劇場公開日 2025年10月31日

ひとつの机、ふたつの制服のレビュー・感想・評価

全76件中、21~40件目を表示

4.5お前らみんな

2025年11月19日
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鑑賞方法:映画館

甘酸っぱくてイタい青春。
迷って、調子に乗って、後悔して、ぐるっと回って戻ってきても待っていてくれる。
訳もなくあるいは訳あって周りの人と比較して劣等感を抱く。それって誰にでもあることだよね、と優しく寄り添い抱きしめてくれる。
そんな、家族みたいな友達みたいな映画。
お前らみんな可愛いぜ、ちくしょう!

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ぱんちょ

4.0人生の原点を思い出させてくれる

2025年11月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

癒される

「青春コンプレックス・エンターテイメント」と評される作品を、遠の昔に学生時代を過ごしたいい大人が見て、晴れやかな気持ちになるのは、なぜだろう。

それはきっと、主人公たちが見せる、妬みや憧れ、恋のときめきや親との諍い、それら青春時代の様々な思いが、今も「生きる」ことのベースになっているからではないだろうか。大人になるにつれて、コンプレックスも人付き合いも、親との関係も、心が乱されないようにうまくこなせるようにはなったと思う。けれどもそれは、そんないろいろな感情がなくなったわけではなくて、きっとごまかす術を覚えただけなのだろう。

『ひとつの机、ふたりの制服』では、本当に純粋に、生きるうえでの心の動きが描かれている。なるほど「台湾最大の脚本賞」を受賞したというのも頷ける。
図らずも、ぐんぐん彼女たちの世界に引き込まれて、一緒に泣いたり笑ったりすることができた。それがなんとも気持ち良い。

主人公の小愛(シャオアイ)がようやく勉強に打ち込むようになるのは、同級生との対抗心でも、好きになった人のためでも、ましてや親からの説教のせいでもなく、いろいろなトラブルを経て「自分が今、何をすべきか」ということにたどり着いたからなのだろう。

仕事で成果を出したり、プライベートを充実させたりするのも、やはり「自分」をしっかり見つめることなのだろうな、なんてことまで考えてしまいました。
人生の原点を思い出させてくれる作品です。

それから、キービジュアルの期待どおり、2人の女性は魅力的だったのですけど、貧乏ながら2人の子どもを育てる母親の生き様がかっこ良かったです!

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prishou

4.0いろんなことに悩んでいる10代はそれだけで輝いている

2025年11月17日
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鑑賞方法:映画館

若者って悩んでいるほど美しいと考えているので、こういう映画は大好物ですね。
主役の女の子が2人ともいじらしいところがあってすごく可愛いし!

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かわよし

4.0キラキラ 青春の輝き

2025年11月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

カワイイ

超進学女子校の全日制、全日制に入れなかつた子が通う夜間、二人の女の子の物語。
同じ机を使うことから知り合い意気投合、制服交換、同じ男の子を好きになり、気まずくなるが・・・。ありきたりの展開ではありますが、1990年代の台北、その頃の風情など、丁寧に描かれています。夜間に通わざるを得なかった少女のコンプレックス、背伸びをするためにつく嘘。それがバレた時のやるせなさ、等身大の少女の姿を二人の少女が演じ、その可愛いらしさがとても光っています。「今、どこにいるか」でなく「つぎどこにいくか」、この前向きな言葉が、夜間、全日制の枠を破ってくれましたね。台湾映画は久々ですが「1秒先の彼女」的なユーモアもあり、楽しめる作品です。
タイムスリップもしないし、不治の病にもかからず、何十年先も描かれない、ストレートなキラキラ青春映画です。
ずっと観たかったのですが、三周目に突入、大阪単館で、一日一回上映、もっと長く多くの人にみてもらいたい作品です。

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masa.k

3.5台湾の90年代

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

カワイイ

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ゾイ

4.0いいなぁ、10代の胸騒ぎ。

2025年11月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

とにかく主演の女優さんが可愛い過ぎる
くらい可愛いというキャスティング。
だからずっと眼福タイム。

そして、
10代特有の不安定な気持ち、
そのゆらぎがなんだか
キラキラしてました。

健気な節約ファミリーの
夕食タイムも笑えます。

アジア映画好きな人なら
必見だと思います。

ラストの結びはちょいと物足りなかったけど。

あと、ニコールキッドマンの許可は
取ったのかなぁとか
気になりました笑

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ZUNKO

3.0焼き増し感

2025年11月14日
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鑑賞方法:映画館

単純

カワイイ

ポスターに「ギデンズ・コー」と大きく黄色い文字で書かれており、「あの頃、君を追いかけた」監督の新作か〜と思って鑑賞。
冒頭から最後まで、またあの時代を同じようなラインでなぞってちょっと淡い恋で終わりか〜、全然変わってないな〜、位に思っていた。
エンドロールで、あれ?監督ギデンズ・コーじゃなくない?と気づく。
終わってポスター再見したら「ギデンズ・コー大絶賛」とあった。それにしても、ストーリーにあまり新鮮味を感じなかったのは私だけ?それとも「あの頃、君を追いかけた」から14年の月日が流れ、私の感性が鈍ってしまっているのか?
ノスタルジーではなく、今を切り取った作品がみたい。そう思った。

とはいえ、作品自体嫌いではない。違う自分、等身大ではない、誇張した自分を演出したくなる心持ちはよく分かるし、実際にしたことある人はいるだろう。私もそうだった。それによって多少苦い経験もした。礼節を保ち、他者に誠実に接しているなら、他はありのままの自分であればいい。そういう境地に立てるようになるまで、時間はかかるもの。そして、ありのままの自分を日々少しずつ成長させて、育てて、そんな自分を好きになれれば。誰かは気づいてくれるんじゃないかな。

あの時代から四半世紀以上経過して、主人公たちは今何をして、何を思っているだろうか?

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Nori

3.5旅行で残念、見に行けないと思ってたら、ちょうど台北行きの飛行機で見...

2025年11月13日
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鑑賞方法:その他

旅行で残念、見に行けないと思ってたら、ちょうど台北行きの飛行機で見れました♪

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きょん

4.0ニコール・キッドマンとは渋いねぇ🤭

2025年11月12日
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鑑賞方法:映画館

最初は低評価ながらも気にはなっていたので、1回、ネット予約でチケット買ったものの、別の用事ができたため、その日はチケットをドブに捨ててしまい、本日、別の用事があったので帰りがけにリベンジのチケット購入して、臨みました😏

いやいや、全然、面白かったじゃん😆

主役ではなかなかいないタイプの愛らしい女の子に感情移入してしまい、なぜか応援しまくっている自分がいました😅

普通なら、昼の部の女の子と彼氏の取り合いで仲違いして、最後はドロドロの殴り合いして、ようやく分かりあえるお決まりのパターンかと思いきや、いいお話やんけでした😂

まあ、昼の部の女の子も彼氏もいい人過ぎるぜって横槍入れたくなる人もいるかもしれませんが、最後は清々しく幸せな気持ちになれた事に文句を言ったら、バチが当たりますよ😌

期待していなかった事もあり、いい意味でそれを裏切ってくれた事で、4.0付けました🥳

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おたか

4.0爽やか台湾青春映画

Kさん
2025年11月12日
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泣ける

笑える

カワイイ

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K

3.0Accent

2025年11月12日
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台湾映画よろしく穏やかな雰囲気が流れつつも、学歴社会の側面が見える苦労ものという意外な組み合わせはなかなか良かったなーと思いました。

恋愛設定がかなり足を引っ張っており、友情ものとして突き進んでくれればもっと良かったのにななんて思いつつも、主人公が外の世界を知って成長していく流れは王道でした。

日本の恋愛漫画が好きなのもあって、やっぱ他国の恋愛模様はどこか違う感じがするギャップは未だ拭えずな感じでした。
シャオアイはめちゃくちゃ可愛かったので、それだけでも儲けもんです。

鑑賞日 11/10
鑑賞時間 19:00〜20:50

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ブレミンガー

5.0「台湾の名作」

2025年11月10日
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楽しい

知的

幸せ

今年336本目。

タイトルが凄い良い、見ただけじゃどんな映画か分からない。それが序盤に明かされる事によってワクワクします。台湾の名作でした。どの国も受験で友達と切磋琢磨していく描写が好きです。

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ヨッシー

5.0いい映画

2025年11月10日
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鑑賞方法:映画館

携帯もない時代の甘酸っぱい青春もの。
色んな気持ちが交錯するのは日本も台湾も同じだね。
役者の皆さんの表情がとてもよかった。
いい映画でした。

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khapphom

4.0お互い劣等感と優越感

2025年11月9日
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鑑賞方法:映画館

はじめは全日制と夜間部で机を共にする机友が、制服を交換して遊ぶ些細な嘘だった。
ちょっと悪いことを共有して、ちょっと背伸びして、なんだか優秀な学生になれた気がして。
ただそれだけなら、映画になんかなるはずもなく。

まぁ女子高校生だから、同じ男子を好きになるなんて、王道な恋が絡むと厄介だねぇ。
最初に会った時から正直に話していれば、こんなことにはならなかったのに。小愛は、後に引けないくらい嘘を重ねすぎた。
卓球の事も隠すことはなかったのに、全てで負けてる気がする敏敏に、優越感を感じたかったのかな。
しかし身から出たサビとはいえ、何も知らずに話を振った路克が悪者みたいじゃないか。
大団円とはいかない、ちょっとほろ苦い青春映画の良作。
やっぱり台湾映画は、ノスタルジックな雰囲気がよく似合う。

小愛とお母さんの歩み寄りは他にも出来たと思うし、地震エピソードはなくてもよかったんじゃないかなぁ。
冷戦のきっかけになった時の、お母さんが感情ぶちまけるシーンは良かったし、あの2人ならどうにか出来たはず。

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コビトカバ

3.5青春だなぁ

2025年11月9日
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楽しい

幸せ

カワイイ

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いちごのチョコレート

4.0日本語タイトルはもっと考えてくれー

2025年11月9日
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またぞう

3.0おかっぱメガネのアイ「アイの青春」

2025年11月9日
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単純

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TT

3.5劣等感を乗り越え自分を変えようとする姿は尊い

2025年11月8日
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鑑賞方法:映画館

本作を観て思うのは台湾も学歴を求めてかなりの努力が必要だということ。日本よりも韓国の学歴社会にイメージが近い。有名な進学校に入学するため高校浪人するってのは日本ではあまり聞いたことがないし、ましてや日本の有名進学校に夜間部なんてないし。
全日制と夜間部が同じ教室を使うため、同じ机を使う生徒たちが机友(実際は違う呼び方をするようだが)になるという慣習から生まれた物語。90年代後半の台湾の姿がリアルに描かれている気がした。知らなかったが、Mayday(五月天)というバンドも台湾の有名なバンド。彼らがデビューする前のライブを観に行くエピソードは、台湾の人にしたらものすごく身近に感じられるんだろう。「花道と流川のどっちか好き?」って質問で、日本の文化が台湾に浸透していることも伝わる。いろいろとリアルなんだよな。この脚本は自伝なのか?と思うくらい。
夜間部に入学した小愛が、机友である敏敏と仲良くなるのだが、全日制の生徒への劣等感と敏敏への憧れが入り混じる中、同じ男の子を好きになってしまうという流れ。小愛がいろんな場面で自らの状況を、そして自らの気持ちを偽るという話。嘘をついてしまった小愛の気持ちも理解できるが、そんな嘘はどんどん自分を追いつめるだけと理解している今の私(そして大多数の観客)は切ない気持ちになってしまう構図。でも、自己評価の低い小愛が劣等感を乗り越え、自分を変えていく姿は尊い。
正直、終わり方に少しだけ不満もある。恋の行方は?とか、どの大学に合格したの?とか。自伝的な映画だとその後の彼らの姿にも触れたりするのに。いや、でも高校時代の彼らを描くということが目的だったならこれでいいのかもしれない。彼らの高校時代を疑似体験し、切なくなったり、希望を胸に前に進もうと思えただけで満足すべきなんだろう。いい映画だった。

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kenshuchu

5.0青春映画、泣けた

2025年11月8日
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泣ける

幸せ

カワイイ

台湾が好きで面白そうだったので鑑賞。
1990年代の台湾の高校生の話。
ほぼ同年代、日本でも同じですね。

前半は高校生の青春映画。
パソコンとモデムやダイヤルアップ接続が懐かしい。
後半は人間ドラマも加わるので大人も面白かった。
泣けたよ。

監督は「あの頃、、、」の監督さんなのですね。あれも良い映画でした。日本語版も韓国版も良かったけど。
チェン・イェンフェイが可愛らしいね。

台湾が好きということもありますが、日本の劇場まで届く台湾映画は良いですね。

新宿武蔵野館にはふたりの本物の衣装が展示されていて嬉しかった。

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だるまん

3.0お母さんの節約はやり過ぎ

2025年11月8日
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28年前の台湾だから、レンタルビデオ、パソコン、スターウォーズ、ニコール・キッドマンがアイテムで、当時の大地震も絡んでくる。昔懐かしい、アイドル物の青春映画で、主役二人の魅力が中身の薄さをカバーしている。

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吉田透