を見事に演じています。『無聲 The Silent Forest(20)』では第57回金馬奨最優秀新人俳優賞を受賞しているとのこと。こちらもU-NEXTにあるようで次いでマイリストへ追加。
台湾映画はまだまだ勉強不足な私にとって、新たな興味を沸かせてくれた本作。逃さずに観て良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
TWDera

4.0これぞ青春映画!

2025年11月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ラストのエンドロールが流れる映像にこの映画のメッセージが詰まっている。
青春ってなんて素晴らしく、国とか関わらず共感出来る。親の心、子知らずは万国共通。
演出も奇をてらったものはなく、丁寧にカットを繋げている感じがする。2人の少女に感情移入が出来るって素晴らしい。今、10代もかつてだった人にもすべての人に刺さる映画。
台湾映画って何故こんなにも美しく撮れるのだろうか?

コメントする (0件)
共感した! 6件)
るい

4.0とにかく可愛い

2025年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
Scott

5.0約30年前の台北. 名門校の受験に失敗し夜間部に入学した女子,昼間...

2025年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

癒される

カワイイ

約30年前の台北.
名門校の受験に失敗し夜間部に入学した女子,昼間部に同じ机で学ぶエリート女子.
同じ机を共有する "机友" という慣習があるとか.

意気投合し,二人で話したり外出する仲になったものの.
同じ男子に想いを寄せたり, 世間では夜間部は見下されていて, 亀裂も生じたり.
でも結局仲良しな,

台湾らしく, 人の心が可愛らしい,
懐かしさも感じる, 純朴な青春物語でした.

台湾というと, 皆がとても愛らしい, 性善説ほぼ100%で
安心して接していられる印象が以前からありますが.
そういう,いい意味で典型的な台湾イメージ, 本映画でもそのまんまでした.

コメントする (0件)
共感した! 4件)
woodstock

4.5台湾映画の新たな原石。監督が有能すぎる。

2025年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

はい、傑作きました。
でも⭐️4.5。理由は後述にて。

最近、韓国映画、日本映画のリメイク版になる青春ドラマ量産中の台湾映画。新たな原石の予感。監督が有能すぎる。

90年代後半の台湾の受験、進路がテーマ。
有名校には学力が届かなかったメガネっ子が、同校の夜間部に入る。教室が全日制と共同だから、昼と夜は違う生徒が同じ机を使う。このことで、交流が始まるという話。

メガネっ子は、母子家庭で貧乏。昼の生徒、ビンビンは成績優秀でキラキラ女子。仲良くなって、ビンビン側の世界に引きづり込まれる。当然、夜間部なんて言えなくて、背伸びするためにどんどん嘘で自分を隠すことになる。

中学浪人、20歳の高校生。普通の人にはなじみがない設定も時代背景を1990年代に置くことで受け入れさせる。

スマホがない世界だよと示したこと。これにより、文通とか手紙というツールの重要度が高まってる。(先週みたシャケの娘が主演の邦画がグダったのこういうところ詰めきれてないからだよ。)

ちなみにボクの通ってた高校には中学浪人も20歳の同級生も実在してました。あと、高校受験の発表も新聞でしたね。日本の地方都市で台湾じゃないですけど。

最初は嘘まみれであんまりかなと思ってたメガネっ子が、だんだん人としてかわいく、不憫に思えてくる。もう、親目線なのかもしれないなと思ってる頃にしっかり家族との向き合い方も描く。

映画が好きな方ならギュっと心を掴まれる仕掛けもあるので楽しんでいただけると思う。

天才を感じる傑作ですが、唯一終盤のシーンで別の描き方の方がよかったんじゃないかなと思わせるところあり。リメイクの際にどう料理されるか、ちょっとだけ楽しみを見つけた気分で席を立ちました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
minavo

3.0悪くないけど、盛り上がりに欠けるかな〜

2025年11月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

そういう日常を意識して描いたとは思う、時代や震災などアジア圏なら分かるネタを上手にまとめてる。決して悪くないのだが、最後がみんな友達だよ〜→ちょ~×100難しい、そこにはもう少しひねりが欲しいかなと。
邦画にも言えるが、このくらいの時代設定の役者選びって難しいと思う、バリバリの現代っ子たちをどんなに仕立てても臨場感が不足するからね。
そこを乗り越えてくれたらもっと良かった。

お母さんは◎でした、有名な役者さんかなぁ

コメントする (0件)
共感した! 4件)
JAG

5.0ずっとかわいい

2025年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

カワイイ

タイトルの意味は
「全日制」「夜間部」
同じ机を使う2人の女の子の物語。

いやーこのおっさんがまだ胸キュンさせられるとは。
相当、山あり谷ありやってきたぞ。
心臓がキュンキュン大変だったわ(キュン)
ずっとかわいくて、
ずっと暖かい109分。
最高に笑えて泣ける台湾映画。

主役のチェン・イェンフェイが可愛い過ぎるので
ドルオタにもお勧めだ。
たんに「かわいい」だけではなく
JKとして、姉として、娘として、卓球のコーチとして、
受験生として、そして女の子としての
芝居…いや、表情が、秀逸なのだ。
これは惚れる。

またさ、お母さんも妹も最高なんですよ、暖かくて。
幸せな時間を頂きました。

台湾の一般人の生活や
高校生活も垣間見れて楽しかったです。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
梶野竜太郎

4.0日本人でも共感しやすい青春物語

2025年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

高校生が感じる受験へのプレッシャーや学歴や学校名によるレッテル貼りをして格付けしようという社会的価値観や文化は、科挙の影響下にあった東アジア各国に共通したもので、当然その中の一つに入っている日本から見ても台湾の状況を何ら違和感なく受け止めることができる。

地方都市に行けば男子の「一高」と女子の「一女」がそれぞれのトップ校で、みたいな価値観は日本でも普通であろうし、教室の黒板に「共通テストまであと⚪︎⚪︎日」とか書いて、その周りに必勝だの加油(がんばろー)などと書かれていているのもお馴染みの光景に思える。

そんな中、同じ「一女中」でありながら、昼間部と夜間部で制服そのものは同じ緑であっても、胸の刺繍の色が昼は太陽の黄色、夜は月の白と区別されており、否応なしにコンプレックスが助長されるようになっている。

口ではみんな一緒だ、平等だと言いつつも、確実に格差は存在し、その格差は、生徒たちの家庭環境や経済力に起因しており、結果的に学力差という形で表れてくる。もちろん、日本でも、在学生の家庭の平均収入額が断トツに大きいのが東京大学であるというのは周知の事実だ。

しかしながら、その格差は常に固定されているものではなく、努力によって逆転も可能だというのもアジア的な発想にも思える。

共通試験の結果、小愛がどこの大学に入れたのかをあえて明示しないのも、そんな大学の名前なんかで彼女の人生にレッテルを貼るんじゃない、というメッセージなのだろう。

なお、『夜校女生』という中国語の原題、 "The Uniform" という英語タイトル、そして『ひとつの机、ふたつの制服』という邦題を比べて焦点の当て方の違いが興味深い。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
Tofu

3.5私も流川派です。

2025年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

同じ高校の全日制に通うミンミンと夜間部のシャオアイの友情や恋のお話です。

全日制への劣等感からミンミンや好きな人にも嘘をついてしまったシャオアイの心情はなんだか理解できます。

親心は学生のうちは分からないもので、シャオアイの母親が愛のある言葉で節約する意味を伝えたのは真っ直ぐでとても良かったです。

爽やかな雰囲気の映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
Yum

4.5最初から最後まで素晴らしい

2025年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

採点4.7
ジャン・ジンシェン監督のティーンムービー。
夜間部と全日制にある「机友」、これが本当に素敵。
卓球、ニコールキッドマンに社会の格差。それと三角関係に恋心。
そして主演の二人がとても新鮮。またとても線が細い作風で、音楽と特に色使いがすごい素晴らしい。この青みがかかったトーン、本当好きなんですよね。
実は深いテーマを扱っていながら、とても軽いテンポが何とも気持ち良い作りなのですね。お母さんの恫喝には同じ親として涙しました。
他にも全体的に細かい部分に触れた脚本が多く見られ、これは本当最初から最後まで素晴らしかったです。
とても涙した、素晴らしい作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
白波

3.0「親の心,子知らず」っか。

2025年11月2日
iPhoneアプリから投稿

納得の行かない夜間部への入学だけど、酷くないか。
社会に出たものの、学歴がなくて苦労した友人がすぐ近くにいるのに、不貞腐れている小愛にムカついたな。「サボってばかりいるんじゃねえよ。現実を見ろ」って言いたい気分だった。
もっとムカついたのは、レンタルビデオ屋の兄ちゃん。「何やってんだ、馬鹿タレが」って言いたい気分。きっと今までもオーナーの目を盗んでやらかしていたんだろうなあ。
恋愛と学業と将来に対して悩むお年頃なんだろうなあ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ちゃ坊主

5.0凄く良かった。

2025年11月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

地に足がついた良作。ヒロインが可愛い。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
あくび

3.0嫌いになった自分を、少しだけ好きになる

2025年11月2日
iPhoneアプリから投稿

自分で勝手に周りと比較して死にたくなる。学生時代の友情や恋愛は必ず痛みを伴うものだ。でも本心を晒すことで得る関係性こそ本物だったりする。
学生時代は親のありがたみは見えないものだ。
夜間部の設定が中盤から不要になったのが気になる。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ななな

4.0願いは叶う?

2025年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

カワイイ

憧れと願いは違うけど、憧れを持って願えば叶うと教えてくれた作品。
 久し振りにココロが洗われました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
シネマ急行

3.0なんか昔のよく出来た少女漫画見たい。

2025年11月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

実にいい感じに実写化出来た少女漫画のようだった。
オジサンの時代だと陸奥A子とか田渕由美子とか清原夏乃とか、メガネドジっ子が小さな恋を育てて崩壊、、そして、、みたいな。だから話はある意味予定調和で発見は無かった、台湾も御受験大変なんだなとか、社会的ヒエラルキーとかやはりあるんだなぁ、、とか。

「机友」って言葉はグッとくる、そんな関係ちょっとドキドキするね。日本だと誰かの使用した感じを学校は極力消す方向になるんだろうな。

主演のチェンイェンフェイは「無聲 」にも出てたんだね、ありゃヘビーな映画だったよ。本作ではほぼノーメイク髪型もメガネも垢抜けず、ほんと少女漫画まんま。
話は期待したより小さくまとまった感じ、まあ彼女が可愛いから許しちゃう。しかし今メッセージ動画見てビックリ、、、メイクで全然違うなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
masayasama

3.0ちょっと期待しすぎたか それより何より、 初っ端から、 冷蔵庫の水...

2025年11月1日
iPhoneアプリから投稿

ちょっと期待しすぎたか

それより何より、

初っ端から、

冷蔵庫の水をボトルから直飲みして、

注意されたらその人に水を吐きかけるって、

それで結構引いてしまった

あのシーンは必要だったのか?

コメントする (0件)
共感した! 0件)
jung

4.5丁寧な青春映画、好きです

2025年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

昼部と夜部で机を共有する「机友」の二人。それでも夜部の小愛(チェン・イェンフェイ)はちょっと劣等感。学校を抜け出すために制服を交換する二人。交換した昼部の制服で偽りの自分を楽しむ小愛。友人に話せないデート、ボーイフレンドに言えない夜部の自分、親に言えない成績。嘘がどんどん膨れ上がり、その果てに友人や家族との関係は.......というお話し。

丁寧なストーリーと自然な演技、みんな良い人で安心して見ていられる。こういうの好きなんです。チェン・イェンフェイもシャン・ジエルーもかわいいね。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
alpha010101