配信開始日 2025年10月17日

そして彼女は闇を歩くのレビュー・感想・評価

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3.5ラジオから流れる危険信号

2025年12月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

テロ組織のメンバーになりすます女。いつ身元がバレるのか!二重スパイの緊張感!自分は顔に出るタイプなんで無理っす

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ゆうき

3.5潜入捜査

2025年11月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

ドキドキ

1990年代に始まったスペインのテロ組織ETAによる暗殺や爆弾テロによる死者はおびただしい数に上った。
スペインとフランスは捜査を強化するも、成果は乏しかった。
そこで語学が堪能な女性警官を潜入させる。
潜入捜査ものはハズレが少なく、この作品もとてもスリリングで面白かった。

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いやよセブン

4.0ケン・ローチの「大地と自由」

2025年10月31日
iPhoneアプリから投稿

潜入捜査という題材を扱いながら、
現実と虚構の境界で、
現代と地続きの問題を静かに問いかける作品だ。

物語の中心にいる主人公が〈実在していたかもしれない〉と感じさせる語り口は、巧妙でありながらも不気味な余韻を残す。

描かれる事件の多くの実際の映像を使用、
そのため観客は、スクリーンの中の潜入捜査官が現実に存在したのか、
それとも物語の中でのみ息づく幻なのか、

判断を保留したまま、静かに引き込まれていく。

潜入先で主人公の心がわずかに揺れる瞬間は、

ジョニー・デップとアル・パチーノの『フェイク』の影がちらつく。

派手な銃撃戦や過剰なドラマ性を排し、
心理的なサスペンスの緊張で観客を魅了する。

感情の振幅を極限まで抑え、
わずかな視線の動きや沈黙の間に物語を託すその手法は、
演出の成熟さ、芝居の技術の高さを物語っている。

また、作品の背景にある社会的リアリティは、

ケン・ローチの『大地と自由』を想起させる。
(youtubeで話しています)

同じスペインを舞台にしている点で通じるものがあり、
時代こそ異なれど、
合法、違法含め理不尽と闘う人々の姿は地続きの現実として響く。

その静謐な語り口の奥にある緊張と真実は、観客の心に長く残り続けるだろう。

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蛇足軒妖瀬布