RED ROOMS レッドルームズのレビュー・感想・評価
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RED ROOMS(映画の記憶2025/9/26)
これは立派なスリラーだったな。
主人公が天才サイコ女郎という。ストーリーははっきりいって分かりにくいと思うが、天才サイコの気持ちなど分からんからあの表現で良いと思う。なんで主人公があの行動をしているかを想像しながら観ることをオススメ。
ちなみに血が大好きな人のホラーではない。
主人公の無な心表現なかなか難しいのを良くやっていた。
天才サイコってストイック過ぎるわ。
分かりにくいで終わった人には駄作、最後のくだりで分かった人は良作なのでは?
(個人的評価5.5点/10点中)
最っっっ高!!何これすんばらしい!!!
コスプレは禁止らしい
10代の少女3人を拉致、監禁、拷問、切断したスナッフ映像を有料配信した罪で裁判にかけられたルドヴィク・シュヴァリエにハマっていくモデルの話。
2020年9月12日裁判を傍聴する様子から始まって行くけれど、検察はシュバリエが犯人である証拠は何も持ってない感じ?
盲目的にシュバリエを信じて的外れなこと言う女も現れて、あれ?法廷サスペンス味薄くなってる?
そして証拠は何もないのに俺ではない炎上状態?
半分過ぎてPC使いこなして何かやり始め、結果はわかるけれどどういう理屈か自分にはわからず…(*_*)
もっとヤバい人をみせる話しかと思ったけれどそういうことですか…と振り切った感じにはならず。
面白かったけれど、もっと強烈な主人公を期待してしまい、ある意味普通のサスペンスだったかなという感じ。
好奇心が生み出す行動
脳内に直接訴えかけてくる音の暴力が凄まじい!
あれ?もしかして・・・?
2025年劇場鑑賞261本目。
エンドロール後映像無し。
内容全く知らずに鑑賞したので、配給がエクストリームと見た時点でB級ホラーかな?と思ったら全然違いました。さっきも裁判の映画だったな・・・。どこの国の話かも分からず、フランス語で話し始めたのでフランス映画だと観ていたら、音声認識ソフトには英語で話しているので賢い人だなと思ったのですが、カナダなんですね。公用語がフランス語と英語ということで、話す言葉が二つあるという感覚はちょっと自分には想像つかないです。
連続殺人鬼(本人は否認)にファンがついていて、主人公もその一人なのか毎回傍聴をしに行く、という話です。殺人犯のファンというか支援者は基本無罪を信じている事が多く、そういう人もこの映画では出てくるのですが、実在する殺人鬼のテッド・バンディのように殺人鬼と分かっていて結婚したいという人もいるわけです。この映画は割と説明が少なく、この主人公が何を考えているのか掴みづらいのですが、後半どんどんエスカレートしていきます。
いわゆるスナッフフィルムを撮影してダークウェブで高額で販売したということで、裁判でこういう内容の動画を今から見てもらいます、と検事が言うのでわぁ、見られるのかな、とこういっちゃなんですが期待するのですが一切見せてくれません。こういう観客の良心揺さぶるの良くないよね!
ここからネタバレします↓↓↓
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もしかして自分の解釈違いかもしれませんが、この主人公、殺人鬼に執着していたのではなく一番若い犠牲者に執着していたのでは?そう考えると裁判所でコスプレしたのも殺人鬼へのアピールではなく同一感を味わいたかった訳で、動画を見た後に満たされて証拠として提出したのも筋が通るかなと思ったのですが考え過ぎでしょうか。
ダリオでアルジェントな「胸騒ぎ」ジャーロ
少女連続猟奇殺人、その様子をディープウェブ、レッドルームズ上で配信する世間を騒がす事件の裁判、それを熱心に傍聴する主人公。
主人公はポーカーの達人で運を信じない数学的な判断をする、冷めた目をした謎めいた女性。
その日常は異常さを感じるほどに無機質で、それ故に裁判の傍聴に執着する彼女の真意を測りかねることが、この映画をミステリアスで魅力的なものにしている。
最後に傍聴席で彼女が仕掛ける行動は誰も理解できない異常さで、その狂気には震えあがるしかない。
実は配信されている殺害動画は3人の被害者中2人であり、残る1人の動画を手に入れた主人公の達成感、その後の彼女のとる行動の真意に毒される。
異常な事象に魅入られていく主人公の行動に恐怖する作品なのだが、殺害動画を見せないことで見たくなる観客自身の異常性との違いを問い、嘲笑うような恐ろしい傑作だと思う。
怖くて鳥肌立った
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