「閉ざされた女学生同士の繊細な思いが描かれる」白の花実 chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)
閉ざされた女学生同士の繊細な思いが描かれる
全寮制のミッションスクールを舞台の話ではあるが、昔はこういった隔絶されたような私立高校は、裕福だったり、家族の宗教観だったり、特別な家庭の子どもたちのものとして存在していたように思う それでも全寮制がゆえに、生活指導なども厳しかったのだろうが、それに従順な子どもばかりではなく、一人ひとり様々な背景を持って成長していくわけで、この作品のような葛藤をみんな抱えているに違いない
若いときは生徒の思いに共感していたのが、親の年代になると共感していた気持ちを忘れ、管理する思いが強くなる 矛盾や疑問を持つことはあたりまえのはずなのに、従順さから殻を破ってしまうことに、親も学校も管理にまわる
他の方が「櫻の園」との比較を述べられていたが、女学生同士の中の日常が、繊細によく描かれていたと思う
河井青葉さんは娘を持つ母親役がこのところ多いが、未熟な親をよく演じられている
門脇麦さんも、こういう役とても安定されていました
(12月31日 テアトル梅田にて鑑賞)
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